7月4日、モデル事務所の株式会社ボンイマージュ代表取締役・馬淵哲矢さんを迎えて、特別講演会が行なわれました。さらに、ファッションモデルの冨永愛さんもサプライズ・ゲストとして登場! 歓喜と絶叫に包まれた講演会の様子をレポートします。
「本日の講演会ゲストは、モデル事務所の株式会社ボンイマージュの馬淵哲夫さんです」。tfac生による司会進行で登場した馬淵さん。すると「もうひとり…連れてきちゃったんだよね」とニッコリ。続いて登場したのは、なんと! モデルの冨永愛さん!サプライズ・ゲストに、鳴りやまない拍手と大歓声のなか、生徒からの質問に答えていただくスタイルで講演会はスタート。
冨永愛さん:「朝昼はしっかり食べて、間食はナシ。あとお風呂上りに、裸のままで鏡の前に立っているかな。体の変化がわかるし、エクササイズのポイントもわかるので」
——デビューからトップモデルへと、のし上がったのはどんな努力があったんですか?冨永「基本的に負けず嫌いだったからかな。絶対に(海外のファッション業界の人たちを)見返すまで、辞めないって思ってましたね」
15年来、彼女を支え続けてきた馬淵さんは「(成功の理由は)すごい闘争心と物怖じしない性格じゃない?」と分析。
さらにお話は日本のハイファッションへ…。
冨永さん:「日本のファッションは、私たちがちゃんと育てていかなくちゃいけないと思うの。そうしないとハイファッションはこの先、なくなっちゃうかもしれない。たとえばイタリア版VOGUEとか、ちょっとわからない感じの怖さを秘めているような雑誌って、絶対に必要。『こういう写真撮りたいな』とか、そういう選択肢は絶対にあった方がいいと思うのね。私も予想できるものって、絶対に作りたくないから」
熱いファッション業界の話のあとは、冨永さんのプライベートや馬淵さんら事務所のみんなで遊びにいった話などなど、素の表情が垣間見れるトークが満載!
さらに、最後に馬淵さんからの提案で、急遽、会場の学生からの質問コーナーを開催。
——ショーで冨永さんを拝見したことがあるんですが、登場からすごいオーラを感じて…そのオーラってどうすれば出るんですか?
冨永さん:「オーラってみんなが持っているものだと思うの。パワーだったり、生き様だったり…。その人そのものだと思うんだよね。そのオーラの出し方は人それぞれだと思うけど。ランウェイを歩いてる時の私は、自分の持っているものを最大限に放出している感じ。『冨永愛という生き方』(宙出版)にも書いたけど、ドラゴンボールの“スーパーサイヤ人”状態かな(笑)。」
最後に「オーラを発してウォーキングをしてみたら」という馬淵さんのひと言で、冨永さんがファッションショーさながらのウォーキングを特別に披露するサービスも。
「また会おうね!」と会場を後にする冨永さんと馬淵さんにtfac生からさらに大きな歓声が上がり、講演会が終了しました。
※さらに詳しい当日の様子は、現在配布中の校内報「coeur Vol.9」に掲載。コチラもぜひチェックしてみてください。