衣装デザイナー&スタイリスト 米山裕也さん 特別講義Part1 | ファッション専門学校の東京服飾専門学校

衣装デザイナー&スタイリスト 米山裕也さん 特別講義Part1

米山裕也さんは本学園スタイリスト科を卒業後、衣装スタイリング&製作事務所に入社。2012年に独立し、現在は数多くのアイドルグループやアーティストさんのコンサート衣装デザイン、スタイリングを手掛けています。

 

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−最近、具体的に関わったコンサートを教えていただけますか?

去年の12月に東京ドームで開催されたNEWS、Hey! Say! JUMPのコンサート衣装や今年の初めはTravis Japanのコンサート衣装も担当しました。

 

<2023年12月に東京ドームで開催されたNEWSのコンサート衣装について>

 

 

−今回のコンサートは何体ほど作りましたか?

メンバー1人につき3〜4着ほどだったと思います。今回のコンサートは着替えを少なくしようという流れだったので、体数をしぼりました。

 

−衣装製作の依頼が来たのはいつ頃でした?

このコンサートをやることは以前から決まっていたんですが、その前に20周年記念のツアーもやっていたので時間が無く、11月の後半くらいから作り始めました。

 

−どうやってデザインを決めていくのでしょうか?

曲が決まっていないと衣装が決まらないので、セットリストが決まってから衣装数、デザインや着替えるタイミングなどの構成を考えます。また、東京ドームは広いのでメンバーが固まってステージにいるのか、バラバラに散らばってパフォーマンスするのかによってもデザインを変えていきます。全員一色にして統一感を出したり、ひとりでも目立つように派手にしたりと具体的な話をまとめていきます。

 

−製作作業のプロセスを教えて頂けますか?

つなぎの衣装はまず生地の柄のデータを作るところから始まって、それをメンバーのみなさんに見てもらい、実寸サイズで衣装におこしたときに、小さく見えるのか大きく見えるのかを確認してもらいます。

 

 

−生地を発注→パターンにおこしていく流れですか?

そうですね。そこはパターンと同時進行していきます。できることはなるべく同時に進めていかないと間に合わないので…。そこから衣装を作ってくださる工場へ生地とパターンをお渡しします。他のお仕事も抱えているので、工場も4〜5社に分担して依頼し作っていただきました。

 

−工場は東京が多いですか?

都内でやってくださる方もいますし、大阪でやってくださる方もいるので、納期までの時間や年末シーズン、天候で配送が遅れたりすることも計算しながら依頼するようにしています。

 

−今回の柄のデザインは米山さんが担当したのですか?

今回は時間も無かったので、コンサートグッズを作っている会社さんに監修してもらいましたね。

 

Part2へと続きます。

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