モデル科「栄養学」SHIMADA先生の授業を一部ご紹介します
世の中には実に様々なサプリメント(=健康食品)がありますよね。
どれも、魅力的な宣伝文句で、これを摂ればより健康になれるんじゃないか?
美しくなれるんじゃないか?とついついあれもこれも気になってしまうのではないでしょうか。
身体づくりの基本は「毎日の食事」という大前提のもと、
サプリメントは摂っても摂らなくても良いですが、
もし摂るのなら効果的に選べたらいいですよね。
結局どのサプリメントを摂ればいいの?と迷ってしまうかもしれませんが、
そんなときこそ冷静に考えてみましょう。
人が生きていくためには酸素と水と5大栄養素が必要です。
5大栄養素とは、たんぱく質・脂質・炭水化物・ビタミン・ミネラルの5種類を指しますが、
まずは、これらが食事できちんと摂れているのか振り返りましょう。
サプリメントの中には、「機能性成分」といって不足しても命に別状はないものの、
健康のために役立つことが期待されている成分を抽出した商品も多数あります。
例えば、カテキンやケルセチンなどのポリフェノール、
アスタキサンチンやルテインなどのカロテノイド、
グルコサミンやイヌリンなどの多糖類、
乳酸菌などが機能性成分と呼ばれるものです。
CMなどでお馴染みの成分ですね。
ですが、5大栄養素が不足しているまま、これらの機能性成分を摂ってもあまり意味がありません。
目新しくて特殊な成分を選びたくなりがちですが、私達の身体を支えてくれているのは5大栄養素だからです。
優先順位としては「5大栄養素」⇒「機能性成分」となるわけです。
もし、何かひとつだけ最初におすすめするなら、「マルチビタミン・ミネラル」が良いでしょう。
食生活の偏りから栄養不足がある場合、特定の1種類ではなく複数の栄養素が足りていない可能性があるからです。
それに各栄養素をそれぞれ揃えて飲むと、コストも掛かりますし、摂取する粒の数が増え、それに伴い添加物の量も増えてしまいます。
添加物といえば、あるサプリメントをモデルに、1粒あたりの栄養成分と添加物の%を
計算する課題を授業中に行いました。
サプリメントは、粒を固めたり、またはカプセルの中の粉が固まらないようにサラサラにしたり、色やフレーバーをつけたりなど、栄養成分の他に様々な添加物が使われています。
計算してみると、1粒の中の90%以上が添加物という場合もあるんですよ!
表記されているg、㎎、μgなどの単位を揃え、1粒の重さと、1粒あたりの含有量から計算することができるので、購入する際は、パッケージの表示をよく確認してみてくださいね。
SHIMADA
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