和食展 | ファッション専門学校の東京服飾専門学校

和食展

こんにちは、管理栄養士のSHIMADAです。

フードサービス業界でのレシピ開発やイベント企画、コラム執筆などを手掛けた後、現在はクリニックにて年間1000人以上の栄養相談を担当。

本学園モデル科の栄養学講師として勤務しています。

 

和食がユネスコ無形文化財に登録されてから10年が経ちました。

「和食」というとどのようなメニューを想像しますか?
寿司?天麩羅?懐石料理??

家で食べるお母さんのご飯は和食でしょうか?
とりあえずご飯とお味噌汁があれば和食っぽい感じがしますね?
おかずが焼き魚だったら和食感が高まりますが、ハンバーグだったらどうでしょう?
国民食ともいえるカレーライスは??

このように、和食のイメージや定義は非常に漠然としていますね。
そもそも、和食の定義は明確には定められていません。

ユネスコ無形文化遺産としての「和食」は「日本人の伝統的な食文化」のことで「料理」そのものではないのです。


そんな身近なようで意外と知らない和食のことを知りたくて上野の国立科学博物館に足を運んできました。

「和食 ~日本の自然、人々の知恵~」と題して、
バラエティ豊かな標本や資料とともに、科学や歴史などの多角的な視点から和食を紹介しています。

※2024年2月25日まで開催しています!

 

日本列島の自然が育んだ多様な食材や、人々の知恵や工夫が生み出した技術、歴史的変遷、そして未来まで・・・。
日本の風土から、和食の基本となるご飯、味噌汁、発酵食品がなぜ根付いたのか丁寧に紐解き、
そして、その後、どのような変遷を辿ったのか?
最初は食材そのものを茹でる・焼くなどのシンプルな調理法だったのが、

交通網の発達により北から南まで様々な食材や文化が交わることで新たな料理がうまれ郷土料理となり・・

年月を重ねることで新たな食材や概念が取り入れられ・・、

そのような繰り返しで現在の日本人の食事に繋がってきたんですね。

 

「卑弥呼の食卓」「織田信長が徳川家康をもてなした料理」「庶民の食事」など様々な

食品サンプルが飾られていて観ていて飽きませんでした。


気がついたら3時間ほどあっという間に経っていましたよ☆

和食の定義はあいまいですが、特徴は次の4点です。

(1)多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重

日本の国土は南北に長く、海、山、里と表情豊かな自然が広がっているため、

各地で地域に根差した多様な食材が用いられています。また、素材の味わいを

活かす調理技術・調理道具が発達しています。

(2)健康的な食生活を支える栄養バランス

一汁三菜を基本とする日本の食事スタイルは理想的な栄養バランスと言われています。

また、「うま味」を上手に使うことによって動物性油脂の少ない食生活を実現しており、

日本人の長寿や肥満防止に役立っています。

(3)自然の美しさや季節の移ろいの表現

食事の場で、自然の美しさや四季の移ろいを表現することも特徴のひとつです。

季節の花や葉などで料理を飾りつけたり、季節に合った調度品や器を利用したりして、季節感を楽しみます。

(4)正月などの年中行事との密接な関わり

日本の食文化は、年中行事と密接に関わって育まれてきました。自然の恵みである「食」を分け合い、

食の時間を共にすることで、家族や地域の絆を深めてきました。

 

お正月のおせち料理やお雑煮なども、お国の味があるものです。

皆さんのお住まいの地域は、どのような郷土料理や伝統料理がありますか?

 

SHIMADA

 

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次回open college は1/20に開催予定です。

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