~就活室便り~#27 Show Must Go On~ギフトショー訪問記 2 | ファッション専門学校の東京服飾専門学校

~就活室便り~#27 Show Must Go On~ギフトショー訪問記 2

~就活室便り~#27 Show Must Go On~ギフトショー訪問記 2

 

こんにちは。就活室のHANAZONOです。肩骨折から復帰しまして一番良いのは
腕を上まで上げられることです。今までは左手でつり革にもつかまれなかったし、
だれにも言いませんでしたが実は掲示板に求人票を貼るっていうのが非常につら
かったんですよね。それでも他の人に貼ってくださいって頼むのもなんとなく
偉そうで気が引けてかなり苦しみながら貼っていました。それ以外にもバック
パックが背負えない、とかボタン付きの普通のシャツが着れない、とかいろんな
ことができませんでした。本当普通にシャツを着るって、思った以上に肩を回して
いるんですよ。そんなことを改めて気付かされ、半年間ニットのTシャツを伸ばし
ながら着ていたのですが肩が上がるようになって以来ボタン付きの伸びないシャツ
しか着ていないですね。それにしてもこの半年って結構長かったです。みなさんも
できるだけ転ばないよう、十分気をつけてくださいね。一度ダメージを受けると
そのあと長いですよ。お医者さんにも言われましたが、とにかく骨は折らないに
限る、ということです。これからも転ばず頑張っていきましょう。

 

今回はギフトショーレポート、第2回をお送りします。

まず最初はトレードワークスさん。エコバック、ペットボトルを始めとする各種
名入れ商品、ノベルティグッズの大手です。そこから事業を拡大し、ペット事業
にも大変力を入れていらっしゃいます。そんなペットの服が目に付いて、いろいろ
お話をお伺いしました。というのも学生と話していると、将来犬の服を作りたい、
という希望を持っている方が結構多いからです。確かにお散歩している犬を見て
いると服を着ている割合が結構多いですよね。というわけでまずは写真をご覧
ください。

ANNA SUIブランドの猫用ウエアです。なんだかんだ言ってきちっとANNA SUIして
いるのがかわいいですよね。我が家の猫には一回も服を着せたことはないのですが、
実際着せたらどうなんでしょうね。うまくできた方はその着せるこつを教えてくだ
さい。寒がりなのは間違いないので本当はうまく服着てくれたら、と思います。

もちろん犬の服とその関連お散歩グッズのほうが圧倒的に多いです。製作は海外
工場に依頼し、自社で縫製しているわけではないですが、当然企画は自社なので
企画参画はできますよ。そのほかのノベルティグッズの企画、アイデア等の仕事
もございますのでご興味のある方はエントリーしてみてはいかがでしょうか。マイ
ナビ2026よりエントリーが可能です。「トレードワークス」で検索してみてください。

 

次にご紹介するのはMISSH KISSHさん。元々コサージュ、アクセサリー屋さんで、
自社で販売もしますが、アパレルメーカーのOEM, ODMが多く、取引ブランドから
ブランドのテイストに合ったペットの服やアクセサリーが欲しい、と言われ開発を
始めたそうです。そうして出来上がったのがペットのロリータファッションです。
まずは写真をご覧ください。

服だけじゃなく小物もかわいいですよね。同じテイストの服で自撮り、この要望は
かなり多いそうですが、ECサイトでは全て在庫なしになっていますね。ペットの服
もこれからどんどんテイスト別に分かれていって、ただのTシャツとかがどんどん
減っていくのかもしれませんね。そうするとペット専用デザイナー、パタンナーの
出番かもしれないです。今後注意して情報は集めていきたいと思います。

 

次にご紹介するのは森製綿所様。江東区で製綿業を営んでいらっしゃいます。
ブースの写真をご覧下さい。

原綿をそのままインドから輸入し、製綿、織物、編み物を作成しているそうです。
手前の綿、って感じの物質が原綿です。写真では判別できませんが原綿には綿花のカラ、
土をはじめとする不純物が混ざっています。それらを取り除き糸として紡いでいくのは
結構大変な作業で、その不純物の取り加減で質も値段も変わってきます。だから光沢の
ある、しなやかな綿のシャツって、高いですよね。

写真一番奥にクッションが見えますが、これは海外デザイナーを起用して製作した
メイド・イン・トウキョウの製品です。その他布団、寝具関係の製品を多数手がけて
いらっしゃいます。直接接点はないかもしれませんが一度お伺いして紡いでいる風景を
見せていただきたいと思いました。何かの機会があったらお伺いできたらと思います。

 

最後にご紹介するのはザ・チェリーさん。繊維の街八王子で、伝統技法で現代デザインの
アパレル製品を、品質にこだわりながら少量生産、受注生産されています。日本各地の
滅びゆくような手仕事の粋を集めた製品づくりをしていらっしゃいます。

写真でオレンジ色に見える商品は和歌山で染めている紀州梅染です。そういう染め方が
あること自体初めて知りましたし。柄物のほうも八王子で江戸から続く染め方で職人さん
の完全な手染めの商品になります。奥に小さく染めている方の写真が置いてあります。
日本各地の伝統的な染技法がこうして残っていくって、素晴らしいですよね。時間が
許せば一度工房にお伺いしてお話をお伺いしたいと思っています。少しでも次代に技術を
つなげていったら、という思いは膨らみます。良いものが良いって言えるって、良いです
よね。

 

というように駆け足で今回のギフトショーでお話をお伺いした企業を紹介しました。コスト
の関係上、大量生産しようと思うとどうしても生産は海外に移転しますが、企画自体が移転
することはなく日本での企画ですし、たとえ生産が海外に移ろうとも日本のクオリティコン
トロールは卓越したものがあり、たとえどの地域で作ろうと日本の企業の製品は世界に冠たる
ものがあります。そして生産の本居地が海外に移ろうともメイド・イン・ジャパンは決して
なくならず、伝統の技術は伝統として継承し、各地での生産、日本製の製品生産が止まること
は決してありません。みなさんもこのものづくりのノウハウを、技術を、伝統を継承し、
そしてどんどん革新していってください。そのために役立つ情報を少しずつでもお伝えして
いけたらと思います。

 

東京ビッグサイトの2ホールを丸々使い、その広い会場に2700社以上の出展者を集める日本
最大の総合展示会、ギフトショー。その会場をまさしく駆け足でまわりながら様々な出展者と
お話しさせていただき、その中の一部を紹介させていただきました。最後の方は時間がなくて
外から拝見しただけでお話を伺えなかったブースも多数あり、また次回、第100回のショーの
課題にしたいと思います。3月もいろいろ展示会、ショーが多数開催されます。少しずつでも
情報をお伝えできたらと思います。

 

ではまた。

 

HANAZONO

 

スタイリスト・デザイナー・衣装制作の就職はtfac

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

東京服飾専門学校 次回オープンカレッジの日程

3/20に開催予定です。

 

詳しくは下記よりご確認ください。

体験入学申し込み    こちら

https://www.tfac.ac.jp/open_college/

 

【Web学校見学を随時受け付けています】
授業見学のご予約は下記URLから予約フォームでお受けしています。

見学申し込み   こちら

https://www.tfac.ac.jp/学校見学予約カレンダー/

 

♦資料請求・学校見学・WebオープンカレッジがLINEで簡単に

申込ができるようになりました。

お友達追加お願いします♪♪

友だち追加

♡tfac Instagramフォローお願いします♡

@tfac__official

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★