来校ゲスト | ファッション専門学校の東京服飾専門学校 - Part 40

来校ゲスト

衣装デザイナー&スタイリスト・米山裕也さん

直撃インタビュー第7弾! 

当校の卒業生で、アイドルグループのコンサートやイベント、舞台の衣装デザイン&スタイリングを中心に活躍中の米山さん。仕事の楽しさや魅力などを聞いちゃいました!
今回の質問者:1SC 船戸有莉さん 1KB 中藤友美さん(SC=スタイリスト科Cクラス、KB=基礎課程科Bクラス)

 

中藤:衣装デザイナーの仕事をされていて、一番楽しいと思うのはどんな時ですか?

 

Rmail_download_attach米山:お仕事だから、すべてが自分のやりたいようにやれるわけではないですよね。その中で、お仕事を依頼してきたクライアントさんが求める衣装と、僕がこのタレントさんにはこういう衣装を着せたら良いんじゃないかという考えが一致したときは嬉しいですね。

 

船戸:雑誌やテレビ番組など、いろんなジャンルがありますが、とくに舞台に魅力を感じるのはどんなところですか?

 

米山:雑誌やテレビのスタイリストの場合、1ポーズのスタイリングでも、すごい数の洋服を用意しないといけないんですね。でも、舞台の場合、一番最初にデザイン画を見せて衣装が決まってしまうと、その1着を用意すれば良いんですね。僕は、数を集めてくるよりも、1着をしっかり作る方が向いていると感じたんです。僕にとっての舞台衣装の魅力は、そこかなと思います。

 

中藤:アシスタント時代は、苦労されましたか?

 

米山:僕の場合、実家暮らしで、学生時代にもアルバイトをしていなかったんです。だから、お給料としては一般的なサラリーマンよりは少ない金額だったかもしれないんですけど、とくに気にしなかったですね。「これだけお金を自由に使えるようになった!」って、逆にうれしかったです(笑)。勤務時間も同じで、この業界は忙しいのがあたり前だと思って入ったので、休みがなくても、「そんなもんかな」と思えたんです。要は気の持ちようだと思います。

 

Rmail_download_attach-2中藤:そうなんですね。衣装を1着作るのに、どれくらいの時間がかかるんですか?

 

米山:1着、ちゃんとした衣装を作るとなると、2週間くらいはかかると思います。ただ、仕事の場合、一概には言えないですね。たとえば、「明後日、撮影なのでこういう衣装を作ってください」と言われることもあるんです。そういうときは、これまでの経験から、与えられた製作期間で作れる最善の衣装の提案をするようにしています。この業界は急に依頼が来るケースが多いんですよ。

 

船戸:作った衣装をタレントさんに着せてみたらサイズが合わなかった、などのハプニングはありますか?

 

米山:それはもう日常茶飯事で(笑)。コンサートや舞台って雑誌の撮影とは違って、衣装を着て動くことが多いんです。雑誌だったら、多少サイズが大きいTシャツでも見えていない背中の部分をピンで止めてしまえば、ピッタリのサイズに見えるんです。でも、舞台の場合は、着て動くことが前提。たとえば、動いた時に腕輪が外れてお客さんに当たってしまったら、それは衣装を用意した僕の責任なんですよね。だから、本番を見ていてヒヤヒヤしたりするんです。「大丈夫かな?」って。今までケガをさせてしまったことなどはないですね。

 

中藤:米山さんはご自身のコーディネートも素敵ですが、好きなお店とかありますか?

 

米山:よく聞かれるんですけど、特定のお店は決めてないんです。スタイリストや衣装デザインの仕事をしていると、「赤いものを集めてください」とかってお願いされることがあるんですよ。そうすると、赤いものを見つけられるまで、お店をまわり続けるんです。だから、その時に入ったお店で「これ可愛いな」と思ったものを自分用に買うといった感じですね。

 

Rmail_download_attach-1船戸:「赤いものを探してください」って依頼もあるんですね。すごい大変そう…。

 

米山:そういうケースもあるから、スタイリストを目指すなら、「こういうものなら、あの店にありそう」という知識や勘を働かせられるようになると良いと思いますね。ボロボロのジーンズがほしいと言われて、お店を全く知らなかったら、それこそ、原宿の全部のお店をまわらないといけないかもしれない。でも、「あそこの古着屋さんなら」って、思い当たるお店があれば、もしかしたら3軒くらいまわるだけで終わってしまう。今から、いろんなお店を知っておくというのは、自分にとっての財産になると思います。

 

船戸、中藤:今日は貴重なお話が聞けて参考になりました。ありがとうございます。

 

米山:自分がやりたいと思ったことを続けていけば、道は開けると思います。頑張ってくださいね。


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OBOGインタビュー スタイリスト・城田さん

5I8A0107——城田さんの現在されているお仕事について詳しく教えてください。

城田:ファッション雑誌のスタイリストとして、タレントさんなどのスタイリングを担当しています。「Ray」「GINGER」といったティーン向けからアラサー向けのものまで、幅広くお仕事させていただいていますね。雑誌はテーマがしっかりと決められていて、編集の方の意見を取り入れながらの作業になります。そのテーマに沿ったアイテムをいかに効率よく、たくさん集められるかが勝負ですね。

 

 

——スタイリストのお仕事で楽しいところ、大変なところというと……。

城田:とにかく、季節を先取りした洋服が見られることが一番楽しいですね。今(2012年10月)だと、もう2013年の春夏モノの情報が入ってくるんですよ!

逆に大変なことは、体調管理。スタイリストはヘアメイクさんなどと違って、撮影日よりもその前後にやらなければならない作業の方が多いんです。たとええば、衣装を借りて返すまでに1週間、2週間かかることもあります。とくに私はアシスタントが居ないので、ひとりでいかに効率よく動けるかを常に考えながら仕事をこなしていかなければならないので……。でも、そんな苦労がクライアントに認められて「次もぜひ城田さんにお願いしたいです!」って言われるとすごく嬉しいですし、「次も頑張ろう」って励みになりますね。あと、先日ひとつ下の後輩から「お願いしたいお仕事があります」っていう相談メールをもらったんです。この仕事を続けてきて、そうやって私のことを覚えていてくれる人が居ると「この仕事やってて良かったなぁ〜」って思いますね! 

 

 

——仕事で行き詰まったりすることはありますか? そのときはどのようにしてご自身のモチベーションを保っていますか?

城田:そういうときは、仲の良い雑誌の編集者さんや、他のスタイリストさんと話します。例えば、現場に置いてある雑誌を見て、「この服どう思いますか?」とか。そんな何気ない話から、「次はこういう感じのテイストの写真が撮りたい」などといった情報交換ができますし、次の仕事のヒントになったりもするんですよ。

 

5I8A0048——城田さんがお仕事をする上での信念やルールはありますか?

城田:当たり前のことかもしれませんが、“どんな仕事でも楽しくやること”を心がけていますね。あとは、ファッションテーマが決まっている中でも、自分なりのテイストやこだわりを少しでも入れられるように考えます。そうすることで、毎日何着も着替えているモデルさんに、「今日の服は全部かわいかった!」と言ってもらえると、「少しでも記憶に残るコーディネートができたんだ」と嬉しく思いますし、また次のやる気にも繋がります。

 

 

——tfac在学中、特に印象に残っている経験は?

城田:カメラの授業ですね。当時は本当に、「何で私がカメラの授業なんてやらなきゃいけないの!」って思っていましたが(笑)。いざ現場に出てみると、カメラマンさんの次の動作が分かったり、「ここに被写体が居た方が綺麗に見える」とか、そういうことが分かるのと分からないとでは、全然違うなと実感しました。在学当時は何気なく受けていた授業が、現場ではとても役に立っていますね。

授業以外だと、運動会とか先輩後輩関係なくコミュニケーションがとれるイベントは印象深いです。卒業生と一緒に仕事をする機会はあまり無いのですが、先日、ひとつ下の後輩から「お願いしたい仕事があります」ってメールで相談されたときは、すごく嬉しかったなぁ(笑)。

 

 

——これからスタイリストを目指す人へメッセージをお願いします。

城田:スタイリストは、雑誌やテレビだけではなく、映画など様々なジャンルに挑戦できる仕事だと思います。私は10年以上この仕事を続けてきましたが、まだまだ新しい発見がたくさんあって毎日がとても楽しいです。どんな仕事でも大変なことは多いと思いますし、スタイリストも根性と我慢が必要です。でも、そのぶんとてもやり甲斐のある仕事なので、みなさんにも頑張ってほしいです。

 


5I8A0166<プロフィール>

スタイリスト 城田望さん

2002年度、スタイリスト科卒業。

卒業後、kind所属のスタイリストとして、ファッション雑誌を中心に女性タレント、モデルなどのスタイリングを担当している。その他、テレビや映画のスタイリングを手掛けることも。

スタイリスト『内田あゆみ』さん<OB・OGインタビュー>

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——内田さんのお仕事について詳しく教えてください。

内田:(株)クリエイティブ・ギルドに所属するスタイリストとして、人気男性アイドルやタレントの衣装を担当しています。媒体は雑誌からテレビ番組、ライブまでいろいろですね。最近は、人気アイドルグループの新曲とコンサートのプロモーションに携わらせていただきました。新曲のPVから、雑誌、歌番組までひとつのプロジェクトとして衣装を用意するんですが、とても忙しかった分、達成感はいつも以上に大きかったですね。

 

——(株)クリエイティブ・ギルドさんに就職された経緯は?

U02内田:在学中、こちらの会社で研修をさせていただくことになったのがきっかけです。研修に何度も参加して、2年生の後期には週3日くらいのペースで通っていました(笑)。その時の頑張りを認めてくださったようで、四方社長がお声をかけて下さったんです。

 

——スタイリストをしていて、特にうれしかったことは?

内田:スタイリストになって初めて、アイドルのCDジャケットのお仕事をいただいた時、衣装のほかにセットの小物も用意することになったんです。本来なら、美術やグラフィックを担当する方のお仕事なんですけど、なぜか依頼が来て。私は小物などを集めるのが好きなので、受けさせて頂いたんです(笑)。そこで用意したクッションやラグが、クライアントさんにすごく好評で、「内田さんと仕事ができてよかったです」と言ってもらえたことが、今でも忘れられないくらい印象に残っています。日常的な出来事では、私が用意した衣装を見たタレントさんが、「この洋服、可愛いね。どこのブランドなの?」と喜んで着てくれたり、リメイクした衣装の縫製に興味をもってくれたりした時に、「この仕事をしていて良かった!」って、これからも頑張ろうって励みになりますね。

 

——内田さんがお仕事をする上でのポリシーはありますか?

内田:撮影現場に着ていく洋服は、同じコーディネートしないこと、同じ洋服でも靴やアクセサリーを変えることですね。とくに初めて行く現場では、帽子をかぶったりして印象的な格好をするよう心がけています。すぐに名前を覚えてもらうことは難しいので、「あの帽子の子」とか外見で覚えてもらえるように。あと、現場では明るい表情でいるようにしています。元気のない人が持って来た洋服なんて着たくないじゃないですか(笑)。だから、疲れている時ほど明るい色の洋服を着て華やかな雰囲気作りをするように心がけています。

 

——今、振り返ってみて、内田さんにとって東京服飾専門学校とはどんな存在でしたか?

U03内田:スタイリストとしての技術や知識を学ぶだけではなく、いろんな刺激を受けられた場所ですね。特にファッションの専門学校なので、ひときわ目立つ個性やセンスを持つ人たちがたくさん集まっているんです。それは同級生や先輩、後輩だけじゃなく、先生方も。いろんな感性に触れることで、自分の考えや感性が磨かれていった2年間だったと思います。

 

——これからスタイリストを目指す人へメッセージをお願いします。

内田:「絶対にスタイリストになる!」という信念を持ち続けることが大切だと思います。スタイリスト志望の子と話をしていて、「自分はセンスがないから向いていない」と言われることがあります。でも、センスって人それぞれの主観だと思うんです。例えば、自分では「50点の出来」と思っていても、見る人によっては「100点」かもしれない。自分だけで決められないものだと思います。センスに自信がないと思うなら、雑誌などで人気ブランドや流行をリサーチして、その知識を応用してコーディネートすることもできる。それに、スタイリストはセンスだけではなく、コミュニケーション能力など、いろんなことがバランスよくできることが重要なんですよ。だから、「自分に不足している」と感じることをプラスしていく努力をするといいと思います。



U04内田 あゆみ さん

2004年3月にスタイリスト科卒業
株式会社クリエイティブ・ギルド入社
2010年7月に独立。クリエイティブ・ギルド所属のスタイリストに。
現在は「笑っていいとも!」に出演中のタレントさんの衣装コーディネートや、アイドルグループのコンサートのコーディネートなど、数多くのミュージシャンやタレントのスタイリングを担当されています。

スタイリスト大橋さん<OB・OGインタビュー>

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——大橋さんは、TVから雑誌まで、幅広く活躍されてますが、スタイリングの内容は変わりますか?

大橋:はい。かなり違いますね。雑誌の場合は、まず編集者の方と、撮影内容と衣装の方向性の打合せをします。その後、実際に洋服を借りに行って、コーディネートして撮影。最後に衣装の返却となります。一方、テレビの場合は、事前の打合せがないので、担当するタレントさんに似合う洋服を借りて、収録に立ち会う。最後に返却というのは一緒ですね。

 

 

——このお仕事をしていて、楽しいところ、大変なところというと……。

大橋:自分が考えたコーディネートが、タレントさんに喜んでもらえた時とか、雑誌のページなどに作品として形に残ることがうれしいですね。大変なところは、タレントさんや現場スタッフとのコミュニケーション。現場の雰囲気作りというのは、タレントさんやカメラマンだけじゃなくて、ヘアメイクさんや私たちスタイリスト、みんなで作り上げて行くものなんですよ。

 

 

——仕事をする上で、常に心がけていることは?


02大橋:
どんな仕事でも必ず“私のオリジナル”の要素を盛り込むようにしています。例えば、誰に依頼しても同じような結果になるような仕事だったとしても、最終的に「私に頼んで良かった」って思われないと、次の仕事につながらないので。“私のオリジナル”の要素というのは、衣装のリメイクや小物作りなどで、私らしいセンスや人が真似できないような作り方をすることです。

 

 

——“私のオリジナル”を盛り込んで、実際にどのような反響がありましたか?

大橋:モデルの女の子から「また、絶対にスタイリングしてほしいです!」と言われて、次から指名で依頼が来るようになりました。ほかにも製作スタッフから「この撮影の企画を考えた時、スタイリストは大橋さんしか考えられなかった」とか、「大橋さんにお願いすれば、何かおもしろい衣装の提案が出てくるに違いないって思った」と言われた時は、これまでの努力が評価されたんだなって、本当にうれしかったですね。

 

 

——tfac在学中、特に印象に残っている経験は?

03大橋:在学中の研修には積極的に参加していましたね。とにかく現場の経験を積んでいきたいと思っていましたから。それでますますスタイリストという仕事に魅力を感じるようになったんです。当時、学校にさまざまなスタイリストさんからの研修依頼が来ていましたが、私は自分で探した、「(株)ミニーコーポレーション(タレントやアナウンサーなどのTV・CMのスタイリングを担当する事務所)という会社に研修に行きたい」と、先生にお願いをしました。先生も会社の方と会って話をしてくれて……。そこから、長期研修に入ることになり、やがて内定へとつながったんです。そちらで4年間お世話になってから独立したので、研修に行っていなかったら今の自分はなかったと思います。

 

 

——これからファッション業界を目指す人へメッセージをお願いします。

大橋:スタイリストを目指すなら、自分のセンスを磨くことも大切ですが、自分の好きなジャンル以外のファッションについても知識がないとダメだと思います。好きなタレントに好きな洋服を着せる仕事だけじゃなく、苦手なジャンルの衣装でスタイリングを頼まれることも……。どんな依頼が来ても対応できるように、ラフォーレ原宿や渋谷109にどんなブランドがあって、どういう特徴の洋服を扱っているか、なかなか興味の持てないジャンルでも知識だけは身につけるといいと思います。頑張ってください!

 

 

 

04フリースタイリスト 
大橋みずな
さん

2002年度、スタイリスト科卒業。
在校時から、テレビのニュース番組やバラエティ番組のスタイリングを行う事務所に研修として入り、卒業後入社。アナウンサーやタレントのスタイリングを担当する。
2007年、フリーランスとして独立。現在は日本や台湾の著名タレントのスタイリングを手掛けている。

 

Special Guest! 『冨永愛さん』講演会

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7月4日、モデル事務所の株式会社ボンイマージュ代表取締役・馬淵哲矢さんを迎えて、特別講演会が行なわれました。さらに、ファッションモデルの冨永愛さんもサプライズ・ゲストとして登場! 歓喜と絶叫に包まれた講演会の様子をレポートします。

 

「本日の講演会ゲストは、モデル事務所の株式会社ボンイマージュの馬淵哲夫さんです」。tfac生による司会進行で登場した馬淵さん。すると「もうひとり…連れてきちゃったんだよね」とニッコリ。続いて登場したのは、なんと! モデルの冨永愛さん!サプライズ・ゲストに、鳴りやまない拍手と大歓声のなか、生徒からの質問に答えていただくスタイルで講演会はスタート。

 

——プロポーション維持のために気を使っていることは?

 

T5冨永愛さん:「朝昼はしっかり食べて、間食はナシ。あとお風呂上りに、裸のままで鏡の前に立っているかな。体の変化がわかるし、エクササイズのポイントもわかるので」

 

——デビューからトップモデルへと、のし上がったのはどんな努力があったんですか?冨永「基本的に負けず嫌いだったからかな。絶対に(海外のファッション業界の人たちを)見返すまで、辞めないって思ってましたね」

 

15年来、彼女を支え続けてきた馬淵さんは「(成功の理由は)すごい闘争心と物怖じしない性格じゃない?」と分析。

さらにお話は日本のハイファッションへ…。

 

T4冨永さん:「日本のファッションは、私たちがちゃんと育てていかなくちゃいけないと思うの。そうしないとハイファッションはこの先、なくなっちゃうかもしれない。たとえばイタリア版VOGUEとか、ちょっとわからない感じの怖さを秘めているような雑誌って、絶対に必要。『こういう写真撮りたいな』とか、そういう選択肢は絶対にあった方がいいと思うのね。私も予想できるものって、絶対に作りたくないから」

熱いファッション業界の話のあとは、冨永さんのプライベートや馬淵さんら事務所のみんなで遊びにいった話などなど、素の表情が垣間見れるトークが満載!

さらに、最後に馬淵さんからの提案で、急遽、会場の学生からの質問コーナーを開催。

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——ショーで冨永さんを拝見したことがあるんですが、登場からすごいオーラを感じて…そのオーラってどうすれば出るんですか?

冨永さん:「オーラってみんなが持っているものだと思うの。パワーだったり、生き様だったり…。その人そのものだと思うんだよね。そのオーラの出し方は人それぞれだと思うけど。ランウェイを歩いてる時の私は、自分の持っているものを最大限に放出している感じ。『冨永愛という生き方』(宙出版)にも書いたけど、ドラゴンボールの“スーパーサイヤ人”状態かな(笑)。」

 

最後に「オーラを発してウォーキングをしてみたら」という馬淵さんのひと言で、冨永さんがファッションショーさながらのウォーキングを特別に披露するサービスも。

「また会おうね!」と会場を後にする冨永さんと馬淵さんにtfac生からさらに大きな歓声が上がり、講演会が終了しました。

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※さらに詳しい当日の様子は、現在配布中の校内報「coeur Vol.9」に掲載。コチラもぜひチェックしてみてください。

郡司萌黄さん『mOe』デザイナー


Gunji
2010年 東京服飾専門学校スタイリスト科卒業

現在、モデルとして活躍しながら自身が製作監修するアクセサリーブランド『.m』を展開。
また自身で撮りためた写真等で個展をなどを開き幅広くアーティスト活動を行っています。

 

2009.03…『個展』デザインフェスタギャラリー
2009.90…『mg展』個展~それぞれのフォトグラフ~ GALLREY PISTA
2009.12…『Re:sB』期間超限定ショップオープン
2010.05…『空展』キューブ・スペース・クラブ出展
2010.08…『G展(原点)』栃木県馬頭広重美術館内ギャラリー凱旋展示。

城田望さん KIND inc スタイリスト

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2003年卒業生 
現在、KIND inc でスタイリストとして活躍中


【『城田さん』の専門学校生活&就職活動は?】  

 『 少人数だから充実した環境で学べます。多角的な授業内容もtfacならでは!』

 少人数制の行き届いた環境に惹かれてtfacを選びました。授業や研修の手厚い内容はもちろん、運動会など学校行事もたくさんあって、同じ夢を目指す仲間もたくさんできて…学校生活は本当に楽しかったです。今は希望どおり、スタイリストになることができましたが、現場での研修で得たものに加えて、授業でプロのカメラマンの先生による実践的な「カメラワーク」を学べたことは、今の仕事で大きく役に立っています。スタイリストとしてだけでなく、カメラマンの視点でも現場を見ることができるのは、この学校で学んだからこそ得られたものだと思います。夢に向かってがんばりましょう!