衣装デザイナー・米山裕也さんとtfac生の座談会 part 3 | ファッション専門学校の東京服飾専門学校

衣装デザイナー・米山裕也さんとtfac生の座談会 part 3

tfacの卒業生であり、数々の有名アーティストや人気アイドルの衣装デザイナーとして活躍している米山裕也さん。そんな憧れの先輩とtfac生の座談会レポート最終回をお送りします!

 

 

―いくつか案を出して「どれも違う」と言われたり、直前に「やっぱり違う」と言われたことはありますか?

 

米山 最近はあまりないですが、過去にはありました。作り直すにしても、「時間とお金をどう調節するのか」を自分一人の判断で決めることは出来ません。関わっている多くの方に確認する必要があるので、話し合いをして可能な範囲内でベストなチョイスをしていきます。

 

今すぐになんとかしなきゃいけないから出来ることをやってみるのか、もしくは「10日後までになんとかしてね」という話になるのか。はたまた「プラス何十万円、何百万かけてもいいから、新しい衣装をこの期間で作ってください」という話になるのか。そのあたりをしっかり話し合うことになりますね。

 

―衣装をデザインするとき、アイデアに困ったらどうしていますか?

 

米山 とにかく考えるしかないですね。何かコンセプトを乗せるとか、テーマに合うものの中でアップデートをしてみたり、流行りのものを取り入れたり。同じにならないようにいつもと違うデザインを持ってくるようにしています。

 

―今まででとくに大変だったことは何ですか?

 

米山 アイデアを出した時点で「これを実現するにはどうしたらいいだろう」ということを一緒に考えて、自分の頭の中の想像を現実の製作作業にどうやって落とし込んでいくのか。限られた時間の中でスケジュール管理もしながらやっていくというのが一番大変なことかもしれないです。

 

好きなデザインを描いて「ここはどの素材でどういうふうに作るの?」と聞かれたときに「今考えてます」なんて答えてしまったら、自分で自分の首を絞めることになっちゃいますからね。

 

 

―私たちが今のうちから出来る、将来のためにやっておいた方が良いことはありますか?

 

米山 “現場に触れる”というのが一番じゃないですかね。どんな仕事でどんな作業をしているのか、「こんなことまでやってるんだ」のような発見もできますし。

 

ラインストーンを1個付けるだけでも色々な工程があるんですよ。そういうのを踏まえて「こんなに大変なら嫌だな」と思うのか「これだけ大変でもみんなが見てくれて嬉しいな」と思うのか、現場で実際に体験してやっと分かるところだと思います。

 

自分がやりたいと思ってることに近いことを、今から研修などの機会で体験してみるのは良いかもしれないですね。僕もtfac生のみなさんが、後悔しない道に進めるように応援しています!

 

 

たくさんの貴重なエピソードやアドバイスをいただいた米山先輩、ありがとうございました!!

 

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