衣装デザイナーになるには | ファッション専門学校の東京服飾専門学校

How to achieve Costume Designer.

お芝居や映画、アーティストのコンサート衣装を始め、アミューズメントパークやイベント会場などで使用する衣装をデザイン、または製作するお仕事となります。
一般的な商品としての衣服とは異なり、脚本家や監督、演出家、着用する役者などと打ち合わせをしながら具体的な形にし、小さめの工場のようなアトリエで一点一点を製作します。ミシンやアイロンなどの縫製技術や道具だけでなく、オートクチュールのような工芸技術や舞台美術の仕掛けのような工作技術などもあり、作ることに対して強い興味を生かせるお仕事です。
衣装製作者になるには

衣装デザイナーの仕事内容

衣裳デザイナーは、脚本家や監督、演出家の方からの依頼を受けて様々なコスチュームを考えて製作します。多くの場合は映画や舞台の製作会社、アミューズメントパークなどの衣装部に所属する職能技術者。または幅広く芸能業界の衣装を手がけるスタイリスト事務所やアトリエなどに勤めます。

衣装デザイナーのキャリアと平均年収

独立した個人のコスチュームアーティストとして活躍される方もいます。年収については、250〜350万くらいです。

衣装デザイナーへなるために進むべき進路

一般的には高校を卒業後に服飾縫製技術を学べる服飾学校で技術を習得します。
服飾学校では主にデザインや製図、縫製など幅広く身につけ、さらに手芸やクラフト、染色などについても知識と経験をもてると良いでしょう。
衣装製作の現場はデザインを考えるだけでなく、実際に縫製によって作る場合もありますのでしっかりとした製図知識や縫製技術を身につける必要があり、本校では3年専攻科への進学をして就職目指す学生が多いです。
さらに、衣装製作の求人については一般に募集をかけることはあまり有りません。学校宛の求人から就職活動時期に入社試験を受けますが、本校では研修制度によって現場のお手伝いをしながら卒業後の入社が決まる学生が多いです。

衣装デザイナーになるために役立つ経験

衣服を製作するための知識と技術はもちろん、素材やテクニックにおいては服飾以外の知識も必要になります。日頃からステージ衣装やショービジネスに関心をもち、服飾に限らず応用知識を増やす必要があるでしょう。
また衣装などはより近くで実物を見る機会や触れる機会を持つ事も大切です。

必要なスキル学べる学科コース

学生時代には、技術を身につけると同時に実際に多くの衣装や製作物に触れること、さらには製作に携わることが出来る機会を持つ事です。衣装などの特別な服には服飾以外のアイデアはもちろん、普段は使わない特殊な道具は、現場で経験するしかありません。そのような現場経験を提供してくれる学校、学部であることも重要です。

役立つ資格やオススメの資格

仕事では、まず製作する衣装をデザイン画として作成します。採用にあたっての面接や試験ではデザイン画の提出が求められることが多いようです。さらにそれまでに製作した作品を持参。またはポートフォーリオなどにまとめて、自己PRできる内容をたくさん用意しておくことが大切です。 一般企業とはことなり、高度な服飾技術を必要とする職種のため一般的な求人は行なわれていません。服飾学校などの限られた学校に向けてのみ求人が出される場合が多くあります。