以前にもこのブログでご報告しました、クラシックバレエ衣裳の企画・製作・コンサルティングを行っている、b.c.コスチューム様との産学合同授業の続報です。
前回の授業でいただきました、各グループごとに分かれて『美女と野獣』をテーマに製作したバレエ衣裳のデザイン画を、b.c.コスチューム社長の太田えりこ様に御講評をいただくという内容です。
作品に出てくる個性豊かな登場人物に加え、バレエには「踊るための衣裳」と「演じるための衣裳」があるということで、それぞれのグループが自由な発想でデザイン画を製作しました。
「この袖口のデザインは面白くて、作ってみたくなる」
「バレエの衣裳を作っていると、こういう発想のデザイン画は描けなかった」
などとお褒めの言葉をいただいたり、
「この部分は男性が女性をサポートするときに指が引っ掛かってしまうかも」
とバレエ衣裳ならではの問題点をご指摘いただき、学生たちにも聞き入っていました。
さらには、b.c.コスチューム様が製作した衣裳の画像を見せていただきながら、踊るために必要な軽さと見た目の重量感が両立できる素材を教えていただくグループも! 学生たちにとってはデザインだけでなく素材の知識まで、様々な意味で勉強になったようです。
b.c.コスチュームの太田社長、ありがとうございました!