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2023年10月06日
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スタイリスト　持田　洋輔さん

現在は雑誌の連載ページや、有名俳優、広告のスタイリングなど、様々なジャンルでご活躍されています。

−スタイリングを組む上で大切なことを教えてください。

仕事内容によってスタイリングの基準を変えることですね！

モデルさんだとプロとしてどんな服も似合うように着こなしてくれるので、コーディネート重視で考えますが、タレントさんはキャラや個性を引き出すことを目的に組みます。

−担当されている方とコミュニケーションの取り方で気をつけていることは何ですか？

タレントさんは周りの方から気を使われていることが多いので、私は普通の友達のようにラフな感じで話すようにしていますね。

−お仕事の魅力は何だと思います？

まだ世の中に出回っていない先シーズンのお洋服を扱えることと、お洋服が定価より安く買えることですかね。スタイリストならではの魅力は多いかもしれません。

−大変なことは何ですか？

仕事の時間は不規則なので、睡眠時間や休日が少ないことです。あとはいくつも仕事を並行するのでスケジュール管理が大変です。

−ファッション業界を目指すみなさんに最後に一言お願いします。

スタイリストは大変なことも多いですが、本当に楽しいお仕事です。

この業界に入って辞めたいと思ったことはないし、楽しく人生を過ごせているなと

思っているので、皆さんもファッション業界に入ったら一緒に楽しくこの業界を盛り上げて行って欲しいです。

持田　洋輔さん

2011年3月、本学園のスタイリスト科を卒業し、スタイリストアシスタントを経て

2015年1月に独立。現在は雑誌の連載ページ、俳優、広告のスタイリングなどで活躍中。

また、本学園スタイリスト科1年生の授業もご担当頂いています。

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次回open college は10/28に開催予定です。

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2023年10月04日
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『美トレ2023』卒業生ゲスト　AZU　KITAGAWA さん（個人インタビュー）

2022年度本学園卒業後、unknownmodelmanagementに所属。現在はパリ・ミラノを中心にハイブランドからファストファッションまで様々なスタイルのファッションショーに出演。また最近では「LOEWE」のキャンペーン動画に起用され、国際的にご活躍されています。

−最近はどんなお仕事をされましたか？

最近は、「LOEWE JAPAN」の50周年キャンペーンイベントの動画や、「FETICO」のLOOK BOOK撮影を行ないました。「FETICO」と「TENDER PERSON」のランウェイも歩きました。

−お仕事の魅力を教えてください。

いろんなブランドのお洋服を着られることが楽しいです。スタイリストさんに着せ付けていただくスタイリングを、プライベートにも取り入れてみたりしています。

―仕事のモチベーションを保つうえで大事にしていることはありますか？

私は仕事が忙しいとメンタルが落ちてしまうこともあるので、なるべく気持ちを明るく楽しくいられるよう定期的に仲の良い友達と遊ぶようにしています。健康面では、ランニングや最近ハマっているピラティスで体を動かすようにしています。

−モデルならではの「大変だな」と思うことを教えてください。

自分自身が商品なので、体型維持やオーディションで緊張してしまうことですかね。

何事にも自信を持って、沢山のモデルの方々と戦っているんだという強い気持ちで乗り越えています。

−tfacで学んだことのなかで、特に役に立っている授業は？

モデルについてなにも知らない状態で学校に入り、授業や研修を通してモデルの仕事の流れやポージングなどの技術が身についたのでどの授業もとても役に立っています。

とくに研修がすごく役に立っていて、フィッティングモデルでスタイリストさんと話して学生のうちから現場の雰囲気を知ることができたのは強みになりました。

−学校で思い出に残っているイベントは何ですか？

卒業制作ファッションショーでモデルをやったことです。普段関わらない方とも仲良くなり話ができたのも楽しかったですし、自分がモデルをやったことで洋服がどう作られているのかを知ることができたので、今着ている服に対しての愛着や感謝の気持ちが芽生えました。

−学校の雰囲気はどうでしたか？

アットホームな環境で、先生や学生と距離が近くすぐ友達になれたので通いやすかったですし、とっても楽しかったのを覚えています♪

−就活はどんな感じで進めましたか？

アメリカ育ちで初めて日本の学校に通ったので不安でしたが、先生たちは常に近くでサポートしてくれたので安心して進めていくことができました。tfacも加入している日本モデルエージェンシー協会加盟の事務所の方から声をかけて頂き、面接に伺ったその場で社長さんに合格をもらい所属が決まりました。

−最近ハマっていることや、始めたことはありますか？

ベジタリアンなので、ビーガンレストランを探して食べに行っています。

値段も他のレストランより二倍くらいしてしまいますが……。それで最近は、鶏ガラスープなどの出汁に多少入っているものであれば良いことにしたんです（笑）。

あとは気持ちを落ち着かせるために、Netflixで映画など観ていますね。

−今の課題や今後の目標を教えてください。

オーディションで緊張してしまうことです。審査は緊張している姿も見られるので、数を重ねていきリラックスした状態で受けられるように頑張りたいと思っています。

今後はパリコレデビューをしたいと思っていて、世界中どこに行っても活躍するモデルになりたいです。

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2023年09月29日
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『美トレ2023』卒業生ゲスト　SEINAさん（個人インタビュー）

2022 年度本学園卒業後、BRAVO models に所属。これまでパリ・ミラノでファッションショーに出演したり、「FENDI」のキャンペーンに起用されたりと国際的に活躍しています。

−卒業してから現在までのお仕事の内容を教えてください。

「FENDI」の広告用撮影とランウェイショー、「J W Anderson」、「SUGARHILL」「kolor」「UNIQUE CLOTHING WAREHOUSE」「GU」「SONY」の撮影、美容系だとシカクリームで有名な「VT」さんともお仕事をしました。雑誌では「Tempura Magazin」の表紙も担当させていただきました。

−モデルの仕事でやりがいを感じる瞬間はどこですか？

海外コレクションのランウェイで、小さい時からテレビで見てきた有名人達の前を歩けることやフィナーレで直接拍手がもらえるのも普段無いことなので嬉しいですね。その分、緊張しますがお仕事を頑張っていて良かったなと思う瞬間です。

−お仕事をするうえで意識していることはありますか？

何かしら特徴がないとモデルとしての仕事を確立できないと思うので、自分の個性を大事にして仕事するようにしています。

−「大変だな」と思う部分はどんなことですか？

周りの方々は、自分より歳もキャリアも上の方がほとんどなので、マナーや礼儀もそうですが、色々と気を遣う部分が多いので苦労していますね（笑）。

−学校で受けた授業の中で、今のお仕事に役立っていることはありますか？

ウオーキングや撮影においても僕のモデルとしての基盤は、すべてこの学校にあると思っています。当時あまり関係ないことなのかなと思っていた授業やイベントでも、経験したことすべてが今の仕事での自分のベースとなっていると感じています。

−tfacで楽しかったイベントはありますか？

卒業制作ファッションショーですね。モデルで参加しましたが服ができていく過程を見たり、自分のサイズで世界に一着しかない洋服を製作してもらってランウェイを歩けたことが貴重な経験でとても嬉しかったです。

−学校の雰囲気や就活はどんな感じでしたか？

アットホームな環境で先生たちが授業などサポートしてくれるので、話しやすくなんでも相談できましたね。就活では、右も左もわからない中で、担任の先生も含めたくさんの先生たちが協力してくれて、事務所を決めることができました。

−学校の研修には参加しました？

フィッティングモデルの研修にいきました。学生のうちからモデルとして現場の流れを知ることができて、とてもいい経験になりました。

−今の課題や今後、やってみたいことなどがあれば教えてください。

朝の準備時間があまりなくてバタバタしまうことがあるので、ゆとりを持ちながら、日常の生活の質を高くしていきたいです（笑）。

そして、まだ行ったことのない国へ行ってのんびりと観光名所を回りたいです！

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2023年09月25日
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『美トレ2023』ゲストトーク　岩田佳典さん、SEINAさん、AZU KITAGAWAさん

（岩田佳典さん）

一般社団法人日本モデルエージェンシー協会理事長であり、モックエンターテイメント代表も務められています。

（SEINAさん）

2022 年度本学園卒業後、BRAVO models に所属。これまで、パリ・ミラノでファッションショーに出演したり、「FENDI」のキャンペーンに起用されたりと国際的にご活躍中です。

（AZU KITAGAWAさん）

2022年度本学園卒業後、unknownmodelmanagementに所属。現在はパリ・ミラノを中心にハイブランドからファストファッションまで様々なスタイルのファッションショーに出演。また最近では「LOEWE」のキャンペーン動画に起用され、国際的にご活躍されています。

−海外のオーディションの受け方、仕組みを教えてください。

（SEINAさん）

日本と同じように所属する事務所に入りながら受けていきますが、海外の方が事務所の大きさなどの隔たりなく、自分の実力次第で受かることが多いです。

−日本はまず、芸能プロダクションにオファーがあり、そこから事務所所属としてオーディションを受ける形ですが、海外の事務所はあくまでもサポートする側にまわるという違いがありますね。

（AZU KITAGAWAさん）

海外だと、一斉に何百人というモデルさんが参加して２時間ぐらいオーディションをします。最終的に自分をどれだけ信じて活動できるかどうかが大事になってきますね。

−自分を最高のモチベーションまで持っていくための秘訣を教えてください。

（SEINAさん）

ご飯を抜き運動をして、撮影やランウェイを歩いているモデルさんはたくさんいると思います。ですが僕は自分が楽しく好きなことを仕事にしていきたいと思っているので、自分にストレスがかかりすぎない程度に体づくりを行なうようにしています。細いことがいいというわけでもないので、自分の個性を大事にしてやっていくことが大事だと思っています。

（AZU KITAGAWAさん）

体づくりは大事なのですが、人それぞれ体は違うので、自分に合ったダイエットや食事、好きな運動をすることが大事だと思っています。私は、朝のランニングやピラティスに通っています。

−撮影時、リラックスするためにしていることは？

（SEINAさん）

カメラマンさんや周りの方がアットホームな空気を作ってくれるので、特にやっていることはないですね（笑）。モデル側が緊張してしまっては仕事にならないので、気持ちを落ち着かせて撮影に望んでいます。

（AZU KITAGAWAさん）

はじめに現場の方たちと仲良くなっておくと、リラックスできるような環境を作ってくれますね。また、笑っている写真などであれば自分が飼っているワンちゃんを思い浮かべたりしています♪

−美トレの感想をお願いします。

（岩田佳典さん）

やっとマスクなどの制限がなく、コロナ前と同じ状態で開催できたことがとても嬉しく、ゲストのみなさんに素敵なトークをしていただいて本当にありがたい事だと思っています。

ますますtfacが活気づき、盛り上がっていくといいなと思います。

（SEINAさん）

後輩たちの前で緊張しましたが、卒業生として話をすることができて良かったです。

普段人前に出て話すことはなかなか無いのでとても良い経験になりました。

（AZU KITAGAWAさん）

私は入学する前にも「美トレ」に参加していて、プロの方に教えていただくウォーキングのレッスンが一番印象的だったことを覚えています。入学してからもスタッフとして参加しましたが、教える側に立つことで、いい部分と改善点が分かりとても勉強になりました。本日も楽しくトークができ嬉しかったです。

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2023年09月24日
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衣装デザイナー&スタイリスト　米山裕也さん　　PART2

有名男性アイドルグループのステージ衣装&制作、スタイリングなど幅広く活動されています。

−スタイリスト科をご卒業されていますが、衣装製作は独学で学ばれたのですか？

入社した会社に衣装製作の師匠がおり、その方の元で勉強していました。そんな中、急に師匠の体調が悪くなってしまって…。自分１人で仕事をやるしかなくなってしまったんですよね。タイミングもあると思いますが、自分は成長できるチャンスをもらったと思っていて、仕事への意識も高まりました。

−担当されているグループの衣装デザインは、どのようなプロセスで製作していくのでしょうか？

まずは「どう見せたいか」というのをメンバー、マネージャー、演出家に聞き、アイディアを膨らませていきます。

そこから、クライアントさんの意図とテーマに合わせて製作していきます。打ち合わせを重ねながら、そこにプラスしてグループらしさやエッセンスを足していきます。

−本番直前のタイミングでデザイン修正や変更をするときはありますか？

ありますね。実際の出演者に衣装合わせをして動いてもらった時や、ゲネプロという本番同様の演出と動きをしてもらうリハーサルのタイミングで装飾の付け足しなどをしています。衣装が照明に当たった感じや動作を見て、変更します。

そのゲネプロが本番前最後のリハーサルとなるので、できる限りの修繕や対応をしてあげることも大事な仕事のひとつです。

−クライアント様と打ち合わせする際のコツはなんですか？

テイスト違いのデザインを３案ほど提案するようにしています。どのくらいの色の雰囲気がしっくりくるのかなどの基本的な部分から、最終段階までクライアント様にこちら側から選択肢を与えつつ意見をもらい、落としどころを決めていきます。

−ビジュー、ビーズなどの装飾をつける際に意識していることを教えてください。

できる限り多くつけてあげたい！という気持ちはありますが、予算や時間によっては難しい時もあるので、基本的にはカメラに映る範囲に近い顔周りなどに多めに装飾するようにしています。

−生地はどこで買い付けているのですか？

市販の生地屋さんで買うのがメインですが、会社が契約している業者さんから買うこともありますね。業者さんがやっている生地のショールームなどに出向いて選ばせてもらったりもしますね。

−素材選びで意識していることを教えてください。

デザイン画と出来上がった時のイメージを照らし合わせて、どういう生地だったらできるのかと考えながら選んでいます。デザインしたものに対して色も柄も良いのに、この素材じゃ作れないなっていう事も多いので、期間に余裕があれば、売っていない生地を実際にプリントして作ることもあります。

ステージ衣装であれば、ステージに上がった時に照明の具合でどう見えるのかを頭の中で考えて色味も選びます。

お忙しい中大変貴重なお話をお聞かせ頂き、本当にありがとうございました！

※今回は、先日のオープンキャンパスにて行われました「アパレル技能科衣装製作コース」個別ガイダンスでお話頂いた内容を掲載しています。

米山　裕也さん　

2002年３月にスタイリスト科を卒業。

2012年に独立し、現在は数多くのアイドルグループやアーティストさんのコンサート衣装デザイン、スタイリングを手掛けご活躍されています。

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