先日、2年生のアパレル技能科衣装製作コースの
「就職キャリアデザイン」授業にて、株式会社リックルモアの代表であり、
スタイリストの宮崎真純さんがお越しくださいました。
多くのアーティストのTV、CM、舞台、雑誌のスタイリングから、
ライブの衣装製作まで、多岐にわたる活躍をなさっています。
宮崎さんは、衣装のデザインからスタイリングまで、
すべてをご自身でなさっているということで、
本日は特別に作った衣装と、
そのデザイン画を学生たちに見せてくださいました。
この衣装はアーティスト本人の希望で、
「ディズニーのパレードに出てきそうな衣装」を
イメージして作ったそうです♪
学生たちは普段見ることのできない貴重な作品に夢中。
熱心にメモを取って話を聞いていました!
衣装が出来上がるまでの流れを教えてください!
レコード会社や、タレント・アーティストさんが所属している事務所から
スタイリストのお仕事の一環として、オファーをいただいて衣装を作ることが多いです。
激しく動くようなステージ衣装は、耐久性が必要になってくるので製作の依頼をされますね。
そこから予算、早着替えの有無、衣装の使用場所など
細かい打ち合わせをして衣装のデザインを決めます。
デザインが決定したら生地選びをして、依頼してくだった方と打ち合わせを重ねながら
修正して、形にしていきます。
製作する際に気をつけていることは?
まずは生地にこだわりますね。
ステージ衣装だと、動きやすさもありながら丈夫で
洗濯がしやすい生地を選ぶようにしていますね。
科学繊維を使用する際には「チクチクする!」という声もあるので、
縫い方の工夫もしてます。
また「腕が上がるかどうか」「脇の下から裏地が見えていないか」
「ショートパンツの隙間からショーツが見えないか」など、
細かい部分を気にするようにしています。
デザインして、製作も……となると
スケジュール調整が大変なイメージですが……。
苦労したお仕事のエピソードを教えてください。
ライブの本番初日で衣装がすべて作り直しになったことですね(笑)。
実際にステージで着用したところ、
イメージと違ったと急遽作り直すことになったのですが、
その衣装を次に使用するのが2日後だったので…
本当に焦りました。
なんとか無事に衣装は完成したんですが、
結構こういった作り直しや修正が日常的にあるので、
学生のうちからめげない強いメンタルを鍛えておくのがいいと思います!
衣装のお仕事につくために、身につけておいた方がいいことは?
さまざまな形のお洋服を作れるようにしておくことですね♪
お仕事では、どんなデザインのものを依頼されるのかは分からないので、
いろんなバリエーションの服を作れると、需要の幅も広がって、
また次の仕事につながっていくと思います。
例えば、シンプルな形の洋服でも、形にとことんこだわって作ってみる。
派手なものを作るのは簡単だけど、シンプルなシャツとかって
ディティールが難しいんですよね。
視点を変えてみて、さまざまなことにチャレンジしてみて欲しいです。
活躍しているのは、どんな方ですか?
いろんな方との人脈を持っている人ですかね。
衣装製作は基本的には依頼をされて作るお仕事なので、
スタイリストさんの知り合いがいるといいかもしれません。
今からできることだと、スタイリストアシスタントをやってみるのもいいですね。
現場に行くと人脈が広がるだけではなくて、
スタイリストさんの仕事のやり方を知ることができるのですごく役に立つと思います。
衣装を縫えることだけではなく、英語が話せる、コミュニケーション力が高い、
などなにかしらの自分の強みや武器になるものがあると、
仕事を依頼される幅が広がるので夢に近づきやすいと思いますね♪
宮崎さんありがとうございました!
Ami
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