先日、株式会社高島屋 人事部の岡田ひかり様がご来校され、
販売職への就職を目指す2年生を対象にした会社説明会が行われました。
会社説明会後、学生からの質問にも快くお答え下さいました。
Q:販売職において、心得ていた方が良いことはなんですか?
「お客様の本当にほしいものを察知することです。お客様の中には、自分がほしい物を上手く販売員に伝えられない方もいらっしゃいます。例えば、お客様に『黒のシャツとピンクのシャツ、どちらがよろしいですか?』と商品をお見せしたときに、本当はピンクに挑戦したいけれど勇気が出なくて、無難な黒を選んだとします。販売員は、黒を選んだときのお客様の話し方や表情をよく読み取り、『このお客様はピンクが本当は着たいけれど、言い出せないのではないだろうか』と推測して、もう一度お話を聞くといいと思います。そうすることで、納得のいくお買い物をお客様にしていただけると思います。
Q:面接でのポイントはなんですか?
「当社での仕事の基礎は、あくまで接客販売ですので、お客様を前にして、明るく丁寧な接客販売ができるかという点を重要視しております。面接の際は、その点を意識して元気よくハキハキとお話いただくと良いかと思います。また、学生時代にどうやって周りの人と関わっていたかについてお話いただくと、人物像や人となりを見せることができると思います。」
説明会後、岡田様にお話をお伺いしました。
Q:御社が専門・短大生を採用しようという動きになったきっかけを教えてください。
「今後の企業経営において少子高齢化により、生産人口の減少が大きな課題となっている中で、多様化する就労ニーズへの対応の一つとして、勤務地と職種を限定した『限定正社員』という雇用形態を新しく作りました。より、幅広い学生の方に当社で活躍していただきたいという目的で、専門・短大生の方の募集をかけさせていただいております。」
Q:専門学生の“強み”は何でしょうか?
「ファッションなど、入社後に生かせる事を多く勉強されていると思うので、当社にご入社いただいた場合は、即戦力として活躍いただけることかと思います。また、一つの事を長く勉強し、製作などに生かす力は、どこの企業でも通用する力かと思います。」
Q:岡田様がこの業界に就職を決めた理由はなんだったんでしょうか?
「もともと百貨店業界に絞っていたわけではありません。色々な業界を見ながら、就職活動をしていくなかで、髙島屋の先輩社員と話す機会がありました。そのときに『髙島屋はやりたいことをいつかは必ず叶えてくれる会社だ』という話を聞き、自分の将来の婦人服に関わるという仕事のヴィジョンが思い浮かべられたのが決め手となりました。」
お忙しいなか、たくさんのお話を聞かせてくださいました。
岡田様、本当にありがとうございました!