OBOG | ファッション専門学校の東京服飾専門学校 - Part 29

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スタイリスト 加藤尚子さん

先日、体験入学のゲストとして当校の卒業生でスタイリストの加藤尚子さんがご来校されました。

 

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Q:現在のお仕事内容を教えて下さい。

「基本的には女性アイドルグループをメインに仕事をしています。TV媒体では、フリーのアナウンサーさんのスタイリングをすることもあります」

 

Q:アイドルグループは、人数が多くて大変ではないですか?

「私が担当させてもらっているのは、どんなに多くても8人なんです。事前に好みやサイズ感を教えて頂いているので、その中で選ぶんですが、常にそれが頭に入っているかと言われたら自信無いですね(笑)資料を読み返したりすることはあります(笑)レギュラーでやっている子達は日々会っているので、気分で変わってしまう好みなんかも読み取って合わせるようにしていますね」

 

Q:お仕事の楽しさ、魅力は何ですか?

「この学校に入学するときに願書にも書いたんですけど、人と接する仕事がしたかったんですよ。なおかつ洋服も好きだったので、それを合わせた仕事ってなんだろうって考えたときに、スタイリストという仕事を見つけたんです」

 

Q: 仕事をする上で、日頃心がけている事や注意している事などありますか?

「タレントさんのスタイリングをする時は、ご本人やTV番組のイメージを損なわないようにしないといけないので、ただ単純に流行ものを着せればいいという訳ではないんです。タレントさんの個性をいかに出してあげるかというのが私の仕事だと思うんですね。後、とても単純ですが遅刻しないこと! 私が行かなかったら、その日の洋服は何も無くなってしまうので大惨事です! 朝ちゃんと起きられるかっていうのは毎回心配です(笑)」

 

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Q:加藤さんは卒業後、本校講師の佐藤先生に師事されたとのことですが、先生のもとでお仕事するというのはどうでしたか?

「仕事なので、学生時代よりは厳しくなりましたね。でも、先生っていう感覚がずっと抜けなくて、現場でも先生って呼んでいました。現場では皆さん普通に『佐藤さん』って呼ぶんですけど、私が『先生』って呼ぶから、あの人なんだろう? って思われていたと思いますね(笑)」

 

Q:卒業してからtfac生と仕事することはありましたか?

「ありました。先生ともお会いすることがありましたし、同級生に会うこともあります。結構会う確率が高くて、この前なんかタレントさんが5人くらいしかいないのに、スタイリストが3人tfac生だったんです! やっぱりちょっと安心しますよね。うちの学校頑張ってるんだな〜って思うし、嬉しいです」

 

Q:学校で学んだことで卒業後も役に立っている事があれば、教えて下さい。

「スタイリングの授業です。田舎から出てきたので、東京のどこに何があるかなんて全然分からなかったんです。でも、授業で地図を勉強したので、凄く助かりました。洋服のディティールやアイテムの名前、柄だったりとかっていうのは、正直学生の時は、私洋服作らないし関係ないかなぁって思っちゃってたんですね。でも、今仕事をしていて、洋服のデザインをして欲しいって言われることもあるので、そうなると造形の授業を含め、全てが大事だったって思いますね」

 

Q:本校に入学を決めた理由はなんでしたか? 今もこの学校に入って良かったと思うのはどんなことですか?

「私も体験入学に参加して、入学を決めたんです。他の学校もいくつか行ったんですが、なぜここに決めたかっていうと、先生と生徒の距離がすごく近くて、親身に相談ができそうだなって思ったんですね。先生が友達のような、アットホームな学校で、凄く楽しそうって思って入学を決めました」

 

Q:これからファッションの世界を目指す皆さんに、メッセージをお願いします。

「これから入学して、社会に出て……それからは長いですけど、学生のうちにしか学べないことっていうのはたくさんあると思うので、いっぱい勉強して自分がやりたい職業についてもらえればと思います」

 

スタイリスト 中野みずきさん/株式会社クリエイティブ・ギルド 前田早紀子さん

8月17日、当校の卒業生でスタイリストの中野みずきさんと、株式会社クリエイティブ・ギルドの前田早紀子さんが体験入学のゲストとしてご来校されました。

 

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Q:現在のお仕事内容を教えて下さい。

中野「『Popteen』などの雑誌をメインに、WEB通販やカタログなどの仕事をしています。基本的には中高生〜30代くらいまでをターゲットにした仕事が多いですね。『小悪魔ageha』は立ち上げの時からずっとやっていて、その繋がりで今もお仕事を頂いています」

前田「コンサート衣装の装飾の仕事をしています。最近だとアイドルのツアー衣装などをやりました。コンサート衣装って時期は関係ないので、夏に毛皮を付けたりするんですよ! 毛皮は縫い目が見えないので、縫い終わってから抜けていてやり直しになることもあります。すごく難しいんです」

 

Q:夏に毛皮って暑そうですね…!

前田「そうなんです。アイドルの皆さんはステージでスポットライトに当たったりして凄く暑いので、裏をメッシュ生地にしたりして、少しでも暑くないように工夫しているんですよ。他にも、重そうにみえて軽い衣装を作ったり。どうやって作ればそう見えるかって考えるのも難しいところですね」

 

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Q:お仕事の楽しさ、魅力は何ですか?

中野「なぜ私が雑誌の仕事を選んでいるかというと、小さくても自分の名前が載って、紙として手元に残る事がうれしいからですね。自分で小道具を用意する事があるんですが、背景など世界感をスタッフ全員で作りこみ、完成させる事が楽しいです。」

 

Q:やりがいを感じる時はどのような時ですか?

中野「徹夜明けで撮影して、体はボロボロの状態なんですけど、実際にモデルさんに着てもらって「これ可愛い!」とか、「なんで私の最近の好み知ってるの?」とか言ってもらえるとがんばって良かったって思います。「買い取りしたい!」って言われるとよし! ってなりますね(笑)」

 

前田「自分が装飾した衣装をアイドルが着て、それをお客さんが観て喜んでいるのを見ると、やっていて良かったって思いますね。ご本人に褒めてもらえると、凄く嬉しいです」

 

Q:大変なことは何ですか?

中野「タレントさんだったら、何パターンか組めばいいと思うんですけど、雑誌はそうはいかなくて。この前は125体の秋服のコーディネートをしたんですよ〜! 服だけじゃなくて、合わせる小物や靴なんかも沢山集めるので本当に大変でした。借りるだけで3日、準備に1日、コーディネートを組むのに1日半くらいかかりました」

前田「デザイナーのイメージに近付けるってことも大事なんですけど、アイドルからのオーダーにも答えなきゃいけないので大変ですね。凄く難しいんですけど、終わった後『ありがとう』って言われるとその苦労も忘れちゃいますね」

 

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Q: 仕事をする上で、日頃心がけている事や注意している事などありますか?

中野「とにかくモノを集めるのが仕事なので、このお店はシンプルなモノが多いとか、ここはさし色になるアイテムが豊富だとか、そういうアンテナを常に張っておかないといけないと思っていますね。ショップ店員さんを見て、最近このアクセサリー付けてる人多いな、とか…細かいことも普段から意識するようにしています」

前田「体調管理ですね。1ヶ月に3つのコンサートが重なることもあるんですが、必ず期日までに完成させないといけないので、体調を崩さないように気を付けています。もちろん早く確実に縫製することも大切です。ミスした物をやり直す時間はとてももったいないですからね!」

 

Q:学校で学んだことで卒業後も役に立っている事があれば、教えて下さい。

中野「研修にたくさん行けたことは凄く勉強になりました。就職も、研修でお世話になった方のところに決まったので。いろんなジャンルのスタイリストさんのところへ研修に行かせて頂いて、やっぱり自分は雑誌がやりたいんだなっていうのが、在学中に分かったのも良かったと思います」

前田「研修ですね。現場の雰囲気っていうのは、実際にそこへ行ってみないと分からないことだと思いますし、現場でしか学べないことっていうのもたくさんありますからね。研修で教えてもらったことが、学校のファッションショーに役に立ったりもするので、研修はとても良い経験になりましたね」

 

Q:これからファッションの世界を目指す皆さんに、メッセージをお願いします。

中野「私は北海道から上京してこの学校に入って、同じ夢を持つ友達と出会えました。一緒に頑張れる友達がいたから、辛い時も続けられました。だから仲間を見つけることもとても大切なことだと思います。そして一番大事なのは『私は絶対にスタイリストになる!』ってあきらめずに思い続けることですね」

前田「私は在学中は縫製はあまり出来なくて…入学時なんて本当に初心者で、3年まで通っても皆よりは出来なくて。でも縫える、縫えないよりも『やりたい』っていう気持ちが大事なんですよね。研修行ってみて、やっぱりこの仕事がしたいって思って勉強もいっぱいしたので、自分は出来ないからやめようって思わないことだと思いますね」

 

〈Guest Profile〉

■フリースタイリスト

中野 みずき さん

2004年3月、本校のスタイリスト科を卒業し、鈴木美保氏に師事。

2007年3月に独立し、現在は雑誌「Popteen」、「小悪魔ageha」「姉ageha」を中心に広告、タレントさんや女優さんのスタイリングやカタログなど幅広く活躍中。今年の後期2より、本校講師として従事される予定。

 

■株式会社クリエイティブ・ギルド

衣装製作

前田 早紀子さん

2015年3月にテクニカル科を卒業後

学生時代の研修を経て、念願の株式会社クリエイティブ・ギルドに入社しました。

現在は一流芸能人の舞台からアイドルグループのコンサート衣装、人気テレビ番

組に出演するタレント衣装に至るまで、幅広くエンターテインメント全般の衣装

製作および衣装装飾を手がけるクリエィティブ・ギルドさんに従事していらっし

ゃいます。

衣装デザイナー&スタイリスト 米山裕也さん

8月22日、当校の卒業生で衣装デザイナー&スタイリストの米山裕也さんがご来校され、ゲストトークを開催いたしました。

 

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衣装製作には、衣装を着るご本人も関わることがあるんですか?

「もちろんです。オファーを受けたら、まずコンサートのテーマやコンセプトに合わせて、衣装をどんな感じにしたいのかっていうのを打ち合わせします。その時にアイドル側からオーダーがあったりしますね。そのアイデアがどうやったら一番活きるのかっていうのを提案します。出来上がったデザイン画はご本人に確認して頂き、納得して頂いてから製作します」

 

グループ衣装を製作する際に気を付けていることは何ですか?

「それぞれの個性を出しながらも、グループのバランスを崩さないように意識していますね。例えば、1人だけ衣装の丈が短いとか、色味が極端に暗いとか……そういうことが無いように気を付けています。後は、なるべくその人のスタイルを良く見せられるようなデザインを考えています」

 

フィッティングに立ち会うことはあるんですか?

「はい。フィッティングに立ち会って、実際に本人が着たのを見てバランス・大きさ・サイズ感を確認します。実際に着てみると、ダンスを踊るときにこの丈だと邪魔だとか、動きにくいっていう問題が出てくることがあるので、そこで修正をし たりします」

 

1回のコンサートでどの位の衣装を作るんですか?

「コンサート全体で大体5〜6回くらい着替えがあるんですが、それを一人で担当するときもあるし、別のデザイナーさんと分けてやることもありますね。2人でやるときは、最初にどういうイメージで行くかを打ち合わせして、同じような衣装が出来ないようにしています」

 

デザインを考えるときに大切なことはなんですか?

「要求されたものをコンセプトに合わせてデザインすること。その上で更に、その人たちらしいものを提案していくことですね」

 

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こだわって製作する中で、予算をオーバーしてしまうなんてこともあるのではないですか?

「ありますね。実際に作ってみないと、いくらかかるかってことは分からないじゃないですか。これ位かかるかな? って予想出来るような、前例があるものをやっていたら、いつまで経っても同じような衣装しか出来ないんですよ。失敗してもそれは次に活かせるので、やったことがないものにどんどん挑戦していかなきゃいけないと思いますね」

 

様々なアイドルの衣装を担当している米山さんですが、時間に追われることもあるのでは……?

「あります。オーダーが来た時点で既に時間が足りないなってこともあるんですが、そういうときはどうやったら間に合うのかって考えますね。例えば刺繍をする衣装があるとしたら、最初に刺繍をしてもらって、その布を裁断して、縫製して……っていうのが普通なんですけど、そんな時間が無いときは、刺繍の部分と、衣装制作を別々に同時進行で行って、最後にドッキングさせるようにするとか。どうやったら納期内に完成させられるかって考えるのもデザイナーの仕事のひとつなので、服作りの行程は知っていた方がいいと思います」

 

学校で学んで、今も役立っていることはなんですか?

「基礎知識は学校で学びましたね。その後実際に現場に出てみてから、基礎の大切さが分かりました」

 

お仕事のやりがいはどんなところですか?

「頭の中に描いた今までにない新しいことが、上手くいったときにやりがいを感じますね。イメージ出来ても、形にしてみたら違うってことはよくあるんですよ。だから思った通りに形になったときには嬉しいですね」

 

デザインを考えるとき、生地から考えることはありますか?(2T藤谷さん)

「あります。この生地があるから、こういうものを提案しようって考えることもありますし、このデザインだからこういう生地を使おうっていうパターンもあります。それは場合によりますね。いい生地を見つけたとき、可愛い衣装が出来そうだな〜って思っても、カッコいい衣装を作って欲しいって言われたら、

その生地はボツになっちゃうんですけど、他のときに使おうかなって思って、とりあえず買っちゃったりもしますね」

 

 お忙しい中、大変貴重なお話をお聞かせ頂きました。米山さん、本当にありがとうございました!

株式会社ジーユー プレス 鎌田ちひろ様

7月31日、当校の卒業生で株式会社ジーユー プレスの鎌田ちひろ様が、体験入学のゲストとしてご来校されました。

 

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Q:現在のお仕事内容を教えて下さい。

主にファッション誌へGUの商品をPRするお仕事です。GUの商品を雑誌に載せて頂けるように、スタイリストさんへの商品サンプルの貸し出しや、雑誌の編集者さんへ新しい商品の紹介をしたりします。最近だとwebで“プレスがお勧めする着まわし”を提案したりしました。以前「JELLY」(ぶんか社)という雑誌とコラボして丸ごと1冊GUのお洋服を使った「GU×JELLY BOOK」という本を作ったのですが、また近々別の新プロジェクトを考えており、モデルさんを編集の方と相談したり、スタイリストさんとスタイリングを考えながら、着々と準備を進めています。

 

Q:お仕事の楽しさ、魅力は何ですか?

ファッションが好きでこの業界を目指しましたので、やっぱり一足先のトレンドをいち早く知れるというのが魅力だと思いますね。それと、プレスという仕事は、スタイリストさんや編集者の方など、たくさんの方と出会えるというところも魅力のひとつではないかと思います。

 

Q:やりがいを感じる時は?

自分が紹介した商品や、コメントが雑誌などに載ったときは「私がオススメした商品を載せてもらえたんだな」ってやりがいを感じますね。それを見た家族や友人から反応があったときも嬉しいですね。

 

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Q:学校で学んだことで卒業後も役に立っている事があれば、教えて下さい。

スタイリストのアシスタント時代は「スタイリング」の授業が役に立ちました。スチーマーやアイロン、タグの管理の仕方や地図の読み方……スタイリストが当たり前に出来なくてはならないことですが、教えてもらわないと分からないことでもあります。それを授業で教えて頂けてよかったと思います。

プレスになってから、やっていてよかったと思ったのは「Mac演習」ですね。ExcelやPower Pointを使って資料を作ることが多いので、とても役立っています。

 

Q:本校に入学を決めた理由は、なんでしたか? この学校に入って良かったと思うことを教えてください。

この学校の体験入学には、2回参加しました。そのときに学生スタッフや、先生方が真摯にお話して下さったことと、学校の雰囲気や見せていただいたムービーから、フレンドリーで楽しそうなのが伝わってきて、ここで勉強したいなと思ったので入学を決めました。卒業してからも研修制度などで、学校と親密な関係を持ち続けられるのは嬉しいですね。

 

Q:これからファッションの世界を目指す皆さんに、メッセージをお願いします。

皆さん、ファッションが好きで、色んな夢を持っていると思います。その気持ちをいつまでも持ち続けてもらいたいと思います。様々なことに興味を持って、色んなところへ行って、たくさん経験をして下さい。その経験が、必ず仕事に繋がりますよ!

 

 

■株式会社ジーユー プレス

鎌田 ちひろ様

2012年3月、本校のスタイリスト科を卒業後、スタイリストJOE氏に師事。アシスタントを約1年勤める。その後2013年8月より株式会社ジーユーにてプレスアシスタントへ転職。2014年9月よりプレスの職に就く。現在は、プレスルーム運営、プレスリリース作成、展示会運営など雑誌媒体中心の業務を担当。

パタンナー 橋村春樹さん

8月3日、当校の卒業生でパタンナーの橋村春樹さんが、体験入学のゲストとしてご来校されました。

 

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Q:現在のお仕事内容を教えて下さい。

「おもにブランド衣装のパターン、舞台等の衣装制作をしています。

衣装制作のときは、まずスタイリストさんと、デザインに対してのパターンの引きやすさや、縫製のしやすさを考慮してデザインの打ち合わせをします。その後“生産管理”というパターンや素材に対して、生地やボタンを決めて工場にお願いするというお仕事の方たちと打ち合わせをして、どんどん衣装を作っていきます」

 

Q:パリコレに参加された橋村さんですが、日本と海外では何か違いがありましたか?

「海外の方が、より“感覚的”でしたね。現場では、日本人がたくさん活躍していたので、日本語を使って仕事する場面もありましたが、やっぱり言葉がスタッフ全員に通じる訳ではないので、絵を描いたりジェスチャーで伝えたりもしました。パタンナーもデザイナーのように動いていたので、日本とは違うと感じましたね」

 

Q:最初はビジネス科に入学されていますが、パタンナーに方向転換したきっかけはなんだったんですか?

「学生時代にデザイナーの方と洋服を一緒に作る機会があったんですね。そこで服作りにおいての自分の知識や技術はまだまだ不足していると痛感して、そこで何年かお仕事をした後に、思い切ってパタンナー科に入り直しました」

 

Q:ビジネス科を卒業後、PRのお仕事もされていますよね。PRのお仕事の魅力はどんなところだと思いますか?

「PRの仕事というのは、誰よりもそのブランドを理解して発信していかなければならない重要なポジションです。内外部問わずコミュニケーション力が問われる大変な仕事ですが、たくさんの人から色んな意見や情報を聞くことができるという点は最大の魅力だと思いますね」

 

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Q:学校で学んだことで卒業後も役に立っている事があれば、教えて下さい。

「学校で学んだことは、全て役に立っています。何も知らない状態で入学して、基礎的なことは全部学校で勉強しましたし、今も作業中ふとした瞬間に『あ、ここ授業でやったところだ』とか『これ先生が言ってたなぁ』って思い出すことがありますね」

 

Q:本校に入学を決めた理由はなんでしたか? 今もこの学校に入って良かったと思うのはどんなことですか?

「僕は東北の田舎出身なんですが、ファッションを学ぶにはやっぱり東京に出たかったんですよね。それで、色んな学校の情報を集めたり、体験入学に参加したんですが、tfacは雰囲気が柔らかくて入りやすかったので、この学校で勉強したいなと思って入学を決めました。学校ではイベントでチームで動くことがあって、皆で同じ目標に向かっていけたことはとても良い経験になりましたね」

 

Q:これからファッションの世界を目指す皆さんに、メッセージをお願いします。

「元気があれば何でも出来る(笑)! 目標を持っていれば、挫けそうなときもそこに向かって突き進んでいけると思います。皆さん頑張って下さい!」

 

 

■パタンナー 橋村 春樹さん 5I8A0099

 2012年3月工業パターンナー科を卒業。在学中に東京コレクション等のファッションショーや様々なファッションイベントのプレスアテンダントとして活動。2013年渡仏し、パリコレクションに参加。帰国後、ファッションブランドのパターン、生産管理、舞台公演やアーティストの衣装製作としてフリーランスで活動中。

 

スタイリスト 持田洋輔さん

7月26日、当校の卒業生でスタイリストの持田洋輔さんが体験入学のゲストとしてご来校されました。

 

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Q:お仕事の楽しさ、魅力は何ですか?

メンズとレディースでは、スタイリングで求められることが少し違うんです。メンズは知識、レディースはパッと見たときの印象が求められるので、それぞれ違いやスタイルの作り方を考えながらスタイリングするのは楽しいですね。

やっぱりファッションが好きでこの仕事をしているので、ショーや展示会を見に行けて、皆さんよりも半歩先の流行を知れたり、新作の洋服……今だと、今年の秋冬のコレクションを見れるっていうのが魅力です。

 

Q:やりがいを感じる時はどのような時ですか?

“出来上がった瞬間”ですね。

雑誌が出来上がって、編集さん、タレントさん、カメラマンさんやヘアメイクさん達スタッフと「良かったね」って話すときにやりがいを感じますね。後、 SNSなんかで自分が担当したページについてのコメントを見たときは嬉しいですね。最近だと「この衣装集めたスタイリストさん神!」っていうコメントを発見して(笑)凄く嬉しかったですね。

 

Q:大変なことは何ですか?

リサーチです。クライアントから、「こういうイメージで」って依頼をされた後、自分の足で街に出て服を探すんですけど、夏は暑くて汗だくになりながらリサーチするので、本当に大変なんですよね。

 

Q: 仕事をする上で、日頃心がけている事や注意している事などありますか?

時間を守ることです。

遅刻すると、衣装を持っているのはスタイリストなので撮影が始まらないんですよ。だから絶対に遅刻はしないように気を付けています。撮影が始まってからも、アイロンが間に合わないとか、衣装のトラブルなんかで撮影時間が押したりしないように注意しています。

 

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Q:学校で学んだことで卒業後も役に立っている事があれば、教えて下さい。

やっぱり「スタイリング」の授業ですね。アイロンやスチーマー、底張りといった、スタイリストとして大切なことを教えてもらえます。それと「マテリアル」の授業は、当時は少し難しくて苦手意識がありましたが、今になってとても役に立っています。特にレディースには多いのですが、アイロンをかけると溶けてしまったり、千切れてしまう生地があるんですよ。そうならない為にも、素材についての知識があるのは、スタイリストにとっては大事なことだと思いますね。 後、「ヘアメイク」の授業はそれまでやったことが無かったメイクが新鮮で、とても面白かったです!

 

Q:学生時代に研修には行きましたか?

1年生の夏休み頃から研修に行きだしたんですけど、まだ何も知らない状況でいきなり「ここにタレントさんが来るからいってきて!」って言われて、もの凄くテンパったことがありましたね(笑)研修はやっぱり大変だけど、学ぶことはもの凄く多いですよね。様々な職種の方々と関われるので、色んな話を聞いて勉強することができました。

 

Q:本校に入学を決めた理由はなんでしたか? 今もこの学校に入って良かったと思うのはどんなことですか?

学校見学をしたときに授業風景を見せて頂いて、先生と生徒の距離が近くて、仲良く楽しそうな雰囲気がいいなと思ってこの学校に決めました。入学してから、先輩後輩や学科に関係なく関われて、アパレル業界に携わる友達がたくさんできたことは本当に良かったと思いますね。

 

Q:これからファッションの世界を目指す皆さんに、メッセージをお願いします。

ファッションの世界は楽しいです! 僕は元々全然違う職種の仕事をしていたんですが、やっぱりアパレルの仕事がしたくて仕事をやめて、この学校に入学したんです。アシスタント時代は辛いこともありましたが、辞めたいと思ったことは一度も無くて、スタイリストという道を選んで本当に良かったと思っています。やらないで後悔するより、やって後悔した方がいいと思います。少しでもやりたい気持ちがあるなら挑戦してみて下さい!

 

 

 

<Guest profile>

■フリースタイリスト

持田 洋輔さん

2011年3月、本校のスタイリスト科を卒業し、Men’s Jokerやアーティスト、ブランドのカタログなど多くのスタイリングを手がけるスタイリスト田村和之に師事。2015年2月に独立し、現在はSTREET JACKを中心に美的の連載ページ、イベント、WEB関連のスタイリングを担当。また、本校スタイリスト科1年生の授業を担当

スタイリスト 山下友子さん/東光商事㈱ デザイナー 小澤宏太さん

7月18日、当校の卒業生でスタイリストの山下友子さんと、東光商事株式会社デザイナーの小澤宏太さんが、体験入学のゲストとしてご来校されました。(以下、敬称略)

 

現在のお仕事の内容を教えて下さい。

山下「女性お笑い芸人さんのスタイリングを担当しています。レギュラー番組の収録がメインですね。朝、テレビ局に入って、本人とどういうスタイルでいくかを話します。アシスタント時代は、映画やドラマ、アーティスト撮影など、様々な仕事をしていましたね。」

小澤「スポーツウェアをメインに、ヤングからアダルトまで幅広い世代のブランドデザインをしています。会社にはパタンナーがいないので、外部発注のための仕様書も自分で書きます。入社後1週間程でブランドを任されたので、プレッシャーもありましたが、とてもやりがいのある仕事で、毎日がとても刺激的です」

 

学校で学んだことで、役に立っていることはなんですか?

山下「スタイリングの授業で、洋服の名称を勉強したことです。特にアシスタント時代は、スタイリストさんの指示が大事なので、とても役に立ちました」

小澤「ショップ&ギャラリーで、自分たちで1からブランドを作り上げたことですね。学生の頃から、デザインや生地を考えて服を作り、それをお客さまに買っていただくという経験は、なかなか出来ることではないと思います」

 

この学校に入学を決めた理由はなんですか?

山下「在学中に、たくさんの現場研修に行けることです。また、少人数制もこの学校に入学を決めたポイントになりました」

小澤「少人数制です。他の学校も見学をしましたが、先生と接する機会が多く、しっかり学べるのはtfacだったので、入学を決めました」

 

入学の決め手となった“研修制度”ですが、山下さんはどんな研修に行ったんですか?

山下「1年生の時から、行ける研修には片っ端から行っていましたね。TV、映画、雑誌…ありとあらゆるジャンルに挑戦しました。早くからたくさんの研修に行っていたので、2年生になった頃には、自分が行きたいジャンルが決まっていたので、そのジャンルに強いスタイリストさんのところに、2年生の夏頃から行き始めていました」

 

小澤さんは、授業で企業へのプレゼンをしていますよね。内容を詳しく教えてください!

小澤「株式会社オリゾンティさんとの産学協同プロジェクトです。2016年春夏アイテムのデザインを考えて、デザイナーさんにプレゼンしました。生地のことを考えたり、トレンドを取り入れたり。今まで見たことがなかったようなジャンルのものもリサーチすることで、自分の幅が凄く広がったと思います」

 

その経験は、就職活動でもプラスになったのではないですか?

小澤「就職活動では一番プラスになったのではないかと思いますね。面接では、大学生や、4年制の専門学校の人と一緒になりましたけど、負ける気がしなかったんです。僕は縫製はあまり得意ではないので、生地の性質などの素材学を勉強して、その分誰にも負けない知識を身につけました。同期に素材について聞かれることもあるんですよ。この学校に通った2年間はすごく濃密で、学びたいことは全て学べました。」

 

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山下「私は夏の体験入学のスタッフをやったんですが、他の学科の友達もできて、凄くいい夏休みの思い出になりました」

小澤「卒業制作ファッションショーですね。1から作り上げることは大変でしたが、完成したときはとても感動しましたね。中学校、高校でもたくさん遊んで思い出をたくさん作ったと思っていましたが、比じゃなかったですね。本当の青春ってこういうものなんだなって感じました」

 

この学校に入ってよかったと思うことはなんですか?

山下「他の学科や、先生方との付き合いが多いこと。卒業したのは何年も前のことなのに、今でも当時の先生方や友達と繋がりがあるんです。特にアシスタント時代は辛いことも多かったんですけど、悩みを共有できる友人がいたことは、心の支えになりましたね」

小澤「イベントが多くて、他の学科の友人がたくさんできたことです。僕はデザイナー科卒業ですが、他の科の友達とよく遊びに行くんですよ」

 

最後に、ファッション業界への就職を目指す皆さんにメッセージをお願いします!

山下「私はこの学校に入る前はミシンもろくに使えなかったんです。そんな私が、一握りしかなれないようなスタイリストになれるのか不安だったんですけど、何事もやる気が大事だと思うので、やってみようという気持ちを持ち続けて、これからも頑張って下さい!」

小澤「僕もミシンは使えなかったし、絵も描けない状況で入学しましたが、今では現場に出て、デザイナーになれて、僕が選んだ道は間違ってなかったなって思いますし、これからも一生デザイナーであり続けたいと思っています。それくらい魅力のある仕事です。頑張れば自分の理想の職に就けると思うので、頑張って下さい」 

 

〈Gesut profile〉

■フリースタイリスト

山下 友子さん

 

本校卒業後、研修を経て多数の人気芸人さんやアーティストのスタイリングを手掛けるわたなべひろしさんのもとで活動をし、4年前に独立。現在はハリセンボンさんのスタイリストとして活躍する他、若手俳優さんなどのスタイリングも担当。

 

■東光商事㈱

デザイナー

小澤宏太さん

本校を2016年3月に卒業。現在はODMや自社ブランドのデザイナーとして幅広くデザインを手がける。入社3ヶ月で、スポーツウェアブランドを1つ任され進行。会社では109系のブランドや、シャネル、ルイヴィトン、ラルフローレンなどの生地やWEGOなどヤング向けのブランドも手がけている。