来校ゲスト | ファッション専門学校の東京服飾専門学校 - Part 39

来校ゲスト

株式会社 三越伊勢丹ヒューマン・ソリューションズ 続 様

6月19日、株式会社 三越伊勢丹ヒューマン・ソリューションズの採用担当の方がご来校され、tfac生に向けた校内会社説明会が行われました! 大手百貨店の方のお話とあって、学生もみな興味津々でお話に聞き入っていました。

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会社説明会終了後、感想や学生に望むことなどをお聞きしました。

 

Q.会社説明会にご参加いただき、ありがとうございました。学生の反応など、雰囲気はいかがだったでしょうか?

「学生の皆さんが着ているものやコーディネートを見て、「やはりファッションに興味を持って勉強されている方々なのだな」と感じました。またとても明るくて、対応力は素晴らしいと思いましたね」

 

Q.学生に望むことなどありましたら、是非お聞かせください!

「自分がどういうことをやりたいのか、何をしたいのかというのを整理して、色々な企業に興味を持ってほしいですね。若いときの方が吸収が早いので、様々なことにチャレンジして、勉強してほしいなと思います。特に女性だと結婚や出産などありますから、そういったことも踏まえて、きっと若いうちの方がいいんじゃないかと…」

 

Q.最後に、就職活動に勤しむ学生にメッセージをお願いします。

「会社に入ると1人で仕事をするのではなくて、会社の組織として仕事をするので、チームワークが大事になってきます。先ほども言いましたが、自分がどういう風に仕事をしていきたいのかを、考えていただくといいのかなと思いますね。“こんな商品を作りたい”“バイヤーにこんな商品作ってみないかと提案する”など…。これまでの社員より、新しい方がポンっと言う意見の方が消費者に近いので、良いと思うんですよね。

面接で自分の意見を言うのも良いと思います! 自分のやりたいことを是非、発言して(面接官に)印象づけてほしいです」

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☆おまけコーナー☆

 

<企業の方のパーソナル情報聞いちゃいました☆>

こちらのコーナーでは、会社のお話から離れてちょっとプライベートなことをお聞きしています。意外なお話をたくさん教えていただきましたよ♪

 

Q今、一番やりたいことは何ですか?

「学生の頃、陸上をやっていたんです。オフィスが日本橋だったときは、皇居の周りを走っていました。1周5キロなので、3周くらい走って…15キロですね。服は銭湯に預けて、お風呂に入って帰宅するみたいな…(笑)。百貨店は体力勝負なので、水泳や陸上をやっていた人、自転車にハマっている人など、アクティブな人が多いんです。今ちょっと運動不足なので、また始めなきゃと思っています」

 

Qお休みの日は何をしていますか?

「やはり、買い物に行きますね。表参道や原宿に行って洋服、アクセサリー、靴などを買うことが多いです。仕事のときはきっちりした格好をしていますが、普段はとてもカジュアルなんですよ。なので新しくできた店や、友だちに薦められた店に行ってみたりして、好奇心旺盛に街を歩いていますね」

 

貴重なアドバイスから、プライベートなことまで…お忙しいなか、たくさんのお話を聞かせてくださいました。

続様、本当にありがとうございました!

 

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株式会社 三越伊勢丹ヒューマン・ソリューションズ

人材サポート事業部

採用グループ メイト・フェロー社員担当

担当長

続 様

 

 

株式会社 上野商会 竹下 様/清水 様

6月12日、株式会社 上野商会の方がご来校され、tfac生に向けた校内会社説明会が行われました!

学生にも人気のセレクトショップやオリジナルブランドを手がける企業の方のお話とあって、学生も興味深く聞き入っていました。そして、清水さんはtfacのファッションビジネス科の卒業生でもあり、第一線で活躍している先輩のお話を尊敬の眼差しで聞き入っていた学生たちの姿も印象的でした。

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会社説明会終了後、感想や学生に望むことなどをお聞きしました。

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Q学生の反応など、雰囲気はいかがだったでしょう?

竹下さん「すごくちゃんと聞いてくれていました。反応もとてもよく、質問も積極的にしてくださって、こちらとしても楽しかったです。あと学生さんたち、みなさん明るいですよね。コミュニケーション能力の高さを感じました」

清水さん「話していても壁がないというか、目を見てちゃんと話してくれましたよね」

 

Q.御社としては、どんな人材を求めていらっしゃいますか?

竹下さん「コミュニケーション能力と感じの良さは大事だと思いますね。そしてお客様のために、という精神がある方。あと、弊社は基本的に商品の制限がないので、自分でこんな商品を取り扱ってみたいという思いがあれば、ぜひ発揮していただきたいと思っています。そこがセレクトショップの面白いところだと思いますよ」

 

Q.最後に、就職活動に勤しむ学生にメッセージをお願いします。

清水さん「最近、インターンで店舗に入ってそのまま内定をもらったという経緯のある方がいて。話を聞いてみたら、バイトを掛け持ちしながらインターンもして…という、ものすごく志が高くてストイックな方だったんですね。なので、自分がいちばんノリになるくらいの勢いでいろんな企業を見たりしたほうがいいと思います」

竹下さん「そうですね。何ごとにおいても、積極性と行動力は大切だと思いますよ」

 

 

 ☆おまけコーナー☆

 

<企業の方のパーソナル情報聞いちゃいました☆>

こちらのコーナーでは、会社のお話から離れてちょっとプライベートなことをお聞きしています。お仕事の話をされてるときとはまた違った表情をみせてくださいました♪

 

Q.休みの日は何をされていますか?

竹下さん「会社の同僚とゴルフに行くことが多いですね」

清水さん「一方、私は寝てますね(笑)。家が好きなんですよ。友達と出かけるときはアウトドアというよりは、映画などが多いですね。友達は同業者が多いので、ショップに足を運ぶことも多いです」

  

社会人の先輩としてのアドバイスから、プライベートなことまで…お忙しいなか、たくさんのお話を聞かせてくださいました。

竹下様、清水様、本当にありがとうございました!

 

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株式会社 上野商会

課長

竹下 様

 

 

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株式会社 上野商会

バイヤー

清水 様

 

 

ディーゼル・ジャパン株式会社 人事統括部 採用・研修部/長尾 様

5月22日、ディーゼル・ジャパン株式会社の採用・研修担当の方がご来校され、tfac生に向けた校内会社説明会が行われました! 憧れのブランド「DIESEL」の興味深いお話の数々に、学生たちも真剣に耳を傾けていました。

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会社説明会終了後、感想や学生に望むことなどをお聞きしました。

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Q.会社説明会にご参加いただき、ありがとうございました。学生の反応など、雰囲気はいかがでしたか?

 

「とてもいい雰囲気でしたね。ちゃんとこちらの問いかけに頷いてくれたりして、真剣に聞いてくださっているのがひしひしと伝わってきました。礼儀正しくて、素直で元気のある学生さんたちという印象です」

 

Q.どんな人材を望まれていますか?

 

「会社全体として“個性”というものをとても大切にしているので、仕事も遊びも本気で楽しめるような個性豊かな人材を採用したいというのはあります。“個性”というと“特別な何かがないといけない”みたいに聞こえてしまいますが、本当になんでもいいんですよ。面接などで自分を積極的にアピールしていっていただきたいですね」

 

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Q. 就職活動に勤しむ学生にメッセージをお願いします。

 

「普段行かないようなブランドの説明会にもぜひ参加していただきたいと思いますね。いろんなブランドを知ることによって、やっぱり自分とは合わないとか、逆にすごく合うかもしれないとか、いろいろな発見があって、自分自身の答えもおのずと見えてくると思います。視野も広がりますし、おすすめしたいです」

 

☆おまけコーナー☆

 

採用担当など、人事に関わっている方のイメージって“怖そう”“真面目そう”

など、ちょっととっつきにくい感じがありますよね。でも、実際にお話すると、面白くてアクティブで楽しい方ばかりなんです。

というわけで、こちらのコーナーでは、お仕事からはちょっと離れ、プライベートなことをお聞きしています。オン・オフの切り替え方の参考にもなりますよね。

 

Q.お休みの日は何をされているんですか?

 

「家のまわりをジョギングして、そのまま図書館に行ってずっと本を読んでいたり、夜は友達と飲みに行ったりしていますね。あと、新卒採用担当をやるようになってから、いろんなブランドの店舗をまわるようになりました。百貨店などだったら上のフロアから順にまわったりして、それぞれの店舗の雰囲気を見たりしています」

 

Q.ランチはどちらでとられていますか?

 

「お弁当を作ってます。今、会社のオンライン英会話レッスンを受けているのですが、朝、それを受けて、お弁当を作ってから出社しています。なので、朝は大忙しですね!」

 

朝からとてもアクティブに過ごされている長尾さん。気さくにたくさんお話いただき、本当にありがとうございました!

 

 

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ディーゼル・ジャパン株式会社

人事統括部 採用・研修部

長尾 様

株式会社ジャパンイマジネーション 八文字様

株式会社ジャパンイマジネーション 新卒採用担当/八文字様

 

4月24日、株式会社ジャパンイマジネーションの新卒採用担当の方がご来校され、tfac生に向けた校内会社説明会が行われました! CECIL McBEE、Ank Rougeといった人気ブランドの採用担当の方の来校ということで、学生もちょっと緊張した面持ちで熱心にお話に耳を傾けていました。

 

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会社説明後、率直な感想と学生に望むことなどをお聞きました。

 

Q:会社説明会にご参加いただき、ありがとうございました。学生の反応を含め、雰囲気はいかがだったでしょう?

 

「できるだけ目を見て話そうと、多くの生徒さんのお顔を見ながらお話しさせていただいたのですが、皆さんすごく熱心に聞いてくれていましたね。頷いてくれるポイントも、「ああ、こういうところに興味があるの」というのがわかって、こちらもすごく勉強になりました。あと、おしゃれな生徒さんがとても多いですね」

 

Q:学生に望むことを教えてください。

 

「学生らしさを大切にしてほしいですね。面接のときもそうなのですが、変に「御社」など難しい言葉を使うより、そのままの魅力を大事にして、自然なマナーを身に付けていっていただきたいなと思います」

 

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Q:就職活動中の学生にアドバイスをお願いします。

 

「“洋服が好き”というのはもちろん大前提としてありますが、それ以外には“人が好き”ということが大事だと思います。服を通して人を喜ばせたい、幸せな時間を共有したいという思いがあって、それを発信できる方はすごく素敵だと思いますね。人の意見を聞いて、自分の意見もちゃんと話す。自分の引き出しを増やしながら、積極的に人と関わるようにするといいと思いますよ」

 

☆おまけコーナー

 

採用担当の方、人事の方となると、ちょっと緊張してしまいがちですが、とても気さくな方が多いんですよ。そんな人事の方の素顔が見られるようなお話も少しだけお聞きしました。

 

新卒入社で入社し、CECIL McBEEのファッションアドバイザーから店長を経て、現在

は新卒採用を担当されているという八文字さんは、写真からもおわかりのとおり、とってもおしゃれで笑顔がステキな方。いったいプライベートはどんなふうに過ごされているのでしょう。

 

Q:趣味を教えてください。

 

「最近、仕事後にホットヨガに通うようになりました。やっぱり健康でいることがいちばん大切ですし、外見だけでなく内面も磨きたいなと思って。身も心もリフレッシュできておすすめです」

 

Q:好きな食べ物はなんですか?

 

「韓国料理など、アジア系の料理が好きで、特に辛いものが大好きなんです。休日には辛いものの食べ歩きに行ったりしますよ。家にいるよりアクティブに動き回っているほうが好きですね」

 

採用担当としてのアドバイスから、プライベートなことまで…お忙しい中、たくさんのお話を聞かせてくださいました。

 

八文字様、本当にありがとうございました!

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株式会社ジャパンイマジネーション
新卒採用担当
八文字様

株式会社ニコル 河村マネージャー様/河合様

4月17日、株式会社ニコルの採用担当の方がご来校され、tfac生に向けた校内会社説明会が行われました! 商品企画、販売などで多くの卒業生が活躍している企業の方のお話とあって、学生もみな興味津々に真剣な眼差しで聞き入っていました。

 

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会社説明会終了後、感想や学生に望むことなどをお聞きしました。

 

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Q.会社説明会にご参加いただき、ありがとうございました。学生の反応など、感想をいただけますか?

河村さんーー「興味深く聞いている子が多くて、良かったですね」

河合さんーー「質問コーナーが少なかったのかな? 本当はもっとみんな、聞きたいことあったんじゃないかなって思いますけどね」

 

Q.学生に望むことなどありましたら、是非お聞かせください!

河合さんーー「こちらの学校は、明るい学生が多いなと思いますね」

河村さんーー「そうですね。明るいイメージはありますね。でもそれって一番大事だったりするんですよ」

河合さんーー「その明るさプラス、意欲的で学ぼうという気持ちも持っている学生が多い印象ですね」

河村さんーー「明るいと、より職場も明るくなりますからね。いいと思います」

 

(写真③)

 

Q.最後に、就職活動に勤しむ学生にメッセージをお願いします。

河村さんーー「企業が望む人材として明るさももちろんありますが、やはり気遣いができる学生が何より必要だと思います」

河合さんーー「気遣いできる…何でも気がつくっていうことが大切ですね」

 

 

 

 

☆おまけコーナー☆

 

<企業の方のパーソナル情報聞いちゃいました☆>

採用担当など、人事に関わっている方のイメージって“怖そう”“真面目そう”

など、ちょっととっつきにくい感じがありますよね。でも、実際にお話すると、面白くてアクティブで楽しい方ばかりです。

といわけで、こちらのコーナーでは、会社のお話から離れてちょっとプライベートなことをお聞きしています。意外なお話をたくさん教えていただきましたよ♪

 

Q会社の近くでよく行くランチのお店は? オススメを教えてください。

河村さんーー「会社が渋谷なので、色々ありますよ」

河合さん「私は、行くとしたら結構ガッツリ系なんで“肉”食べます! 新南口の駅前にあるビルの1Fに、“ガブリシェア”というお店があります。そこのランチは、「肉食べたいっていうときは、もう最高です」(笑)」

河村さんーー「僕は…魚ですね(笑)。あとはカレーやパスタも美味しいお店があって」

 

Q休日は何をしていますか?

河村さんーー「ゴルフです」

河合さんーー「ニコルの中にも、ゴルフ会みたいのがあるんですよね?」

河村さんーー「そう。なので、売り場の子は休みが合わないかもしれませんが、内勤者で働きたいという子だったら、いつでも入会OKです(笑)」

河合さん「私は、息子がいるのでサッカーチームのお手伝いとかですね」

 

 

採用担当としてのアドバイスから、プライベートなことまで…お忙しいなか、たくさんのお話を聞かせてくださいました。

河村マネージャー様、河合様、本当にありがとうございました!


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株式会社 ニコル
人材教育・採用 兼 販売代行開発
マネージャー


河村 様

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株式会社 ニコル
管理部
ライセンス担当

河井 様

株式会社 GO SOUTH代表取締役 デザイナー/ファッションぺインター 市川・デリケール・大輔さん

今回の直撃インタビューは、デザインユニット・GO SOUTHの設立者で、エッジの効いたロックファッションのデザイナーをしている市川さん。お仕事の魅力や苦労話などを聞いちゃいました!
今回の質問者:2D高橋真子さん 1KB:戸井田美咲さん(2D=デザイナー科、1KB=基礎課程Bクラス)

 

戸井田:今までお仕事をされてきて、一番楽しかったことは何ですか?

 

Rmail_download_attach-2市川:ファッションショーですね。ファッションショーってファッション業界の中で唯一、皆さんに見せられるわかりやすいエンターテイメントだと思うんです。僕達が作り込んでいったモノを見ていただいて、楽しんでもらう。その様子を見てこちら側も楽しむということができるので!

 

戸井田:逆に一番辛いときは?

 

市川:それもファッションショーでしょうね(笑)。本当に大変で…。ショーが終ったその日に、撤収して車に積み込んで家に向かうんですけど、途中で運転できないほど眠くなってきて、パンパンの荷物にまぎれて6時間くらい寝ちゃうっていう状態で。楽しいぶん、辛いことも多いです。ものすごい緊張もしますし。僕のショーは基本的に1回きりで、その1回のために何ヵ月も時間をかけていろんな人に協力を得ることになるんですよね。そこに対する緊張感や使命感、終わった後の疲労感はすごいです。

 


Rmail_download_attach高橋
:AAA(トリプルエー)やゴールデンボンバーの鬼龍院翔さんなど、いろいろなアーティストの方に衣装を提供していますが、舞台を実際に見たときの気持ちは?

 

市川:純粋にうれしいです。特に独立してからはうれしいですね。なぜかというと、独立しようかなと思った理由のひとつに、「僕の服が必要とされるのであれば、すべての方にお渡しして行きたい」というのがあったので。町を歩いていてすれ違いざまに「あれうちの服だ!」って気付くのは、デザイナー冥利に尽きるなって。

 

戸井田:デザインは描こうと思って意識的に書き始めるんですか? それとも日常的にふと思いついたりするんですか?

 

市川:なんでしょうね…四六時中、悶々としてるですよね。なんかこう…断片みたいなのがずっとふわふわっと浮かんできて…。それがある日、ぱちぱちって繋がる日もあるし、あー作らなきゃダメだって、バチって意図的に考える日もあるし。そのときにふわふわがいっぱいある中でいらないものもあれば、いるのもあるっていう感じでカタチにするときもあります。

 

Rmail_download_attach-1戸井田:学生時代に「(アートや映画など)こういうのを観といた方がいいよ」とか、体験しとくべきことがあれば教えてください。

 

市川:どっちかなんですよね。一切何も観ないか、たくさん観るか。僕が会社に入った時、当時の社長に言われたことは「お前なんかが観てもダメなんだ」って言われて。「服もモノも観るな。お前の中にあるよくわからないものを全部出せ。泣きじゃくってでも良いから出せ。まずそこからだ」って。そう言われてハッとなって、何も観ないことを決めました。今は昔よりは観るようになりましたけど。いろいろ観るより、まず学校を卒業する前に100着の服を作れば良いと思いますよ。

 

高橋:100着ですか!? それはかなり大変ですよね…。

 

市川:たしかに100着作るのは大変ですよ。でもみんなを待ってるファッション業界では、そんなのあたり前。半年に1回のコレクションブランドをやるときって、3日に1着くらいのペースで120着くらい作りますから。だから、それをやらないといけないんだよっていう…ね。まぁ、100着作る前にアイディアなんて12着目くらいで枯れるに決まってます。でも100着作らないといけないなって時に、なにをどう出すかってことが重要で。そのときに考えてた12着より、出し切った後の88着のほうが個性がにじみ出るっていうのが僕の持論なんですよ。それくらいやるんだったら、他のモノは観なくてもいいんじゃない?って思いますから。作りもしない、観もしない。それはダメです。だから学生中に何をしたらいいかって言ったら、僕はどんだけ作るかだと思います。

 

高橋、戸井田:今日は参考になるお話、ありがとうございました。

 

内田:学生のうちに吸収できるものは吸収していけば、その先に選択肢がいっぱいあるでしょう。今はどんな事でも中途半端にやるのが一番もったいないと思いますよ。頑張ってくださいね。

 

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衣装製作・大塚千夏さん

大好評の直撃インタビュー第4弾。

当校の卒業生で、芸能人の舞台やアイドルグループの衣装製作を担当する大塚さんに仕事のやりがいなどを聞いちゃいました!

 今回の質問者:2T 根岸華子さん 2SC 宮崎卓弥くん(T=テクニカル科、SC=スタイリスト科Cクラス)

 

宮崎:衣装製作に携わっているのはどんな人たちですか? 大塚さんはその中でどんな作業を担当しているんですか?

 

Rmail_download_attach大塚:衣装のイメージを考えるデザイナーさん、衣装の型紙のようなものを作るパタンナーさん、実際に衣装の本体を作る縫製さん…パタンナーさんと縫製さんはだいたい同じ方ですね。あと、衣装の装飾をする人。私が担当しているのは、衣装の装飾です。

 

宮崎:大塚さんの1日の仕事の流れはどんな感じなんですか?

 

大塚:朝、事務所の掃除をしたら、すぐに縫うって感じです。舞台やコンサートごとに衣装の直しだったり、装飾だったり、“やることリスト”が作業場に貼ってあるんです。そこから自分のやれることを上司から指示をもらって進めています。

 

根岸:みんなで作業を分担しているんですね。

 

大塚:はい。衣装の装飾をする場合、簡単な作業と難しい作業を分けて進めています。私はまだ簡単な作業をメインにやらせてもらっていて、先輩たちはもっと複雑な作業をされています。だから、経験を積むことで私も先輩たちと同じ作業を任せてもらえるようになるといった感じですね。

 


Rmail_download_attach-2根岸:
お仕事が大変そうですが、自分の時間はあるんですか?

 

大塚:ほとんどないですね(笑)。仕事の日は、家に帰るのが終電近く。午前1時半頃に家に着いて、母親と話をしたり、携帯電話を見たりして、寝るのは午前2時半ころです。お休みは、突然「明日は休んでもいいよ」って言われることが多いんです。「ゆっくり休んでね」と言われるんですけど、結局、友だちに連絡して1日中遊んでます。私は、ずっと寝ているより、遊んだ方がリフレッシュできるタイプみたいです。

 

根岸:大塚さんは当校の卒業生ですが、在学中に行った研修で、「大失敗しちゃった!」という経験はありますか?

 

大塚:確か2回目に参加した研修だったと思います。シャツをリメイクするからボタンを取ってと指示さたんです。リッパーでボタンを取ったら、シャツに穴を空けてしまって…。その時は本当に焦って泣きそうになりました。どうしようもないから、事情を説明して謝ったら、「しょうがないよ。まだ来たばかりだから」って言ってもらえて。ほっとしつつも、申し訳ないって気持ちでいっぱいでした。次の研修から、「もう失敗しないようにしよう!」って気が引き締まりましたね。

 

Rmail_download_attach-1宮崎:人気アイドルグループのコンサート衣装などを多く担当されていますが、学生の頃からタレントさんが好きだったんですか?

 

大塚:そうですね。衣装製作の仕事に就きたいと思ったのも、コンサートを見に行った時に既製品じゃない衣装のすばらしさに感動したからなんです。アイドルグループも好きでしたから、今の仕事で衣装合わせの時に、アイドルグループのメンバーの名前と顔を覚えているので、スムーズに作業できています。

 

根岸:やっぱりタレントさんに会えるのって、うれしいんですか?

 

大塚:仕事をしている時は衣装のことに集中しているから、「会えてうれしい!」などと考えている暇はないですね。でも、仕事が終わって、自宅でその日のことを振り返った時にちょっとうれしかったりします(笑)。

 

根岸:大塚さんのこれからの目標を教えてください。

 

大塚:今はまだ先輩や上司から作業をいただいてる立場なんですけど、頑張って経験や技術を積んで、1つの仕事を任されるようになるのが夢です。たとえば、「この舞台の衣装だったら、大塚さんだよね」って言われるような。舞台やコンサートの衣装を担当すると、パンフレットに名前を載せてもらえることがあるので、そこに自分の名前を載せてもらえるようになるのが目標です!

 

根岸、宮崎:今日は貴重なお話をしていただいて、ありがとうございました。

 

大塚:衣装製作の仕事は本当に楽しいので、「やってみたい」と少しでも思ったら、チャレンジすることをおススメします!

 

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