スタイリスト　影山さとみさん

本校スタイリスト科卒業生で、フリーランスのスタイリストとしてご活躍されている影山さとみさんが、先日の体験入学ゲストにお越しくださいました。現在はファッション誌、WEB媒体、通販ブランドのスタイリングを主に手がけていらっしゃいます。

現在のお仕事の内容について教えてください。

「今は、ECサイトのスタイリングなどを担当させていただいています。メイクの企画では、事前にヘアメイクさんと編集の方と打ち合わせをしてから、お洋服やアクセサリー、その他の小物をスタイリングしています。」

 

スタイリストの魅力はどんなところですか？

「私は小学生の頃からスタイリストのお仕事に憧れていたので、全てが魅力的で楽しいお仕事だと思っています。出来上がった誌面を見て、クレジットに自分の名前が載っているのはやはり嬉しいです。」

 

逆に、大変なところはありますか？

「与えられた予算の中で、『どうやりくりするか』というところですね。撮影で使用する物は、購入したりお借りするのですが、ブランドのプレスルームからお借りする場合、ブランドによって値段も様々ですし、何を借りるのかでも値段が変わってくるんです。私はあまりお金の計算が得意ではないので、スタイリングを組むときには苦労しています。」

 

tfacに入学を決めた理由を教えてください。

「研修の制度がとても充実していたことです。私も、今日のような体験入学に参加して、個別のガイダンスを受けましたよ。これまでの研修の資料を見たり、担当してくださった先生や在校生の方々から色んなお話を聞いて、ぜひ私もやってみたいと思い、入学を決めました。」

 

tfacの授業で、今も役に立っていることがあれば教えてください。

「お仕事を始めてすぐに、マナーの授業が役に立ちました。スタイリストは、ブランドのプレスさんや雑誌の編集者、広告代理店の方とやり取りする機会も多いので、マナーや言葉遣いなど、きちんと対応できるかが大事なんです。学生時代に学べたことは本当に良かったと思っています。」

 

これからファッション業界を目指すみなさまに向けてメッセージをお願いします！

「経験したことや日頃感じていること、目にしている物など全てが自分のセンスに繋がっています。どこで発揮されるかは、実際にやってみないと分かりません。ですので、苦手なことや興味の無いことでも、チャンスをいただいた時にはぜひ挑戦してみてくださいね。」

 

 

2020/09/14