「骨から美しく？」

モデル科「栄養学」SHIMADA先生の授業を一部ご紹介します

骨って見えないので、普段はあまり意識しないかもしれません。

身体を支えたり内臓を守るだけでなく、

血液を作る工場でもあり、カルシウムの貯蔵庫という役割もあるのですが、

美容の面においても一役買っているのをご存知でしょうか？

骨の強さを測る尺度に「骨密度」というのがあります。

骨密度は、骨の中にカルシウムやマグネシウム等のミネラルがどれくらい詰まっているかを数値化したものです。

骨密度が減ると骨折のリスクが高まりますが、さらに骨がギュッと小さくなる（萎縮する）ことにも繋がります。

そうすると、身長が縮んだり、周りの皮膚がたるんだり…。

ここまで読んで勘の良い方はお気づきかと思いますが、

そう！顔の土台である頭蓋骨も骨ですよね。

骨密度が減り頭蓋骨が萎縮することで、目の落ち込みやシワ、肌のたるみにも影響してくるというわけです…！

一般的に骨密度は20歳頃をピークに年齢を重ねるごとに減っていきます。

とはいえ、日頃の食生活によっては、20代30代でも70代と同じ骨密度の人もいます。

また、腰椎と顔の骨の骨密度を年代別に比較した場合、

腰椎よりも顔の頰骨のほうが骨密度の減少が早く進むというデータが2012年に発表されました。

つまり、若いからといって油断ならないのです。

骨密度を知る方法として、ドラッグストアなどで無料でセルフチェックできる店舗も増えてきました。

足の踵や手首に超音波をあてて測定する簡易的なものですが、測って今の状態を知っておいて損はありません✨

興味のある方は、調べてみてくださいね。

ハリのある美しい肌を保つために化粧水や美容液など日頃のお手入れは大切ですが、

骨密度を守る栄養素も忘れずに！

SHIMADA

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2022/12/18