こんにちは、管理栄養士のSHIMADAです。
フードサービス業界でのレシピ開発やイベント企画、コラム執筆などを手掛けた後、現在はクリニックにて年間1000人以上の栄養相談を担当。
本学園モデル科の栄養学講師として勤務しています。
後期の授業がスタートしました!
各ライフステージに合わせた栄養管理について勉強しますよ✨️
20代、30代、40代、50代、60代、70代、80代…
平均寿命もどんどん伸びて、今や「人生100年時代」と言われるようになりました。
歳を重ねるごとに体も少しずつ変化して、若い頃には感じなかった悩みも出てくるようになるかもしれません。
体の不調は労働生産性の低下に直結します。
仕事で思った通りのパフォーマンスを発揮するためには、体が資本であり、日々の食事管理は欠かせません!
それぞれのライフステージにおいてどのようなライフイベントが待ち受けているのか?
その時の体の状態は?
想像を巡らせて対策をしておくと安心ですよね。
さて、20代の健康課題としては、どのようなことが挙げられるでしょうか?
最も特徴的なのが「朝食欠食」です。
国人健康栄養調査のグラフを見ても、男女共に20代の欠食率が最も高くなっているのがわかります。
20代の男性の3人に1人、女性の4人に1人が、欠食習慣があるようです。
高校を卒業して、親元を離れて一人暮らしになった…
進学して今までよりも遠くの学校に通うため朝早くから準備しなければならない…
就職したばかりで仕事でいっぱいいっぱい。食事のことまで気がまわらない…
環境の変化をはじめ、様々な理由がありそうです。
しかしながら、朝食には血圧やホルモンバランス、自律神経などを整える役割があり、
欠食すると栄養をとるチャンスを失うばかりか生体リズムも乱れてしまうのです。
その他、不規則な食生活・遅い時間の夕食・貧血などなど、20代が陥りがちな課題について、
どう回避してどのように改善していくのか?を栄養と食事の切り口から考えていきましょう。
ヘルスリテラシーを高めて自分自身のパフォーマンスを上手にコントロールできるようになりましょうね✨️
SHIMADA