来校ゲスト | ファッション専門学校の東京服飾専門学校 - Part 30

来校ゲスト

OFF WHITE 六車 健さん

2年生のファッションビジネス科の就職キャリアデザインの授業で、現在『OFF WHITE』のフラッグシップショップ「SOMETHING & ASSOCIATES c/o OFF-WHITE TOKYO」の店長を務めている、六車健さんにご来校いただきました。六車さんは2014年度の卒業生です。

 

 

『OFF WHITE』といえば、国内外の有名アーティストからも愛されている有名ブランド。在学中には学校の研修プログラムとして、アメリカのデニムブランド『CITIZENS of HUMANITY』でのジーンズ製作にも参加していました。そんな先輩の話に学生たちも熱心にお話に聞き入っていたようです。

 

現在のお仕事に就いた経緯を教えてください

「学生のときにデニムのショップでアルバイトをしていて、卒業してからイタリアのデニムブランドに就職しました。経験を積んで1年ぐらい経ったころ、学校の研修でお世話になった方にバッタリ出会ったんです。そのとき、僕は全身『OFF WHITE』の服を着ていたんですけど、一緒にいた方が偶然、『OFF WHITE』に関わっていたんですね。「そんなに好きならやってみないか?」ということになって、23歳になる年に入社して、店長を任されることになりました」

 

 

店長としての苦労はありましたか?

「店長や副店長の経験がまったくなかったので、苦労したことと言えば…全部です。もともと誰かの前に率先して出ていく、というタイプではなかったので、スタッフをどうやったらまとめていけるのかもわからず、1~2年目は本当に手探りでやっていました。だからこそ、全部自分で考えてやっていくのが楽しくて、大きなやりがいがありましたね。色々試行錯誤する中で『俺がリーダーだから言うこと聞け』みたいな態度が一番ダメだということを学んで、今は『自分のやり方を見てくれ』と自分からなんでもやる形になりました」

 

学生のうちにやっておいた方が良いことはなんでしょう?

「僕自身は、色々な本を読んでいました。接客では言い回しがとても重要になるんですね。どうやったらうまく『似合っていない』ということを伝えるられるか、とか。種類を問わず、簡単な本から難しい本まで。でも作者が同じだと言い回しも似ているので、色々な人の書いた本を読むようにした方が使える言葉の幅が広がります。うちのスタッフに元美容師がいるんですけど、会話のスキルが高いんです。横で話しているのを聞いていても、『よくそんな話がポンポン出てくるなぁ』と感心するほど、引き出しが多いんですよ」

 

 

後輩に向けてメッセージをお願いします

「やりたいことはまず口に出しておく、というのが重要ですね。直接聞いた人だけじゃなくて『こういうことやりたいんだって?』と、誰かから人を紹介してもらえたり、道が拓けていくきっかけになりますから。あと、これからはSNSが武器になってくるので、就職するときや転職するときに、フォロワーの数を見られることもあると思います。良い情報を投稿して、フォロワーを増やして発信力を高めておくのが大事だと思います」

 

 

六車先輩、ありがとうございました☆

 

株式会社アダストリア『niko and ...』大塚桃華さん

「就職ガイダンス」(2年ファッションビジネス科)の授業にて、現在アダストリアの『niko and ...』でイオンモール成田店の店長をしている大塚桃華さん(本校2014年度卒業生)にご来校いただきました。

 

 

ショップ店員から店長へ、と順調にステップアップをしている大塚さん。来春に卒業を控えている学生たちは、社会人としての生活やライフプランについて、実体験に基づいた貴重なお話に聞き入っていました。

 

いまのお仕事のやりがいはなんでしょう?

「自分が努力したことが、結果として出たときが一番のやりがいですね。店長の仕事はそのままお店の売り上げという、数字にハッキリと出て評価も明確に見えてくるものなので。売り上げが取れたときはやはり嬉しいというか、喜びを感じますね」

 

 

学生時代の授業で、いまも役に立っていることはありますか?

「マテリアルの授業はすぐにでも使えるので、いまでも教科書を読み返したりしています。それとリサーチの授業ですね。学生のときは人前で発表するとか苦手だったんですけど、店長としてスタッフに指示を出したりするとき、どうすれば相手に伝わりやすいかを考えることに役に立っていて、授業を受けていて良かったと思っています」

 

学生時代の思い出で、印象に残っていることは何ですか?

「『卒業制作ファッションショー』で、ヘアメイクのリーダーをやったことです。あんまりリーダーとかやるようなタイプではなかったんですけど、店長の仕事をするようになってから、あのときリーダーをやっていたことが、とても役立っていますね」

 

お休みの日はどんなふうに過ごしていますか?

「やっぱり買い物に行くことが多いですね。他のブランドさんとか、『niko and ...』の他店舗

に行って、「あのトルソーかわいいな」とか参考にしたり。あと最近は『niko and ...』の家具も認知されてきているので、家具屋さんのレイアウトをチェックしたりします」

 

さらに授業のあと、アダストリアさんから内定をいただいている学生たちとの歓談に参加いただきました。お話の後にはSNSのアドレスを交換していただき、これから社会に出る学生たちにとって心強い相談相手ができたようです。

 

 

大塚さん、ありがとうございました!

 

 

株式会社サンエー・ビーディー 高橋枝里さん

オープンカレッジに、本校ファッションビジネス科の卒業生で、現在は株式会社サンエー・ビーディーのNATURAL BEAUTY BASIC. 新宿ミロード店に副店長としてお務めの高橋枝里さんが来校されました。

 

 

現在はどんなお仕事をされているんですか?

「接客はもちろんのこと、副店長としてVMD(レイアウト)やスタッフのマネージメントにも重きを置いています。店頭に立って接客をすることだけが販売の仕事ではなくて、お客様の動向にそったレイアウトを行うことや、スタッフの指導もとても大切な仕事です。私自身は、ある程度のことができて当たり前。それをスタッフ全員が同じようにできるようにしたい。それが、今一番頑張っていることですね」

 

このお仕事の魅力はなんですか?

「お客様からの『ありがとう』という言葉を1番近くで受け取れることだと思います。お客様の中には、『髙橋さんいますか?』って言って私の接客で商品を買ってくださる方がいらっしゃるんですが、それがモチベーションにも繋がるし、自分を認めてもらっているという気持ちになりますね」

 

やりがいを感じるのはどんな時ですか?

「今、マネージメントとして頑張っていることの1つなんですが、人を育てるということは、すごく根気のいることだなと感じているんです。1日や2日で成果の出ることじゃなくて、期間も必要だし、なかなか上手くいかないなかで、色んなことを試して、この子が育ったなって成果が見えたときには、すごくやりがいを感じます」

 

この仕事をする上で、気を付けていることはありますか?

「常に周りの状況を見ること。お客様や商品の動き、スタッフが何をしているのか、それらを全て把握してフォローすることがサブ(副店長)としての役目です。お客様がどんな商品を見ていて何が売れているのか、スタッフは何をしていて私は何をすべきなのか、というところに気を付けて仕事をしています」

 

仕事で失敗してしまったことはありますか?

「仕事を始めて1年目のときに、お客様にご迷惑をおかけしてしまうような大きなミスをしてしまいました。日々お店を良くしようとしている店長に申し訳なく思い、謝罪をしたら、『1番大切なのは、私に気を遣うことじゃなくて、お客様に迷惑をかけないことだよ』って言って下さって。それってすごく当たり前のことですよね。それまで私は、同じ店舗のスタッフでも“他人”という感覚を感じてしまっていて、気を遣ってしまうところがあったんです。でも、このできごとがあってからは、ほかのスタッフに頼るべきところは頼れるようになりました。人間的にも大きく成長できたと思います」

 

 

tfacに入学を決めた理由はなんでしたか?

「オープンキャンパスに参加して、学生と先生の距離が近いなっていうのを感じたんですね。例えば、就職活動では、大滝先生(デザインコース担任)に何度も面接の練習をして頂いたり、たくさん相談したりして、今の会社に就職できたんです」

 

「今も役立っている」と1番感じる授業は何ですか?

「マーケティングですね。実際の店舗リサーチは、外に行ける!っていう遊び感覚のようでしたが(笑)、競合ブランドのリサーチは、今もしていますし、他店がどのような色展開でどういうアイテムを見せているのか、ニーズやどの世代の方が購入するのかなどをきちんと把握して、自分のお店にも取り入れるのはすごく大事なことです。どの視点でどのようにリサーチすればいいのか、学生時代に楽しみながら学べていたのは、すごく大きいことだったと思います」

 

学生時代の研修エピソードを教えてください。

「PEACH JOHNのプレス研修に参加しました。普段、販売のお仕事とは身近に触れ合う機会があると思うんですけど、プレスのお仕事は、学生時代はなかなか見ることができない職種だと思うので、こんなことをしてるんだなっているのが体験できたのは良い経験になりました」

 

休日は何をして過ごしていますか?

「最近は海に行ったり、バーベキューをしたりしていますね。休日は、とにかくリフレッシュすることを楽しんでます。アパレルは、平日休みが多いので、土日では混んでいて行くのをためらってしまうような場所にいけるのもいいですよ」

 

最後にメッセージをお願いします!

「先ほど、レイアウトやマネージメントを頑張っているというお話をさせて頂きましたが、それらは全て明確な正解というのは無いんですね。だからこそ高みを目指せるというか、何が正解か分からないけど、自分で探して答えを見つけられるので、向上心のある方は凄く向いていると思います。今日、この学校の体験入学にお越し下さったということは、ファッションが好きという気持ちが少しでもある方だと思いますので、その気持ちを忘れずにこれからも突き進んで欲しいなと思います」

 

高橋さん、ありがとうございました!

株式会社TO&KO 山崎大地さん

先日開催された体験入学のゲストに、本校ファッションビジネス科の卒業生で、現在は株式会社TO&KOのエルカジョンで販売員&バイヤーとして勤務されている、山崎大地さんがいらっしゃいました。

 

 

山崎さんは販売のほか、バイヤーもやられているんですよね。

「エルカジョンでは、主にアメリカから仕入れた古着と、国内外のブランド古着を販売しています。そこで販売員とバイヤーをの仕事をしています。販売は接客や品出し、あとはSNSで商品を発信するのも仕事です。バイヤーとしての仕事は、会社の買い付けた古着を選んでお店に持ってくること。それからブランドの古着は、通常、お客様から買い取って販売することが多いと思うんですが、弊社はスタイリストさんやオーナーの知人などから買い取って販売をしているのも特徴ですね」

 

このお仕事をしていて「嬉しい」と思う瞬間は?

「自分の仕入れた商品を、お客様に買っていただけたときは嬉しいですね。古着の場合は価格設定も自分でするので、売れた時はやりがいも感じます。今年で3年目になるんですが、自分の顧客様がご来店して下さったときに、洋服以外の話もできたりする時が楽しいし、充実しているなと感じます」

 

仕事中、心がけていることは何ですか?

「若い方から大人の方まで色んな方がいらっしゃるので、全員に同じことを言うのではなく、一人一人にあった接客をするように心がけています。学生さんが多いですけど、土日は、お仕事がお休みの30代くらいの方もいらっしゃいますね」

 

お仕事での失敗談があれば教えてください。

「本当に最初の頃なんですけど、仕入れた商品のコンディションが悪かったことをお客様が気付かれて、それを指摘されたときはダメだなと思い、反省しましました。それからは1点1点注意して確認するようにしています」

 

 

tfacに入学を決めた理由はなんですか?

「先生と学生との距離感というのが決め手ですね。2年間で色んな先生にきちんと見て頂けるというのが良かったです。分からないことがない状態で卒業できたので、社会に出てから楽でした。また、卒業後も同級生や先輩後輩とずっと繋がりがあるのも、素晴らしいメリットなのではないかと思います」

 

学校で学んだことで、今も役立っていると感じることはなんですか?

「マテリアル(素材学)の授業は本当に役立ちましたね。生地によっての洗濯方法までお伝えできると購入に繋がることが多いので。あとは、マーケティングですね。流行を調べるのにとても役立っています。また、1年生のときにGAPのインターンに研修で行っていました。販売の練習や店頭の整理、お客様からは見えないバックヤードでの作業も経験させて頂いたのはいい経験になりましたね。研修が終わった後も、研修先とは別の店舗なんですがアルバイトをさせていただいていました」

 

最後にメッセージをお願いします。

「ファッション業界にはたくさんの職種があるので、学生のうちに好きなことややりたいことを見つけることが出来たらいいかなと思います。時間を大切にして、これからも頑張ってください」

 

山崎さん、ありがとうございました!

米山裕也さん×tfac在校生 座談会

体験入学終了後に行われた、本校卒業生の米山さんと1年生の座談会のレポートをお送りします。先日デビューしたアイドルグループをはじめ、数々の有名アーティストを担当している米山さんのお話に、各学生ともいつも以上に真剣なまなざしを送っていました。

 

 

学校の授業の中で、特に役に立っていることは?

「素材学の授業が役に立っていますね。見た目はイメージに近い生地だけど、伸びない素材だから動きが激しい部分には使えないな、とか。あとはMacは絵を描けると、ちょっとしたロゴをいちいちデザイナーに発注しないで済むので、スケジュールに余裕ができるので授業で勉強しておいて良かったと思いました」

 

学校の研修で学んだことはありますか?

「自分で勝手な判断をしないことですかね。例えば散らかっている本を片付けるように言われたとして、ただ閉じて終わりなのか、閉じて積み上げておくのか、本棚に入れておくのか、そのときの状況によっても違いますよね。以前は本棚に入れていたけど、今回は本棚に入れるよりほかのことをやってほしいかもしれない」

 

衣装デザイナーをしていて大変なことはなんですか?

「周囲の人は良いと思って色々なことを言ってくるんですね、こういうデザインがいいとか、この人にはこの色がいいとか。でも、仮にそういう意見に流されて、作ったものの評判が悪くても他人のせいにできないんです。自分が「これがいい」と思ったら、それを主張する折れない心も必要になると思います。他人の意見をまったく聞かないのも困るんですけどね」

 

 

一言も聞き漏らさないよう、身を乗り出すようにして米山さんのお話に聞き入っていた学生たち。スタイリストやデザイナーを目指す1年生にとって、米山さんの実戦的なアドバイスは大きな宝物になったようです。

 

米山さん、ありがとうございました!

 

 

株式会社ナイスクラップ 天野恭華さん

先日開催されましたオープンカレッジに、本校ファッションビジネス科の卒業生で、現在、株式会社ナイスクラップにお務めの天野恭華さんが来校されました。

 

 

 

現在はどんなお仕事をされているんですか?

「ファッションアドバイザーとして、基本的には接客をしています。他にも、店長からの指示で、お店のレイアウトを変えたり、本社のお手伝いで展示会に行ったりもしています」

 

現在のお仕事の魅力はなんですか?

「自社ブランドは新作が入る頻度が多くて、毎週末新しい商品が入ってくるんです。なので、常に新鮮な気持ちで洋服に関わるお仕事ができているところが魅力ですね。また、展示会のお手伝いなど、プレスのお仕事をさせて頂いたり、販売だけ、というのではなく、ブランド全体の色々なことに関わらせて頂けているのが魅力です」

 

やりがいを感じるのはどんなことですか?

「単純なことですけど、お客様から感謝のお言葉を頂けたり、お店の予算目標に達したときは、やりがいを感じますね」

 

日頃、お仕事をする上で心がけていることはなんですか?

「後輩が入って来たので、仕事にやりがいを持って楽しく働いてもらえるような職場の環境を作ることを心がけています。また、お店にいらっしゃるお客様は本当に色んなタイプの方がいますので、その方に合わせた接客をするようにしています」

 

天野さんのSNSはフォロワーも多く、お店にお客さんが列を作る程、ファンもたくさんいらっしゃいますが、SNSはどのように活用されているんですか?

「リアルタイムで新作情報を発信したり、コーディネートのお悩みをコメントでお返ししたりしています。全部仕事のことっていう訳ではなくて、プライベートな写真を載せたりもしてます。SNSでフォローして頂いて仲良くなり、顧客様になってくださった方もいらっしゃいます。今の時代はSNSをうまく使うことが大事ですね」

 

 

学校で学んで、今も役立っていると感じることはなんですか?

「展示会で、モデルさんが着用したサンプルにファンデーションやリップがついてしまったんですが、そういう場合の対処方法まで教わっていたので、すぐに対応できたのが良かったなと思いました。S&Gの授業は、実践的な内容だったので、今も店頭での接客に役立っているなと感じます。卒業制作ファッションショーは、リーダーをやらせていただいたのですが、全校生徒をまとめるのは凄く大変でした。でも、おかげで人間関係がどうやったら上手くいくのか、チームワークの大切さなど、色んなことを学ぶことができてすごくいい経験になりました」

 

tfacに入学を決めた理由は?

「1番の決め手はアットホームな校風です。色んな学校の体験入学に参加しましたが、tfacは先生と学生の距離がすごく近かったので、その雰囲気がいいなと思って決めました」

 

最後にメッセージをお願いします。

「大変なこともありますが、自分の好きな物に囲まれて仕事ができるのは、当たり前のことではないし、凄いことだと思います。洋服が大好きだという気持ちをずっと忘れずに頑張って欲しいです!」

 

天野さん、ありがとうございました!

衣装デザイナー&スタイリスト 米山裕也さん

先日行われた体験入学のトークゲストとして、本校の卒業生であり、有名アーティストやアイドルグループの衣装デザイナー&スタイリストとしてご活躍中の米山裕也さんにご来校いただきました。

 

 

衣装デザイナーのお仕事を教えてください

「アーティストやイベントによっても違うのですが、まずはコンセプトを確認します。アーティスト本人の要望やイベントのテーマ、演出家さんの考えなど、オトナの会議で『こういう風にしてほしい』と言われることもあれば、『今回は自由に』ということもあるので。そうした打ち合わせを踏まえて、衣装のデザインを考えてデザイン画を起こし、OKをいただいたら、記事などの素材を集めてパタンナーさんと打ち合わせを行い、指示書を作るまでが僕の仕事です」

 

デザインを考えるのにどれぐらいの時間をかけるのですか?

「これもイベントによって違うのですが、だいたい1か月~1か月半ぐらいのスケジュールが多いですね。この仕事は『この日までに上げなきゃいけない』という期日が決まっているので、その日までに無駄のないように段取りを組んで、無理のないようにしています。でも、僕は追い詰められた方がアイデアが出てくるタイプなので、だいたいスケジュールいっぱいまで使ってしまいます」

 

 

衣装をデザインするときに心掛けていることはなんですか?

「“作る意味がある物”ですね。わざわざお金や時間をかけて作る以上、『これだったら既製品でも良かったよね』と言われないような物を作るようにしています。でも、“やりすぎ”になっても良くないので、そこはバランスを取るようにしています。そうやって作った衣装を着たアーティストさんの生き生きとした姿を見たり、会場のお客さんが盛り上がっているリアクションを見る瞬間が、この仕事のやりがいですね」

 

tfacを選んだ理由は何ですか?

「学校見学に来たとき、ショーの準備中だったんですけど和気あいあいとした雰囲気だったんですね。先輩もフレンドリーに話しかけてきてくれて、他の学校も見学していたんですけど「こういう学校の方が自分には向いているんじゃないかな」って思ったのがtfacに入学を決めた理由ですね」

 

当時の同級生と会ったりすることはありますか?

「卒業してからもつながりもありますし、ファッションの仕事をしている人とは生地屋さんでばったり会ったりしますね。お仕事で直接関わるということはないですけど、『うちの知り合いもtfacの卒業生だよ』なんて話を聞くことがありますよ」

 

人気アーティストを担当する米山さんのお話ということで、体験入学にご参加いただいた学生はもちろん、手の空いたスタッフのtfac生たちが聞きに来る姿も!

 

この後、米山さんには当校1年生との座談会にもご参加いただきました。

座談会のレポートはまた後程アップしますので、そちらもお楽しみに☆