今年開催3回目を迎えた東京服飾専門学校 × 日本モデルエージェンシー協会によるモデルを目指す人を応援するイベント『美トレ 2022』。
今回も業界で活躍する方々をお招きし、モデルというお仕事の魅力や夢を叶えるためのアドバイスなど、幅広いトークをお届けしました。
4組目のゲストはフォトグラファーの鈴木 英雄さん。
株式会社ポインター代表、公益社団法人日本広告写真家協会 副会長を務める鈴木さんから、フォトグラファー視点でモデルという仕事について語っていただきました。
そちらの模様をレポートします!
ー鈴木さんは数多くのモデルや芸能人の方々を撮影されてきたそうですが、いいモデルの条件というのは何かありますか。
フォトグラファーといってもいろんな種類があるんです。広報や雑誌を中心にやる人もいれば、ファッション専門の人もいます。僕は広告がメインで風景やスポーツもやっています。だからモデルさんだけでなく、化粧品やミネラルウォーター、車などいろんなものを撮りますが、僕にとってはみんな同じなんです。
何であろうと、全てのフォトグラファーは被写体に対して“恋愛”をします。疑似恋愛ですけどね(笑)。写真を撮る瞬間から被写体に恋をして、撮り終わるとその恋愛はスッと終わります。なぜそうするのかというと、気に入ったものでなければ愛情を持って写真を撮れないからです。
だから、撮られる人もカメラマンに対して愛情をもって接してほしい。「このカメラマンは嫌だな」と思ったら、「笑って!」と言われてもいい顔できないでしょ?
愛情を持って接してくれているかどうかは、目で伝わります。そして「あ、僕のこと気に入ってくれてるんだな」と感じると、僕も一生懸命お返ししなきゃいけないと思う。今まで何万枚も写真を撮ってきたけれど、一番いい写真を撮ってあげようと頑張るんです。そうやって、お互いがエネルギーを出し合う関係が作れる人が“いいモデル”というかもしれないですね。
ーでは、良いパフォーマンスをするためには、どのような準備が必要だと思いますか。
当然、洋服を着こなすためのスタイルは必要です。僕は100円のTシャツにボロボロのジーンズ履いても「かっこいい!」って言わせる人が1番おしゃれだと思う。そのためには体からきれいにしていかないと美しく見えないので、みんな体作りをするわけです。
しかし広告モデルというのはちょっと違って、決して1番美しい人が選ばれるわけじゃない。商品のコンセプトに合った人を選ぶんです。マーケティングリサーチをして、その結果で選びます。そういったイメージ戦略に自分がどう合うかが大事です。
そして、これからの時代は本音で語れる人が強いでしょう。見た目も大事ですけど、スタッフの方達と本音でお話しできる人は次の仕事に繋がってくるんだろうなって思いますね。
あとは、お仕事をもらった時に感謝の気持ちを持って接すること。この仕事をステップに次の仕事を頑張ろうという人は歩き方から違います。常にそういう感謝の気持ちを持って生きていくと、顔にも体にもそれが現れて多くの仕事を得られると思いますよ。
ーでは、最後にみなさんへメッセージをお願いします。
見る側の人間からすると、「モデルになりたいなりたい」というだけの人よりも、自分の生き方をきちんと持っている人の方が魅力的です。
自分自身が「ここは誰にも負けない!」というものを柱として持って、そして職業としてモデルをやる。あくまでモデルは職業ですからね。職業は職業、自分の生き方は生き方。生き方の柱をしっかり持っていれば、何か挫折があった時に乗り越えられる。だから一つだけ、自分が負けないものを持ってください。
以上、ゲストトークレポートでした。
鈴木さん、貴重なお話ありがとうございました!
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次回open college は10/2に開催予定です。
詳しくは下記よりご確認ください。
https://www.tfac.ac.jp/open_college/
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