来校ゲスト | ファッション専門学校の東京服飾専門学校 - Part 29

来校ゲスト

株式会社アダストリア 松山悠さん

先日開催された体験入学のゲストに、本校ファッションビジネス科の卒業生で、現在は株式会社アダストリアで「LAKOLE」のプレスをご担当されている松山悠さんがいらっしゃいました。

 

 

今はどんなお仕事をしているんですか?

「もともと私は『BAYFLOW』というブランドの販売員からスタートして、店長まで経験しました。そこでご縁があって『プレスをやってみないか』と声をかけてもらい、『BAYFLOW』のプレスを経験し、今は『LAKOLE』のプレスをしています。まず、出勤したらその日やるべき業務を確認して、ファッションを中心にニュースをチェックしています。主な業務は、雑誌やTVでモデルさんやタレントさんが着る服をスタイリストさんに貸し出す仕事をしたり、ポスターやHPのデザインにも携わっているので、撮影に同行したりしています」

 

このお仕事の魅力・やりがいはなんですか?

「店頭にいたときは、お客さまに喜んでいただくっていうのがやりがいでした。プレスになってからは、ブランドをたくさんの人に『素敵だなぁ』って思ってもらうのがお仕事なので、自分が作ったポスターや広告が良いものになったときは嬉しいですし、お客様ともinstagramやTwitterなどのSNSで関わることがあるので、投稿した内容への反応が良かったりするとすごくやりがいを感じます」

 

お仕事で失敗してしまったこと、ありますか?

「販売員のとき、40万円くらいの家具を販売したことがあったんです。そのお客さまに、その商品を買ったときに付くポイントを間違えて伝えてしまって。後から店長が謝って下さったので、そのお客さまとは和解しまして、今でもお店にお買い物にいらっしゃいます。でも、この失敗は今でも忘れられなくてずっと覚えています。それから、小さなことでも確認することは怠らないようになりました」

 

 

tfacに入学を決めた理由はなんでしたか?

「パンフレットに一目惚れでした! 夏休みにいくつか学校見学を回っていたんですが、なんか違うなぁ…って思っていて悩んでいたんです。そんな時に母がtfacのパンフレットを取り寄せてくれて。それを見て、この学校のアットホームさや楽しさを感じて。もうここにするかも! って思って体験入学に参加して、やっぱりここに決めました!」

 

実際入学して、どうでしたか?

「パンフレットから感じたことに間違いはなかったです! tfacはどちらかというと、小さい学校なんだと思うんですね。その分、先生や先輩とたくさん交流があって。大きい学校だと質問や相談がしにくいと思うんですけど、tfacはどんなことでもすぐに先生に相談できるんです。就職活動のときは特にその良さを感じました。授業で勉強することだけじゃなくイベントもたくさんあったので、人と意見を言い合ったり、ぶつかったりすることも経験できたし、人間としても成長できたんじゃないかと思います」

 

最後に一言、メッセージをお願いします!

「仕事ってやりたくないこともあるし、不安なこともあると思うんです。でも、どんなことも1つのチャンスだと思ってやってみる。それは自分の中で常に心がけるようにしているので、皆さんも恐れず、なんでも挑戦してみてほしいと思います」

 

松山さん、ありがとうございました!

 

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次回open college 

7/21 スペシャルイベント

Debutante Models SUMMER CAMP 『tfac × 日本モデルエージェンシー協会』

7/25&26の2DAYSと7/26の1DAYです。

クリアバック製作も今年Ver.にアップデートしてます♪

詳しくは下記ページをご確認ください。

https://www.tfac.ac.jp/open_college/

【学校見学を随時受け付けています】
授業見学のご予約は下記URLから予約フォームでお受けしています。

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スタイリスト 宮崎卓弥さん

先日開催された体験入学のゲストに、本校の卒業生で現在はフリースタイリストとして活躍中の宮崎卓弥さんがいらっしゃいました。

 

 

現在はどんなお仕事をしているんですか?

「ついこの間、俳優さんの写真集に携わりました。他にも、WEBドラマのスタイリングをしています。毎週金曜日にアップされるので、撮影も毎週あります。撮影日以外の日は、その撮影の準備をしています。スタイリストって、洋服を着せているイメージが強いと思うんですが、実際はそれ以外の準備の方が圧倒的に長いんですよ。撮影もいつ入るかはギリギリまで分からないので、この辺りかなって予測しながらスケジュールを組まないと、撮影が被っちゃうので、スケジュール管理はとても大切です」

 

このお仕事の魅力はなんですか?

「どんな案件であっても、自分がこれを着せたいと思って洋服を持っていくので、モデルさんに喜んでいただいたり、スタッフさんに良いねって言われたりしたときはやっていて良かったって思います」

 

このお仕事の大変なところはなんですか?

「やっぱり時間が不規則なところです。会社員ではないので、月曜日から金曜日の何時から何時まで仕事、っていう訳ではないんですよ。僕はまだ独立してから日が浅いので、まだまだ日によって波があります。気持ち的には大変ですね…」

 

 

tfacの卒業生同士、お仕事したことはありますか?

「リサーチに行ったショップにたまたま同級生がいたなんてこともありますし、プレスの同級生に電話して、無理言って服や靴を貸してもらうなんてこともあります。同じファッションという世界で働いていたら繋がりはありますよ。アシスタント期間は、同じアシスタントの友達と励まし合っていました。正直同じ仕事をしていないと、その人の悩みってよく分からないじゃないですか。同じ業界で頑張っている友達がいるのは心強かったですね」

 

tfacで学んだことで今も役立っていることはなんですか?

「スタイリストのアシスタントになるための基本的な技術を、現役でスタイリストをしている先生に教えてもらえました。それは現場で絶対に使う事なので、勉強できてよかったなと思います」

 

最後に一言メッセージをお願いします!

「スタイリストになる、販売員になる…色々な目標があると思います。勉強する中で、こっちの方がいいのかなって迷うこともあります。でも、自分がこれがやりたい! って決めていれば、tfacには相談に乗ってアドバイスをくれるプロの先生たちがいます。目標を見つけて、それに向かって頑張って下さい!」

 

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次回open college は6/29の1DAYです。

クリアバック製作も今年Ver.にアップデートしてます♪

 

詳しくは下記ページをご確認ください。

https://www.tfac.ac.jp/open_college/

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プレス 株式会社テクストトレーディングカンパニー アトモス 大谷悠人さん

 

プレス

株式会社テクストトレーディングカンパニー アトモス

大谷悠人さん

(ファッションビジネス科卒業生)

 

 

セレクトショップのプレスとして活躍中!

 

 『アトモス』というスニーカーのセレクトショップを運営している、株式会社テクストトレーディングカンパニーでプレスをしています。普段は雑誌やWEBマガジンの担当者やスタイリストとの打ち合わせ、あとは社内の企画会議などに追われていることが多いですね。打ち合わせや会議で企画が決まると、スタイリストやカメラマンの手配をして、撮影に出かけて現場のディレクションを行なっています。

 フリーのカメラマンとしての活動もしていたので、その時の経験がプレスの仕事にも役に立っています。

 

人と関わる仕事だけにネガティブにならないように

 

プレスという仕事は、色々な業種の人と関わることが多くて楽しいですね。ほかの職種のように明確な結果が数字に出る仕事ではないので難しいのですが、関わりのできた有名人が、SNSでうちの商品を紹介してくれたことで話題になったりすると、やりがいを感じます。

 今は会社が成長している時期なので、人手が足りずに忙しい日々を送っていますが、前向きに取り組んでいます。気持ちが沈んでいるとカメラマンやスタイリストに会った際に、良い印象を与えられないですよね。それでは良い作品ができないですから。休みの日にはなるべく外に出て、常に何か新しい話題を作れるように心がけています。

 

内側だけでなく学校外にも人脈を広げた学生生活

 

 tfacを選んだ理由は、体験入学に参加したことがきっかけでした。

先生や学生スタッフの雰囲気を見て「この学校、楽しそうだな」と思って入学を決めたんです。ファッション業界を目指す以上、友達が多い方がいいだろうと思ったので、在学中は積極的に友人を作り、『卒業制作ファッションショー』では学生リーダーをやらせていただきました。今でも学生時代に教わったことを思い出しながら社内のプレゼン用資料を作っています。

 また、学校外でも友達作りを積極的にしていたので、カメラマンとしての活動時には、学校の内外のスタイリストやモデルの友達に声をかけて、作品撮りに協力してもらっていました。

 

いい意味で思いっきり遊んでほしい

 

 ファッション業界を目指す人たちにアドバイスをするとしたら、いい意味で遊んでほしい、ということですね。僕は、遊びに出かけた先で生まれた人脈が、仕事に繋がったことも多いんです。どうしても年齢を重ねて家庭ができると、遊びに出かけることも難しくなってしまいますから、若いうちに人脈を広げておいた方がいいでしょう。

 これからは海外から来るお客様が増え、ブランドの出店もグローバル化が進むと思いますから、英語の勉強はしておいた方が、自分の活動の幅が広げられると思いますよ。

 

(株)角館こまち パタンナー&生産管理 栁澤 沙織さん

(株)角館こまち パタンナー&生産管理 栁澤沙織さん

(3年専攻科パタンナーコース卒業)

 

 

パタンナ-と生産管理は、やりがいのあるお仕事です

 

 OEMと言って、ブランドさんからご依頼いただいてパターンを製作したり、生産管理として資材の手配をして納品するといった仕事をしています。商品ができるまでのスケジュール管理をしたり、依頼された通りに上がってくるかなどの確認をしたりします。スタッフのコントロールは大変ですが、その分やりがいはあります。最初はデザイン画だったものが実際に商品になり、反響があったときはとても嬉しいですね。

 

研修システムを活かして就職活動!

 

 会社には、学生時代から何度も研修に行っていて、卒業後そのまま入社しました。1年ほど通っていましたし、会社の方にも顔を覚えて頂いていたので、入社後もスムーズでした。実は私は、入学時は衣装製作を目指していたんです。でも研修に行くうちに、私にはそちらよりもパタンナーの方が向いているなと気付いたんです。学生のうちから色々な研修に行けて、自分に向いているものを探せるのも、tfacの研修システムの魅力だと思います。

 

心のゆとりが、周りへの気遣いに繋がりますよ

 

 この仕事だから、ってわけじゃ無いんですけど、時間には余裕を持って行動するようにしています。準備もできますし、心に余裕ができますからね(笑)。それと、物の位置とかが、みんな忙しくなってくると使ってそのままにしちゃうことが多いので、私が率先して元の位置に戻すようにしています。自分の心に余裕があると、周りへの気遣いができるようになってくると思うので、なるべく早めに行動するようにすると良いと思います!

 

 

衣装デザイナー&スタイリスト 米山 裕也さん

衣装デザイナー&スタイリスト 米山 裕也さん

(スタイリスト科スタイリストコース卒業生)

 

 

プレゼン能力は必須のスキルです

 

 アイドルグループのコンサートや舞台の衣装デザインを担当しています。手がけるアーティストやイベントによっても違うのですが、まずはコンセプトを確認します。アーティスト本人の要望やイベントのテーマ、演出家さんの考えなど、『こういうふうにしてほしい』と言われることもあれば、『今回は自由に』ということもありますね。そうした打ち合わせを踏まえて、衣装のデザインを考えてデザイン画を起こします。その後、デザインを説明しなくてはいけないので、素材の知識やプレゼンする力が必要です。OKをいただいたら、記事などの素材を集めてパタンナーさんと打ち合わせを行ない、指示書を作るまでが僕の仕事です。

 

大切なのは「自己判断」しないこと

 

 tfacに入学を決めたのは、学校見学に来たときに和気あいあいとした雰囲気だったこと。先輩もフレンドリーに話しかけてきてくれて、他の学校も見学していたんですけど「こういう学校の方が自分には向いているんじゃないかな」って思ったのがきっかけでした。

 在学中は、研修にもたくさん参加しました。スタイリストの仕事と、舞台衣装デザイン&製作に携わる会社に就職したのも、研修がきっかけです。現場に出て学んだことは、自分で勝手な判断をしないことですかね。例えば、散らかっている本を片付けるように言われたとして、ただ閉じて終わりなのか、閉じて積み上げておくのか、本棚に入れておくのか……そのときの状況によっても違いますよね。以前は本棚に入れていたけど、今回は本棚に入れるよりほかのことをやってほしいかもしれないですよね。

 

今でもtfac生との繋がりがあります

 

 学校を卒業してからも同級生とは繋がりがありますし、ファッションの仕事をしている人とは生地屋さんでばったり会うことも多いですね。「うちの知り合いもtfacの卒業生だよ」なんて話を聞くことがよくありますよ。

舞台衣装製作者 有限会社ビーシーコスチューム 寺園七海さん

舞台衣装製作者

有限会社ビーシーコスチューム 寺園七海さん

(アパレル技能科テクニカルコース卒業生)

 

 

就職から2年、色々なことに挑戦させて頂いています

 

 バレエの衣装を製作したり、貸し出ししたりするアトリエに勤務しています。主に、発送作業やレンタルから戻った衣装のクリーニングやお直しをするのが私の仕事です。最近では、デザイン画を書いたり、ちょっとした小物の製作や、衣装の装飾などもさせて頂いたりしています。毎日、綺麗な衣装に囲まれて仕事できるのがとても楽しいです。

 

私のデザイン画が、実際に製品化されたんです!

 

 もともと、この会社に就職することになったきっかけは、産学協同授業でした。バレエ衣装をデザインして、社長にプレゼンするという内容だったのですが、そこで私のデザイン画が採用され、実際に商品化して頂けることになったんです。その流れで、デザイナーの見習いとして採用していただくことになりました。

 産学協同授業のほか、普段の授業でもたくさんのことを学びましたね。デザインを描く上で必要になる、配色や素材の知識や縫製のスキルなどは、今の仕事に直結しているので、勉強しておいてよかったなと思います。先生と学生の距離が近いので、分からないことをすぐに質問できて解決できたところもよかったと思います。

 

授業はすべて役立つことばかりです。

 

 学生の頃って、「将来役に立つよ」って言われて勉強するけど、イマイチ納得できていないというか、ホントに? って思っちゃうところも正直あったんですよ(笑)。でも、実際就職した後は、学んだことは全て繋がっていて、もっとしっかりやっておくべきだったって思うことばっかりなんです。だから、学生のうちから幅広く、なんでも挑戦することが大事だと思いますよ。全部が自分のためになるんだと思って、頑張ってください!

 

株式会社マッシュスタイルラボ 小澤宏太さん

 

先日開催されたOpen Collegeのゲストに、本校デザイナーコースの卒業生で、現在は株式会社マッシュスタイルラボでご活躍中の小澤宏太さんがいらっしゃいました。

 

 

卒業後すぐは、株式会社東光商事にデザイナーとして就職した小澤さん。デザイナーを志したきっかけはなんでしたか?

「とにかく服が好きだったので、好きなことを仕事にしたいと思ったのがきっかけです。それまでは服の勉強をしたことが無かったのですが、好きという気持ちだけで入学しました。実際この学校で勉強をして、デザイナーとして就職ができました」

 

デザイナーというのは、どんな人が向いていると思いますか?

「一概にデザイナーと言っても、本当に色々な人間がいるんですよ。僕は完全に“情報型”のデザイナーです。他社では、今これが売れているから、こういうデザインにしようとか考えています。他にも、感覚的でクリエイティブなデザイナーもいるし、人によって全然違うので、どんな人が向いているのかというのは特に無くて、“売れるものを作りたいという意欲”と“ファッションが好きという気持ち”があれば、どんな人でもなれると思いますよ」

 

現在はどのようなお仕事をされているんですか?

「現在は生産管理とMDを一部担当しています。生産管理部では素材を手配して、それを布にして、服を作るということをやっています。洋服生産のスタート地点のような感じですね。僕の一言や判断で、お店やスタッフが動いていく責任感はとても重いですが、その分やり甲斐はすごくあります」

 

 

tfacに入学を決めた理由はなんでしたか?

「他の専門学校も何校も回ったのですが、先生との距離の近さが一番のポイントになりました。実際、入学してからは色んな先生とコミュニケーションをとることができて、色んなことを教えていただき、それが就職にも仕事にも役立っています。」

 

tfacで学んだことで一番役立ったことはなんですか?

「学校で勉強したことは全て役立っています。素材のことはもちろん、マーケティングやリサーチの方法なども学びました。強いて言えば『産学協同授業』が一番かもしれないですね。デザイン画を描いて、現役のデザイナーさんに評価していただきました。社会に出てから経験するようなことを、学生のうちに学べたのが良かったと思います」

 

最後に、ファッション業界を目指す皆さんにメッセージをお願いします。

「今、持っている“好き”という気持ちを忘れなければ、夢を叶えられると思います。tfacの卒業生と一緒に仕事をしていきたいと思っているので、ぜひ頑張ってください!」

 

小澤さん、ありがとうございました!