来校ゲスト | ファッション専門学校の東京服飾専門学校 - Part 6

来校ゲスト

『美トレ2023』ゲストトーク 鈴木英雄さん

株式会社ポインター代表でありフォトグラファー。
公益社団法人日本広告写真家協会の副会長もお務めです。

 

 

−これまでに数多くのモデルや芸能人を撮影されていらっしゃいますが、鈴木さんが思う「いいモデルの条件」を教えてください。

我々は、モデルさんをかっこよく美しく撮りたいと思って撮影をします。そのためにはお互い好き同士でいなければいけないと思うんです。ある意味撮影が終わるまでモデルさんとカメラマンで擬似恋愛をするんです。

モデルさんにもカメラマンさんをどんな形でも好きになって欲しいなと思います。そうすると自然とカメラマンが言っているその先にあるものを読み取れるようになるんです。

僕は撮影の際に「よく◯◯してくださいね」と指示をし、その先にある本当の目的はわざと教えないでおくんですが時間をかけてでもその意図に自分で気づいたモデルはうまくそこを自分のベースにするんです。

オーディションでも様々なモデルがいる中で、容姿端麗なことだけでなく、うまく面接官の意図を読み取れる人はやっぱり強いですね。

 

−どんなモデルさんが活躍していますか?

自分の個性を活かしている方ですね。

私は広告フォトグラファーで、広告業界でよく言われているのは、モデルさんはそんなに身長が必要ないと言われているんです。化粧品の広告は肌が綺麗で顔が整っている人であればモデルになれますし、ハンドモデルであればホクロなどなく手が綺麗であればなれます。身長が170センチ以上ないからとモデルになるのを諦めるのではなく、自分の誇れる特徴や個性を見つけそれを活かした仕事をしていくのがいいと思います。

 

 

−今後必要になってくるスキルなどあれば教えてください。

モデルのお仕事だけでなく、一つのエンターテイメントとして様々なことができる人が強いと思います。最近では、演技をしていた俳優さんがモデルさんのお仕事をする方も多いですよね。その傾向を見ても、今後求められているのは写真だけでなく、動画の世界で活躍できる人だと思いますし私の仕事も半分以上動画がメインの撮影なので、動きや喋りもできないといけなくなってきているなと思います。

 

−本日の「美トレ」の感想をお願いします。

昔はモデルさんを目指す中で、スカウトしてそのままオーディションに連れていくような現場を経験しながら勉強していくスタイルだったので、意地悪をする人も多くいてやめてしまうモデルも多くいましたが、今はこうして学校で基礎の考え方や流れを学んでから社会に出るという、大切な宝物を育てていただける環境は貴重だなと思います。

今後は「モデル」という分野に縛られず、多方面で活躍できる人材を育てていって頂きたいと思っています。

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次回open college は9/23に開催予定です。

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『美トレ2023』ゲストトーク 岩田華怜さん

AKB48代12期研究生オーディションに合格し、翌年最年少記録で正規メンバーになられました。

卒業後は俳優として映画や舞台、フォトグラファーとしても活躍されています。

 

 

−岩田さんは写真を撮られる側と撮る側の両方のお気持ちがわかると思いますが、

最初に「撮られる側に立った時の大切にしていること」を教えてください。

撮られる時には「岩田華怜」として撮られるよりも、役柄で自分とは違う人物として立つことが多いです。なので徐々に役になりきれるよう、こういう表情から入ってみよう、慣れてきたらこう動いて楽しくなってきたら笑ってみようと、段階を踏んで自分のスタイルを見つけていくのがいい写真をとってもらうためには近道なのかなと思います。

tfacモデル科の写真も撮らせて頂いているのですが、学生がどうしたら演出できるかなと考えるよりも先に、楽しいと思っている撮影の方が素敵な写真の数は多く感じますね。学生の子達も学校に慣れ、楽しいと思えるようになってきた頃に表情が柔らかくなってきたり、目に力が入ってきたりとメリハリのある写真が撮れたりするので、どんな場面においても楽しむことが大切だと思います。

 

−「フォトグラファーとして大切にしていること」を教えてください。

まだ勉強中ですが、絶対に何十枚、何百枚と撮る中で光る瞬間っていうのが誰しもあると思います。そこを引き出すのが「フォトグラファー」っていう仕事だと考えています。なので自分的は一人一人の個性や光る瞬間でシャッターチャンスを逃さないようにしています。すごくいい瞬間だったのに、フラッシュの伝達がうまくいかなくて撮れないとすごく悔しいです…(笑)。

 

−長期の舞台で体調面など、意識していたことはありますか?

体調はストレスが溜まらない程度に楽しむ事。体調管理する方法を自分なりに見つけていけたらいいですね。先日まで出演していた「ハリーポッターと呪いの子」は特殊な公演で、日本では初の規模と期間で専用劇場を作り、色んなところから俳優を集めて、1年以上のロングラン公演をするというものでした。

毎日本番があり、まだコロナ禍の時は少し体調が悪いけど気合いでどうにか…とはいかずに公演を中止、降板せざるを得ない場合も多くありました。明日公演ができるかわかんない中で毎日稽古していましたから、いつも以上に健康には気を使って生活していました。

今はコロナも大分落ち着いてきていますので、健康に気を使うのは最低限の「人生を楽しむ」ことも忘れないでと伝えたいです。お酒で二日酔いになってもきちんとプロとしてベストパフォーマンスを出せたらそれでいいと思います(笑)。

 

 

−舞台公演中に、美容や健康のためにいつも食べていたものはありますか?

豚足です♪よく焼肉屋さんとかでコラーゲンがすごくあるっていうのを言い訳に食べてます!多分ですが、お肌や体調管理も豚足がなかったら出来なかったと思います(笑)。

ぜひ食べてみてください!

 

−モデルを目指す皆さんに必要だと思うことなどアドバイスがあればお願いします。

海外に行く度思いますが、本当に今の時代多様性に溢れていて、生まれ持った自分らしさやなりたい自分になる努力を否定しないであげてほしいんです。

自分の持っているものを伸ばして、磨いてみようとしていけば、個性も伸びて、モデルのお仕事に繋がっていくと思います。一人一人が輝ける場所は必ずあると思うので、自分の個性を大事にしてほしいです。

 

−前回の美トレ参加から一年が経って舞台公演も終えた今、心境の変化などありましたか?

自分がどうありたいかということに妥協してはいけないなということですね。

自分は何者で、どんな仕事をしているかを明確にしなければ、特に俳優という仕事は誰もがやっていいことではないし、例え誰かに「選ばれしものだね」と言ってもらえたとしても、自分がそう思えなければ退いた方がいい仕事だと思ったんです。今のままじゃだめだと

事務所を退所し、海外に行って勉強することに決めました。更なる活躍ができるよう「自分の仕事に妥協しない」ために頑張り続けないといけないですね。

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株式会社アダストリア プレス 松山悠さん

本学園ファッションビジネス科を卒業後、株式会社アダストリアに入社され、

2店舗の新店立ち上げを経験したのち、店長に就任。

現在は、本社勤務となりLAKOLEのプレスを担当しご活躍されています。

 

 

−tfacに入って良かったことはどんなところですか?

 

アットホームな学校だったことです!パンフレットに載っている通りでしたね。

先生たちとの距離が近いので、就活で困った時など個人的な相談ができる環境が

tfacは整っていると思います。

あとは、学年末に行われるファッションショーで、校内の飾り付けや、

お客様の御案内をするチームのリーダーをやっていましたが、先生たちだけでなく、

学生同士仲が良かったおかげで、作業もスムーズに楽しく終えることができたのを覚えています♪

 

−プレスのお仕事って、普段どんなことをしているんですか?

 

LAKOLEをより多くの人に知ってもらうためのPRをしています。

ブランド公式のSNSに写真を投稿したり、インフルエンサーさんにも

LAKOLEの商品を紹介したりしてもらっています。

またお店の販促物やホームページなどのビジュアル制作にも携わっています。

 

 

−プレスの「ここがおもしろい!!」というところはどこですか?

 

常にトレンドなどの新しいことを吸収して発信していくお仕事なので、

飽きることなく楽しくお仕事できるところですね♪

 

−気をつけていることは?

 

常に「気遣い」と「感謝の気持ち」を忘れないことです!

仕事ではタレントさんや外部の人と関わることも多いので、

周りの状況を見ながら自分も一緒に働いている人が気持ちよくお仕事できるように行動していますね。

 

−ファッション業界を目指す方にメッセージをください。

 

ファッション業界を目指している方の中には不安な方もいると思います。

でも、他の業種と同じく会社の1つと考えていいのではと私は思っています。

tfacはその不安な部分を相談できる先生も学生もたくさんいますし、

将来がどうなっていくかは本当に自分次第なので、

一歩踏み出して夢を叶えるために頑張ってください!

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衣装デザイナー& スタイリスト  米山裕也さん                                        

本学園スタイリスト科を卒業後、株式会社クリエイティブ・ギルドに入社。

2012年に独立し、現在は数多くのアイドルグループや

アーティストさんのコンサート衣装デザイン、スタイリングを手掛けています。

 

 

−米山さんはスタイリスト科を卒業されていますが、

なぜ衣装デザイナーをやることになったのですか?

 

tfacに入学して数か月後に、スタイリスト事務所での研修に定期的に参加していたのですが、

2年生になってから「卒業後はうちで、スタイリストアシスタントとして働きませんか?」

とお話をいただいたんです。でも、スタイリストの仕事を毎日続けていくのは自分には合わないと思い、

お断りのお返事をしたところ、「では、衣装製作の仕事はどう?」とお誘いいただいたんです。

毎日の業務がスピードの早いスタイリストと異なり、衣装デザインの仕事なら、

製作についての期間も長いようなので、挑戦してみることにしました。

 

−衣装製作の魅力は、どんなことですか?

 

僕が担当しているのは、コンサートや舞台の衣装が多いので

「お客さんが観て楽しむエンターテイメントのひとつを担っている」

という気持ちの部分が大きいですね。

 

−衣装デザイナーの大変なところは?

 

自分だけでデザインを決めて製作できる仕事ではないので、相手がどう思っているのかを常に考え、

リクエストに応えながら、決められた期間内にどう製作するのかを考えるのが大変です。

 

−製作期間はどのくらいですか?

 

本番1ヶ月前くらいに依頼がきて、そこからデザインを描いて決めていきますので、

かなりタイトです。本当は、2ヶ月前くらいの余裕を持った期間があるとありがたいんですが…

なかなか難しいですね。公演の曲や演出が決まってから衣装打ち合わせが始まるので、

本番ギリギリに製作が始まることが多いです(笑)。

 

−アーティストさんによって製作のプロセスに違いはありますか?

 

衣装製作のやり方、進め方はグループによって違いますね。

グループのメンバーから「こんな感じのデザインが良い!」

とリクエストされることもあれば、「お任せします」と言われる場合もあるので、

担当しているグループの方々によって、動き方は変わってきますね。

 

 

−公演が始まってからは、どんなことをされているんですか?

 

コンサートのツアー中は、衣装専門のフィッターさんがいるので、

メンテナンスなどはやってくれますね。

僕たちデザイナーは初日の公演で確認して、問題がなければ終了になります。

 

−どんな問題ですか?

 

リハーサルの時点で問題がなかったとしても、本番でテンションが上がってきて、

動きが大きくなった際に生地が破れてしまうことや、

コンディションによっては靴が合わなくなってしまうこともあります。

そのあたりのことを慎重に確認していきますね。

 

−最後に、ファッション業界を目指す皆さんに一言お願いします。

 

僕は最初、スタイリストになりたいと思っていたけど、今は衣装デザインとスタイリスト、

どちらも担当するようになりました。

やってみて「なんか違うな」と思うこともあるかもしれませんが、ファッション業界は幅が広いです。

脱線することもあると思いますが、興味のあることに挑戦することは本当に大事だと思います!

頑張ってください!

 

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株式会社上野商会 デザイナー 渡邉駿さん

本学園3年専攻科デザイナーコースを卒業後、株式会社上野商会にデザイナーとして入社。

現在は企画スタッフとして商品本部に所属しご活躍されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

−現在はどんなお仕事を?

 

「AVIREX」というアメリカのミニタリーウェアブランドのデザイナーをやっています。

現在はアウトレット店舗用の別注を担当していて、商品の販売をするための企画も考えています。

 

−お仕事の中で、嬉しいことはなんですか?

 

自分が作った商品をお客さんが買ってくれることです。

アウトレットといってもセール品以外にも新しく商品を作っているのですが、

膨大な商品数の中から僕が悩みながら考えたデザインの洋服を選んで、

購入していただいた喜びはやっぱり大きいですね。

 

−AVIREXはある程度決まった系統があるブランドで、

デザインはそこからはみだしてもダメだし、冒険せず同じようなデザインだと

面白みがなくなるので難しいですよね。

そんな中で、tfacで学んでおいて役に立ったことを教えてください。

 

洋服の歴史を学べた服飾史、パターンメイキングの授業ですね。

デザインするにも、洋服がどう作られているか仕組みを理解しないと作れないので

すごく役に立ちました!

 

 

−tfacに入学を決めた理由は?

 

入学する決めてになったのは、洋服を製作する科にもビジネスを学べる授業があることでした。

企画をメインで学べる授業や、Macを使った授業が他の学校には無いものだったので

魅力を感じましたね。

 

−入学後はどんな生活をしていましたか?

 

tfacはイベントが多いので、仲良くワイワイやっていましたね!

当時あったサバイバルゲームサークルに入って、自分が運転手として千葉の山に入って、

ゲームをしてました(笑)。

 

−在学中は、普段から色々なものを作っていましたよね。

 

そうでしたね(笑)。

普段はデニムのパンツやシャツなんかを作っていました。

卒業制作ファッションショーでは、キルティング生地も自分で一からミシンで縫いましたし、

日々の訓練は本当に大事で、復習の意味でももう一回作ってみると製作時間も早くなるし、

技術力も上がるんです。

生地も日暮里に行くと安く買えて、デニムが500円〜1000円くらいで作れちゃうんです。

一つ出来上がると次は「ダメージ入れてみよう」とか、色々試したくなるんですよね(笑)。

 

−ファッション業界を目指す皆さんに一言ください。

 

仕事自体は楽しく続けていくことが出来る職業だと思っています。

僕もそうですが、自分がプロデュースしたブランドを立ち上げるみたいな大きな夢があると

目標ができて、楽しく仕事に向き合えると思います✨

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次回open college は9/23開催予定です。

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『美トレ2023』ゲストトーク こんどうようぢさん

今年開催4回目を迎えた東京服飾専門学校×日本モデルエージェンシー協会による

モデルを目指す人を応援するイベント『美トレ2023』。

今回も業界で活躍する方々をお招きし、モデルというお仕事の魅力や夢を叶えるためのアドバイスなど、

幅広いトークをお届けしました。

 

2組目のゲストは、こんどうようぢさん。

 

 

モデル、アーティスト 6人組ダンス&ボーカルグループDarli'a(ダリア)のメンバーであり、

ジェンダーレス系男子として国内メディアのみならず、多岐に渡り活躍されています。

 

−本日のメイクポイントを教えてください。

 

日常メイクでは使わないのですが、顔に小さいパール、ネイルパーツなどを貼って華やかに見えるようにしています。

自分のパーソナルカラーは「ブルベ夏」なので、今年の夏はピンク系のメイクをすることが多いです。

そこまで気にしなくてもいい部分かもしれないですが、一番自分に似合う色を知っておくのも大事なことですね。

 

−メンズメイクの第一人者であるこんどうさんですが、メンズメイクのこだわりやポイントを教えてください。

 

僕はメンズ用のメイクをあまり考えたことがないんです……。

メンズコスメも最近出てきていて、男性用にパッケージや中身も作り変えているみたいですが、

コスメはこだわりがないのでほとんど使っていません。

細かいことは気にせずに自分の肌に合った好きなメイクをするのがいいかなと思っています。

 

−普段、スキンケアのお手入れは、どんなことをされていますか?

 

今流行っているレチノール、ビタミンA系のスキンケアをずっと使っていたんですが、

この間、クリニックに行った時にお医者さんにすごく乾燥肌ですと言われて……。

そこからスキンケアを一新して、セラミドに変えたらお肌の調子が良くなったんです!

その時から僕は流行っているものより自分のお肌に合ったスキンケアを試すようにしています。

 

 

−SNS上で自分を見せるために気をつけていることは?

 

「身近な存在になる」ことが大切だと思っています。

仕事とプライベートのオン、オフがないので、よくくだらないことを言ってファンの方を困らせていることも

多いと思いますが……(笑)。そのくらいラフな感じでいいかなと思っているんです。

気取らず、自分らしさを出してみんなと近い存在になれるように意識しています。

 

−少し近い存在の方が参考にしてみようかなっていう気持ちが強くなりますよね〜

 

本当に楽しい仕事だということをみんなに伝えたいんです。

自分の好きなことを仕事にするのは大変ですけど、人生は一度きりだから楽しい人生を歩みたいなと思い

仕事をしています。この思いが伝わって、この仕事を目指す人が少しでも増えるようにしたいです!

 

−最近は仕事のどんなところが楽しいですか?

 

今年の4月からダンス&ボーカルグループに所属して、今までと全然違う活動を新しく始めたらすべてが新鮮で。

歌って踊ることや直接ファンの方とお話しできるのが楽しいです。

また、まわりに美に気を遣う方が多いので、良い刺激をもらえるし、大変な時もありますが本当にしんどくないんです!

 

−最後に美トレに参加している皆さんにメッセージをください。

 

夢を目指すのは本当に楽しいことですし、人生は一度きりなので、やる前からどうせ無理と諦めるより、

とりあえず自分のやりたいことやってみることが大事。嫌だったらやめればいいんです。

僕は芸能界入る時、絶対大変で続かないと思っていたけど気づいたら今年で活動15周年を迎えていて

本当に一歩踏み出す勇気は大事だなと思います。頑張って!

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次回open college は8/27に開催予定です。

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『美トレ2023』ゲストトーク 高橋愛さん

今年開催4回目を迎えた東京服飾専門学校×日本モデルエージェンシー協会による

モデルを目指す人を応援するイベント『美トレ2023』。

今回も業界で活躍する方々をお招きし、モデルというお仕事の魅力や夢を叶えるためのアドバイスなど、

幅広いトークをお届けしました。

 

1組目のゲストは、高橋愛さん。

 

 

モーニング娘。第5期メンバーとして10年間活躍され、卒業後は女優としてミュージカル、

舞台、ドラマ、モデルとして活躍されています。

最近ではファッションブランドとのコラボアイテムの展開や、自身初のプライベートブランドも立ち上げられました。

現在、SNSの総フォロワー数は429万人以上いらっしゃいます。

 

−SNSのフォロワーを増やすため、写真を投稿する際に気をつけていることや

見せ方で工夫していることはありますか?

 

私は「自分らしさ」を大事にしています。

素敵だなと思う人を2000人くらいフォローしていて、見るたびに「写真の撮り方がいいな」、

「このコーデ可愛い!」と思いますが、参考にしすぎると真似になってしまうので参考にしつつ、

自分らしくアレンジできるように心がけていますね。

 

−「自分らしさ」って言葉では簡単だけど、実際は難しいですよね……。

 

実は難しいと思いこんでしまっているだけかもしれませんね。

自分で分からなかったら身近な友達に「私の個性ってなんだと思う?」って聞いてみるといいかもしれません。

また、日常生活を過ごしている中で「愛ちゃんらしいね!」と言われることもあるので

そこで新しい自分らしさが発見できたりします♪

 

−身近な人に聞くのは分かりやすくていいですね!

 

聞いた相手から思いがけない返答が返ってきて、「これは私らしくない!」ということも出てくると思うんですけど、

そこは受け入れて「ありがとう」と一度飲み込むことも自分らしさを見つけるためには大事なことだと思います。

 

−撮影をするうえで気をつけていることは?

 

私は色々と試しながら発見していきます(笑)。

レトロなフィルムが大好きで、それで撮ると現像してみたら真っ暗になってたり、

ブレてたりと上手くいかないなって時もあるんですけど、それが意外といい写真になったりするんですよね(笑)。

その写真を少しSNSに載せて、反応を見て違うかもと感じたら投稿を消してもいいと思うのでとりあえず投稿してみるのがいいかもしれませんね。

あまり反応に期待しすぎないことが、落ち込まないために大切です!

 

 

−インスタグラムでは投稿以外にも「インスタライブ」もされていると思いますが

フォロワーさんのために大切にしていることはありますか?

 

フォロワーさんのためにというよりは、私がファンの方たちとありのままの姿で

手軽にコミュニケーションを取れることが楽しくてやっている感じです。

自分が好きでやっていることがフォロワーさんのためになっていたら、

すごく幸せなことだなと思います。

 

−ではあまり発信するタイミング、内容は考えないのですか?

 

そうですね。考えたらわかるってことでもなんでもやってみないとわかんないというタイプなので、

やってみてから「こうすればよかったな」「次に活かそう」ということが多いです。

いろんな意見があると思いますが、私はこのスタンスでいいと思っていて、

「こうじゃないといけない!」と枠にはまらない方が自分らしさってどんどん出てくると思うんです。

色々試してみて自分に合った楽しい生き方を見つけてください。

 

−メイクなどで、皆さんがマネできるようなことって何かありますか?

 

日々研究をしていますが、今流行りのラインストーンをよく顔につけています。

手芸屋さんに行った時に、たくさん売られているキラキラしたラインストーンを見つけて

顔につけたらおしゃれだなと思ったのがきっかけでつけ始めました。

 

−みなさんにお知らせやメッセージがあればお願い致します。

 

2025年にはAI化が進んで今ある職業がなくなるような話もよく耳にしますが、

「その人ではないとだめ」ということがどんどん必要な時代になっていくと思うんです。

ここにいるみんなには、そのまま自分で生み出していく力を伸ばして行って欲しいと思いますし、

私も洋服やコスメをプロデュースしているので、みんなに負けないよう、

自分の中で生まれた素敵な商品を届けていけたらいいなと思います!

 

−本日の感想をお願いします。

 

夢を目指している学生さんたちに向けて、通っている学校で実際に芸能界で活躍しているゲストの話を聞ける

という機会があることが、すごく素敵なことだなと思いました。

そんな場面に私を呼んでいただけて嬉しかったです♪

ありがとうございました。

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