DIESEL 玉川高島屋S・C 店舗スタッフ 六車 健さん | ファッション専門学校の東京服飾専門学校

DIESEL 玉川高島屋S・C 店舗スタッフ 六車 健さん

2014年度のtfac卒業生で、現在はDIESELに勤務している六車 健さんがご来校され、デザイナーやショップ店員を目指す学生たちにお話をしてくださいました。

 

IMG_0055

 

Q:今のお仕事内容を教えてください。

「VMDアシスタントとMDと販売をやっています。

MDの仕事は商品の在庫調整や、リサーチなど。全国的に売れているのに、なぜか自店では売れていない物を、どうやって売り上げに繋げるかを、スタッフ全員で販売戦略を練っています。 VMDは3人体制でやっているんですけど、ヘッド(上司)の指示でカセットと呼ぶラックを作ったり、マネキンに着せるコーデを自分で組んだりしてます」

 

Q:やりがいはどんなことですか?

「たとえばこのジャケットを売りたいなって思ったとき…組み合わせるのは、デニムシャツなのか、チェックシャツなのか、もしくはプレーンなシャツなのか。それを自分で考えて、セットした組み合わせが1番の売り上げを取れたときは、やりがいを感じますね」

 

IMG_0057

 

Q:DIESELの魅力は何ですか?

「いろんなことに挑戦させてもらえるところです。

入ったばかりのころ、店長に「将来何をやりたいか」と聞かれて「プレスをやりたいです」って答えたら「3年でそこにいけるようにしよう」って店長が全部プランを立ててくれて。まずは、メンズのMDからやってみようか? ってなったんです。 それで、実際にMDをやりながら「次はVMDもやってみたい」って言ったら「やろうか!」って言ってくれて。懐が広いですよね。

それと、店舗スタッフをオシャレにしたいなって思って、店長に言ったら「プレゼンしてみて」って言われたんです。流行とか店の特色も考えながら自分なりに提案したら「皆に着せよう」って言ってくれたこともありましたし。 自分から発信すれば、その通りになったりするので、面白い職場だと思いますよ。反対されたらやり合うこともできる。そういうところが、海外のブランドらしさなのかもしれないですね」

 

Q:DIESELの店舗で働く上で大事なことってなんですか?

「やっぱりどんどん発言していくことかな。

自分が今どう思っているのか、どうしていきたいのかっていうことを言うのは大事。言わないと何も始まらないので。

あと会話をする時に、その土地柄の話題は大事になってきます。 僕はいま、髙島屋の中にある店舗で働いてるんですけど、最近オープンしたお店のシューズを履いているお客さんがいたら「それ○○(ブランド名)ですよね? もう行きました? 絶対行った方がいいですよ!」って他のブランドのことも話します。そこから相手の好みがわかったり、「この人わかってるな!」って信用してもらえたりもするし。だからホントに会話力って、大事ですよね」

 

IMG_0200

 

このほかにも、面接時のエピソードや社会人になってからの生活事情など、公私に渡ってたくさんのお話を聞かせてくださいました。 六車さん、本当にありがとうございました!