こんにちは、SHIMADAです。
管理栄養士として現場一筋20数年。
医療機関（健診クリニックやメンタルクリニック）にて正しく食べて健康になるための
パーソナル栄養相談や栄養講座を担当。
妊娠前～妊娠中～産後～更年期と女性の健康支援を通じて、次世代の健康の底上げに取り組む
一般社団法人ラブテリの公認カウンセラーとしても活動し本学園モデル科の
栄養学講師として勤務。
日頃、クリニックで栄養指導している際に、
食生活で心がけていることや気になっていることはどんなこと？
と聞くと、
「野菜を先に食べるように心がけています」
「野菜が不足しているのは分かっているのですが、なかなか・・・」
など野菜に関する声が多く聞かれます。
野菜の目標量は1日350gですが、
令和元年の調査結果では、平均280.5g /1日で、目標量を下回る結果でした。
年齢別の平均値を見てみると、なんと20代が男女ともに最も少ない傾向があることが分かっています。
また、ここ10年間の推移を見てみると、日本人の野菜摂取量の平均値はほぼ横ばいです。
「気をつけている」という割には増えてもいないし、「不足している」という割には減ってもいないんですね。
（といっても、あくまでも平均値ですので、個人差があることは言うまでもありません。）
350gというと、すごく多そうな気がしますが、、
食べやすい野菜で想像してみましょう。
プチトマト4個で60g・・・
きゅうり1本100g・・・
ブロッコリー小房３房で90g・・・
どうでしょう、これだけですでに250gもまかなえますよ。
また、定食についてくる小鉢（だいたい70g位です）で言うと５皿程度です。
朝に１皿、昼に２皿、夜に２皿小鉢を添えれば、まかなえる計算です。
難しく考えず、毎食少しずつ食べていれば意外と野菜は増やせるものです✨
授業では食品カードを使って、1日の献立を作成してもらいました。
私からのリクエストは、
①1日の野菜量350g以上
（そのうち120g以上が緑黄色野菜であること）
②2000kcal±200kcal/1日であること
③毎食主食主菜副菜を揃えること
この条件を揃えて1日の献立を作ること
各チームあれこれ相談しながらいい感じに仕上がっていました
SHIMADA
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