ビーシーコスチューム様をお迎えして
こんにちは。就活室のHANAZONOです。もはや世間では衣替えの季節を迎えつつありま
すが海面温度が下がらない状況では素直に秋到来とは言えない雰囲気があります。この
時期に熱中症の心配をするのもなんですが、昼夜の寒暖差も大きくなってきています。
お体には十分お気をつけてくださいね。
今回は産学連携実習でいらっしゃったビーシーコスチュームの太田様から貴重なお話を
沢山頂き、それを少しでも紹介できればと思っています。
ビーシーコスチューム様はバレエ専門の衣裳レンタル、作成の会社ですが、バレエには衣裳
だけではない小物類(冠、お面、アクセサリー、靴、等)がたくさんあります。当然その
すべての制作を自社で行えるわけではなく、デザインだけ自社で行い製作は外注、という
流れになります。また衣裳にしても短期で250着分、とかいう無理な注文が意外に多く、
その分は外注に出すそうです。そういう外注先はバレエ専門という会社ではなく、舞台衣装
全般取り扱い、というような企業が多いようで例えば劇団四季、宝塚をはじめとする他の
舞台衣装、テーマパーク衣装、と多岐の仕事をこなしているそうです。そんな企業の紹介や
いわゆる引き抜き、等も多く各種衣装会社での人の流れは横断的で、バレエの会社に入社した
方がアミューズメントパークの衣装の会社に移ったり、舞台衣装の担当の方がバレエ業界に
移ったり様々な人の流れがあるようです。衣裳業界、思った以上に狭いというか、どこかで
活躍すればそれを評価してくれる人が必ずどこかにいる、と言うことだと思います。それゆえ
衣装制作を学校で学び、それを仕事として行きたい方は最初志望の会社、志望の演目に巡り
合わなくとも衣装業界に在籍し、あきらめなければいつかは希望のポジションに行けるかも
しれない、頑張ってチャレンジして欲しいとのお言葉を頂きました。それと、学校で衣裳制作
を学んでも衣装制作は趣味、と割り切り、一般企業に就職して休日に服作りを楽しむ、という
2通りの道が縫製技術科にはあり、どちらに進むかは自分次第だが、若いうちはチャレンジ
しても良いと思います、というお話を頂きました。衣装制作業界は特に新人の募集が少なく、
最初に務める会社探しに皆さん苦労していらっしゃいますが、少し長い目で見れば自分の
行きたいところに行ける可能性がある、というお話には全員が納得して聴いていたようでした。
チャレンジしたい方はどんどんチャレンジしてください。
それ以外に本題としてデザインの話、バレエの話、材料選択と購入の話、衣裳制作の魅力、
等々ためになるお話を沢山してくださいましたが、衣裳は作るだけでは善し悪しがわからず、
必ず試着してみないとわからない、というお話をされました。じっさいの着心地、動きやすさ、
等だけでなく、王、王妃などの重厚な役は動きに軽々しさが出ないようにわざと衣裳を重くする、
とかたとえ男性用の衣裳でも女性達が(社員は全員女性だそうです)試着し、直すところは
直していくそうです。私も以前レディースのバイヤーをやっていましたが、バイイングする商品は
必ず試着して確認していました。やはりファッション業界は着て、見て、触ってみる、と行くことが
基本だと改めて感じました。
、というわけで今回学生にも試着をお願いしました。男性用衣裳、等の体形が合わない衣裳の
直し方もご講義頂き本当に貴重な体験になりました。写真の学生たちの笑顔を見て頂ければその
満足度がお分かり頂けると思います。
今回はバレエ衣裳の講義が思った以上に就活に役立つ講義になってしまい、今後舞台衣裳の道を
進む方たちにも参考になると思い急遽紹介させて頂きました。今後もそんな訳でいろんな角度から
いろんな情報を紹介して行きたいと思います。
ではまた。
HANAZONO
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