モデル科「栄養学」SHIMADA先生の授業を一部ご紹介します
ビタミンB群はエネルギーを産生する炭水化物・たんぱく質・脂質の代謝をサポートする栄養素です。
ここまでは、高校までで習った栄養学ですね。
専門的に勉強するなら、それぞれの働きについてもう一歩踏み込んでみて欲しい👍
前回、葉酸はビタミンB群の一種で造血作用があり、細胞の増殖や発育に関与するため、特に貧血になりやすい女性や妊娠を控えている女性に不可欠なビタミンですよと紹介しました。
ですが、女性に限らず男性も、また年齢に関わらずどのライフステージにおいても葉酸はとても大切な働きをしています。
そのひとつが血液中のホモシステイン値を下げる作用。
ホモシステインというのは、たんぱく質の代謝の過程でうまれるアミノ酸のひとつです。
肉や卵などたんぱく質が多い食品をとった際、一度アミノ酸という成分にまでバラバラに分解され、それが人の遺伝子情報により何段階も形を変えて、必要な細胞へと作り替えられています。
肉や卵が急に人の体に変わるわけではないんですね。
そこには様々な分解酵素や代謝酵素が関わっているわけです。
葉酸はホモシステインをメチオニンというアミノ酸に変えるビタミンで、不足するとメチオニンが作られずどんどん血液中にホモシステインが溜まってしまいます。
血液中のホモシステインが増加すると、血管の柔軟性が失われ、脳卒中や心血管疾患、認知症など様々な病気を引き起こす原因になってしまうことが報告されています。
つまり、代謝を促しホモシステイン値を下げる葉酸は、寝たきりや命に関わる重篤な病気にならないために、とても大切ということです✨
葉酸の他、ビタミンB6、ビタミンB12も同様にホモシステインを下げる作用があるので、不足しないようにしていきたいですね!
SHIMADA
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次回open college は11/20に開催予定です。
詳しくは下記よりご確認ください。
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