カロリーゼロのドリンク? | ファッション専門学校の東京服飾専門学校

カロリーゼロのドリンク?

こんにちは、管理栄養士のSHIMADAです。

 

フードサービス業界でのレシピ開発やイベント企画、コラム執筆などを手掛けた後、

現在はクリニックにて年間1000人以上の栄養相談を担当。

本学園モデル科の栄養学講師として勤務しています。

 

沖縄ではいち早く梅雨明け宣言がされ、関東地方もまもなく夏本番!

気温もぐんぐん上がり、汗をたくさんかく季節ですね。

基本的に水分補給は「水」でOKですが、時には飲みたい甘い飲料や炭酸飲料。

 

市販されている飲料を見てみると「カロリーゼロ」「カロリー控えめ」「ノンシュガー」

「糖質カット」など様々な表示がされていますね。

その違いについて気になったことはありませんか?

 

 

どれも、一見身体に良さそうな雰囲気ですが、気をつけないと思っていたよりもカロリーや

糖質を摂りすぎてしまう場合があるのです…!

 

というのも、実際「カロリーゼロ」と書かれたものでもカロリーがある商品はいくらでもあります。

また「カロリー控えめ」のはずが、実は100kcal近くある商品もありますし、

「糖質カット」といっても、150kcalもカロリーがある商品もあります。

 

え!そんなぁ~?表示は嘘なの?!

と思うかもしれませんが、これらの表示は全て健康増進法や食品表示法などできちんと基準が定められています。

逆に考えれば国が定める基準を満たしていれば、実際0kcalではなくても「カロリーゼロ」と

表示しても良いということです。

例えば「飲料100ml中、5kcal未満であればカロリーゼロと表示して良い」ので、

ペットボトル1本(500ml)飲むと、「カロリーゼロ」と書いてあったとしても多くて2

0kcalとる場合もあるということです。

同様に「カロリー控えめ」「ノンシュガー」「糖質カット」についてもそれぞれ

基準があることを覚えておきましょう。(イラストを参考にしてみてくださいね☆)

 

 

飲料の場合はたいてい100mlあたりの栄養成分表示になっているので、

自分が飲む分量に換算して考えましょう。

500mlのペットボトルを1本全部飲む場合は、表示の5倍のカロリーや糖質をとることになるわけです。

2本3本と本数が増えれば、いくら「カロリーゼロ」や「ノンシュガー」であっても

当然カロリーや糖質は増えますよね。

パッと目につく目立つ表示だけでなく、商品ラベルの小さい文字までよ~く見てこそ賢い消費者✨

 

市販のドリンクも美味しいですが、モデル科の調理実習では、スパイスを煮出して作る手作り

コーラシロップを作ります。

シロップを炭酸水で割って飲むことで甘さの加減が調整可能♪

手作りならではのほのかな甘さと清涼感が楽しめます。

その上スパイスの薬効効果も期待できるスペシャルシロップです♪

その時の様子はまた今度報告しますね!

 

SHIMADA

 

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