指定野菜　ブロッコリー…

こんにちは、管理栄養士のSHIMADAです。

フードサービス業界でのレシピ開発やイベント企画、コラム執筆などを手掛けた後、

現在はクリニックにて年間1000人以上の栄養相談を担当。
本学園モデル科の栄養学講師として勤務しています。

2026年から、ブロッコリーが農林水産省の「指定野菜」に追加されることが決まりました！

指定野菜とは「消費量が多く、国民の生活上重要な野菜」として国が指定している野菜のことです。
天候により収穫量が左右されやすい野菜ですが、指定野菜になることで、

国から補助を受け計画的に生産することができるようになります。

その結果、消費者に安定して供給できるというわけです。

たまねぎ・人参・キャベツなどお馴染みな野菜をはじめ、

現在14種類の野菜たちがエントリーしているんですよ！

ちなみに、ブロッコリーが日本に渡来したのは大正時代といわれています。
家庭の食卓に頻繁に登場するようになったのは昭和以降ではないでしょうか。
大根や生姜が、弥生・古墳時代から日本に渡り親しまれていたのを考えると、

かなり新参者な野菜ですよね。

そんな新参者がなぜ「指定野菜」になるほど人気になったのか？！

ひとつは、栄養価の高さかと思われます。
ビタミン・ミネラル・食物繊維はもちろん、野菜にしてはたんぱく質の含有量も多いのが特徴です。

さらに、イソチオシアネートという抗酸化・抗炎症に働く成分が含まれ、

様々な病気による死亡率を低減させることが報告されています。

そしてなにより、調理しやすく美味しく食べやすい！
いくら栄養があっても、美味しくなければ手が伸びませんよね。

　
緑の野菜が苦手なユタさん（夫です）も、アヒージョにして上に生ハムでも乗せれば、

あっという間に一皿ぺろりと平らげます☆

SHIMADA

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2024/02/17