先日開催された体験入学のゲストに、本校ファッションビジネス科の卒業生で、現在は株式会社TO&KOのエルカジョンで販売員&バイヤーとして勤務されている、山崎大地さんがいらっしゃいました。
山崎さんは販売のほか、バイヤーもやられているんですよね。
「エルカジョンでは、主にアメリカから仕入れた古着と、国内外のブランド古着を販売しています。そこで販売員とバイヤーをの仕事をしています。販売は接客や品出し、あとはSNSで商品を発信するのも仕事です。バイヤーとしての仕事は、会社の買い付けた古着を選んでお店に持ってくること。それからブランドの古着は、通常、お客様から買い取って販売することが多いと思うんですが、弊社はスタイリストさんやオーナーの知人などから買い取って販売をしているのも特徴ですね」
このお仕事をしていて「嬉しい」と思う瞬間は?
「自分の仕入れた商品を、お客様に買っていただけたときは嬉しいですね。古着の場合は価格設定も自分でするので、売れた時はやりがいも感じます。今年で3年目になるんですが、自分の顧客様がご来店して下さったときに、洋服以外の話もできたりする時が楽しいし、充実しているなと感じます」
仕事中、心がけていることは何ですか?
「若い方から大人の方まで色んな方がいらっしゃるので、全員に同じことを言うのではなく、一人一人にあった接客をするように心がけています。学生さんが多いですけど、土日は、お仕事がお休みの30代くらいの方もいらっしゃいますね」
お仕事での失敗談があれば教えてください。
「本当に最初の頃なんですけど、仕入れた商品のコンディションが悪かったことをお客様が気付かれて、それを指摘されたときはダメだなと思い、反省しましました。それからは1点1点注意して確認するようにしています」
tfacに入学を決めた理由はなんですか?
「先生と学生との距離感というのが決め手ですね。2年間で色んな先生にきちんと見て頂けるというのが良かったです。分からないことがない状態で卒業できたので、社会に出てから楽でした。また、卒業後も同級生や先輩後輩とずっと繋がりがあるのも、素晴らしいメリットなのではないかと思います」
学校で学んだことで、今も役立っていると感じることはなんですか?
「マテリアル(素材学)の授業は本当に役立ちましたね。生地によっての洗濯方法までお伝えできると購入に繋がることが多いので。あとは、マーケティングですね。流行を調べるのにとても役立っています。また、1年生のときにGAPのインターンに研修で行っていました。販売の練習や店頭の整理、お客様からは見えないバックヤードでの作業も経験させて頂いたのはいい経験になりましたね。研修が終わった後も、研修先とは別の店舗なんですがアルバイトをさせていただいていました」
最後にメッセージをお願いします。
「ファッション業界にはたくさんの職種があるので、学生のうちに好きなことややりたいことを見つけることが出来たらいいかなと思います。時間を大切にして、これからも頑張ってください」
山崎さん、ありがとうございました!