プレス
株式会社テクストトレーディングカンパニー アトモス
大谷悠人さん
(ファッションビジネス科卒業生)
セレクトショップのプレスとして活躍中!
『アトモス』というスニーカーのセレクトショップを運営している、株式会社テクストトレーディングカンパニーでプレスをしています。普段は雑誌やWEBマガジンの担当者やスタイリストとの打ち合わせ、あとは社内の企画会議などに追われていることが多いですね。打ち合わせや会議で企画が決まると、スタイリストやカメラマンの手配をして、撮影に出かけて現場のディレクションを行なっています。
フリーのカメラマンとしての活動もしていたので、その時の経験がプレスの仕事にも役に立っています。
人と関わる仕事だけにネガティブにならないように
プレスという仕事は、色々な業種の人と関わることが多くて楽しいですね。ほかの職種のように明確な結果が数字に出る仕事ではないので難しいのですが、関わりのできた有名人が、SNSでうちの商品を紹介してくれたことで話題になったりすると、やりがいを感じます。
今は会社が成長している時期なので、人手が足りずに忙しい日々を送っていますが、前向きに取り組んでいます。気持ちが沈んでいるとカメラマンやスタイリストに会った際に、良い印象を与えられないですよね。それでは良い作品ができないですから。休みの日にはなるべく外に出て、常に何か新しい話題を作れるように心がけています。
内側だけでなく学校外にも人脈を広げた学生生活
tfacを選んだ理由は、体験入学に参加したことがきっかけでした。
先生や学生スタッフの雰囲気を見て「この学校、楽しそうだな」と思って入学を決めたんです。ファッション業界を目指す以上、友達が多い方がいいだろうと思ったので、在学中は積極的に友人を作り、『卒業制作ファッションショー』では学生リーダーをやらせていただきました。今でも学生時代に教わったことを思い出しながら社内のプレゼン用資料を作っています。
また、学校外でも友達作りを積極的にしていたので、カメラマンとしての活動時には、学校の内外のスタイリストやモデルの友達に声をかけて、作品撮りに協力してもらっていました。
いい意味で思いっきり遊んでほしい
ファッション業界を目指す人たちにアドバイスをするとしたら、いい意味で遊んでほしい、ということですね。僕は、遊びに出かけた先で生まれた人脈が、仕事に繋がったことも多いんです。どうしても年齢を重ねて家庭ができると、遊びに出かけることも難しくなってしまいますから、若いうちに人脈を広げておいた方がいいでしょう。
これからは海外から来るお客様が増え、ブランドの出店もグローバル化が進むと思いますから、英語の勉強はしておいた方が、自分の活動の幅が広げられると思いますよ。